まだまだ様々な見所が満載のNOASエリア。地元だからこそ気軽にフラっと訪れることが出来るプチ名所を紹介していきます。

みなさま、「ため池百選」というものをご存知でしょうか。ため池百選は農林水産省によって選定されており、その名の通り全国で100箇所存在します。そして大分県ではただ1箇所…。実はその1箇所が中津市にあるんです！

※ライターは新型コロナウィルス感染症予防に配慮した上で取材しています。

※ソーシャルディスタンスを保ち、感染リスクに配慮しながらお出かけください。

何やら発見

中津バイパス上の中津カントリークラブ入り口の交差点近く…。ドライブ中に助手席に乗ってたりすると、ふと目に飛び込んで来る看板。見たことがある人も多いのではないでしょうか。

よく見えないけど何かありそうな気配がしますね。

こんなところに！！

中津カントリークラブ入り口の交差点をカントリークラブの方へ曲がってすぐ右手、つまりバイパスの真横に道が！！

まさかこんな場所に道があるとは…。行ってみましょう！

看板の場所へ

どうやらこの道は農道となっている模様です。少し進んでいくとすぐに先程の看板につながるあぜ道が見えてきました。

看板

こちらが件の看板。そしてこの場所は全国で100箇所しか選ばれていないため池百選のひとつに選ばれている「野依（のより）新池」です。

看板にも書かれている通り、絶滅危惧種になっている数種類のトンボが住んでいるそう。その中でもベッコウトンボが群れで住んでいるため池は少なく、この池はその貴重な池のひとつなんです。

まさかこんなすごい場所がNOASエリアにあったとは！本来のトンボのシーズンは4〜5月だったようです。

※絶滅危惧種のトンボの採取は法律で禁じられています。

あぜ道

看板を通りすぎて、溜池を目指します…ん？…目指すどころか目の前がもうため池でした。

池の周りはこのように少し歩けるようになっているので少し歩いて行ってみましょう。

おおー！

池を囲む草木が少し途切れたところから、ため池を拝見…

おおー！！

蓮の葉が美しく壮大な景色！まるで別世界にも感じられますね。

違う顔も

また、違う場所から池を見てみると、こんな景色もありました。

先程の蓮の景色とはまた違いますが、こちらはこちらで美しいですよね。生き物の息吹が感じられます。

！

貴重なため池も拝むことができたし、さぁ帰ろう、と思ったその時！！

ト…トンボ様！！

しかも細い糸とんぼのようなトンボ様や青っぽい色をしたトンボ様など、シーズンほどではないのでしょうが、チラチラいらっしゃる！！正直、ライターには何トンボ様なのかは分かりませんでしたが、この場所でこのタイミングでトンボを見られたことに大満足でした。

この素晴らしい場所が永遠に続くように守ってくださっているボランテイアの方々と地域の方々に感謝ですね。