まだまだ様々な見所が満載のNOASエリア。地元だからこそ気軽にフラっと訪れることが出来るプチ名所を紹介していきます。
今年最後となるジモプチ。場所は前回に引き続き宇佐市院内にある鳥居橋です。
※ライターは新型コロナウィルス感染症予防に配慮した上で取材しています。
※ソーシャルディスタンスを保ち、感染リスクに配慮しながらお出かけください。
アクセス
前回訪れた小坂不動尊に行く途中にある今回の目的地の鳥居橋。院内は「日本一の石橋のまち」として有名な地でもあります。鳥居橋もその石橋のひとつ。
宇佐市四日市から国道387号線を院内方向へ進んで行くと案内板が左手に見えてくるので左折します。左折後、橋を渡りきったところで左手に駐車場があります。
通称「石橋の貴婦人」
駐車場に来る際に先程渡ったのは新鳥居橋。写真のこちらが県指定有形文化財にも指定されている鳥居橋です。
説明板によると、大正5年に造られ、昭和26年に242戸もの家屋を崩壊させた台風や洪水にも耐え抜いた設計と強度の確かさを感じさせてくれる橋なんだとか。
そしてこの鳥居橋の別名は「石橋の貴婦人」。ライターも耳にしたことはありましたが、見てなるほど納得。橋の足元がまるでハイヒールを履いた貴婦人のように細い!!
行ってみよう
反対側から下に降りられそうなので反対側へ向かいます。
実はこの鳥居橋。渡れるんです。しかも車まで今も渡っている超現役の石橋なんです。
大正の時代から令和の今も変わらず強固に端から端へ私たちを繋いでくれるなんてすごいですね。初めの一歩が緊張します。
景色も◎
橋の上からは美しい水の流れを見ることもできます。癒される…。綺麗な水の流れは何故か見ていると心が浄化されますよね。
今年溜まった心の澱(おり)までもスッキリ洗い流されるようです。
下から
橋を渡りきると下へ降りられる階段があるのでそこから橋の足元へ。
下から見てみると、よりこの石橋の華奢な姿が分かりますね。足元もそうなんですが、注目していただきたいのが橋上部。
アーチの1番上のところからの厚みが通常の橋よりも薄いんですよ。全体的にこんなに華奢なのに車が通れるってすごくないですか?
人間で言うと39kgの女性が60kgくらいの男性を軽々と肩車できる、某90年代有名人気漫画に出てくる、と○ろ兄弟スタイルでしょうか…。もはや自分で貴婦人の話なのか超人の話なのかわからなくなってきました。…が!匠の技はそれだけすごいということですね。
生えてる
アーチの下をくぐると草が生えていました。
歴史も感じますが、生きてる!って感じがしますね。
たかが、そしてされど
こちらは貴婦人の足元。ハイヒールのような足がしっかりと地についています。この幅の細さ!これだけで感嘆してしまいますね。
そして、鳥居橋全体を見てみると微妙いアーチの大きさが違ったりと、素人目にも職人の妙技を感じることができました。たかが石橋。されど石橋。奥が深いです。
もうひとつ名所が?
駐車場へ戻り、ふと道の反対側へ目をやると、説明板らしきものを発見!
これはもうひとつ名所があるのか?!と思って見てみると、かつての烽火(のろし)台跡がある、とのことです。早速説明板の裏手にあるそれらしき場所に行って見ましたが、記念碑らしいもの以外は何もなし…。
気になって調べてみると、この説明板に書かれている烽火台跡は現在の大蔵山(おおぞうさん)の頂上にあることが判明。異国の船に備えた連絡用の烽火台3つのうちのひとつで保存状態も良いものだとか。中津まで見えるように規模も大きなもののようです。確かによくよく説明板を見てみると、所在地が「院内町北山」になっています。(ここ鳥居橋は「院内町香下」)
また余談とはなりますが、説明板で「のろし」の字が「烽火」となっていますよね?しかし、現地の案内板ではそのまま「ほうか」や「とぶひ」になっている模様です。
残念ながらこの場所では見られないようですが、興味深いですね。ちなみに大蔵山は標高534mとのことです。険しい…。何故ここにこの説明板があるのかはよく分かりませんでしたが、いつか行ってみたいですね。
今年最後のジモプチはここまで。いかがでしたでしょうか。また来年もNOASエリアの様々な名所をご紹介していきたいと思います。みなさま、良いお年を!また来年元気にお会いしましょう。
あなたが知っている地元のプチトリップスポットを募集しています。件名に「プチトリップ」と入れてyosaroh.zimosh@gmail.comまで詳細をお寄せください。
店舗名 | 鳥居橋 |
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住所 | 〒872-0311 大分県宇佐市院内町香下 |
内容は2024年04月15日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
Yosaroh
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