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ジモプチトリップvol.32 御堂の後ろは不思議空間 穴井戸観音【豊後高田市】

公開日:2020年01月16日 (更新日:2024年04月17日)

ライター:Yosaroh

まだまだ様々な見所が満載のNOASエリア。地元だからこそ気軽にフラっと訪れることが出来るプチ名所を紹介していきます。

2週にも渡り、まだ目的の名所へ辿り着けなかったライター。今週はやっとその名所へ辿り着くことが出来ました!

発見!

先週立ち寄った二の宮八幡社。こちらを後にしてすぐに目的地への案内板を発見!

そう。今回の目的地はご覧の通り、穴井戸観音という場所。

こちらの案内板の後ろは空き地になっていますが、私有地の為、駐車禁止になっていたのでご注意を。

遊歩道

こちらの道が案内板にある遊歩道ですね。右手に見える建物はこちらの地区のコミュニティーセンターのようです。

こちらの道を徒歩でひたすらまっすぐ進みます。

コミュニティーセンターを過ぎ、少し歩くと山道に入って行きます。

山道に入る前に最後の民家が左手にあるのですが、民家を通り過ぎる時にふと道端に目をやると…杖が!

足腰が不安な方は是非お借りしましょう。

朝日・夕日観音との距離

先々週にお送りした朝日・夕日観音。

穴井戸観音への道の途中にある脇道に「朝日・夕日観音」と書かれた案内板が。

観光協会の方から、こちらの穴井戸観音とは距離が結構離れている、と聞いてはいましたが…。

写真の遠くに見えるハート形の山。あれが朝日・夕日観音の場所です。確かに遠い…。

実はサイクリングコースがこの道らしいのですが、なかなか険しい旅路になりそうですね。

真っ直ぐ

穴井戸観音への道はひたすら真っ直ぐです。

ちょっと寂しいような景色ですがご心配なく。

選べる2通りの道

さて。2手に分かれた道に着きました。

あれ?と思ったのですが、ちょうど分かれ道にある石に地図が。

どうやら左は階段、右は坂道となっており、どちらも行き着く先は同じようです。

楽をしたいライターは迷わず坂道を選びます。

地面

山道に入るところもそうだったのですが、こちらの坂道、滑りにくいようにか地面がデコボコに加工されています。

結構勾配が強いので、訪れる際にはヒールや滑りやすい靴は避けてスニーカーをオススメします。

見えてきた

坂道を上がって行き、カーブを曲がった所で見えてきました。

距離的には坂の麓から意外と近いように感じます。

到着

階段を上りきった所で到着!

一見何の変哲もない御堂…?

それが違うんですよ…。御堂でまずお参りしてから、御堂脇を除いてみましょう…。

穴が

御堂脇を除くと…ほら!穴が‼︎

ライターが3週目にして辿り着いたこの名所、穴井戸観音は奥行30m、幅20mもの洞窟になっており、更に右奥にある横穴は30kmも離れた豊後高田の市街地へ続いているという…。

なんだかワクワクしませんか?

入り口にある説明書きに
「どうぞ怖がらずに奥にお進みください。」
の文が。引き続き、
「何かがあなたをお待ちしております。」

何かって何⁈

奥へ

なんとこちらの名所は奥に鎮座する穴井戸観音をお参りする方の為に電気を通してくれています。

電源のオンオフはセルフなので、自分で明かりをつけて…奥へ!

奥には沢山の石仏が。迫力と静けさがすごい…。

1番奥の観音さま

1番奥にいるのが穴井戸観音さまです。

こちらの洞窟(穴井戸)は絶えず水が滴り落ちているそうで、この水を頭につけると知恵がつき、目につけると視力が回復し、飲むと子宝に恵まれる、という言い伝えがあり、「仁聞の隠れ水」と呼ばれているそう。

仁聞(にんもん)…前にも登場しましたね。国東に28もの寺を開いた伝説的な僧侶…そんな人物の隠れ水‼︎御利益がありそうです。

滴ってる

観音さまの足元を見ると滴った水が溜まっています。

観音さまの横に柄杓やコップが置いてあるのでライターも取り敢えず頭や目に隠れ水を。

ふと目を右下にやると…ヒッ‼︎
「コウモリ」と書かれた板が。もしや入り口に書いてあった私たちを待っている「何か」はこの事だったのでしょうか…。

残念ながら(幸いにも)、コウモリはこの日は留守のようでした。もしくはライターの超鈍感力が発動して気付かなかっただけかもしれませんので、ご興味のある方は訪れた際に天井に注目してみて下さい。

嘘をつくと…

洞窟を出て、忘れずに電気を消したら注目すべきポイントがもうひとつ!

御堂の横にあるこちらの岩。この岩の下は階段になっているので通ることが出来るのですが…

嘘つきは岩がグラグラして怖い思いをするのだとか!

よし

ライターもチャレンジ。

結果は…セーフ‼︎

穴井戸観音さま認定公式正直者ライターということで‼︎

いかがでしたでしょうか。あまりエリア内でも類をみない不思議空間だったのではないかと思います。

こちらの観音さま、人寂しい場所なので、是非安全面でも1人ではなく、誰かとご一緒に訪れることをオススメします。足元にも気をつけてくださいね。

あなたが知っている地元のプチトリップスポットを募集しています。件名に「プチトリップ」と入れてyosaroh.zimosh@gmail.comまで詳細をお送りください。

内容は2024年04月17日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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