まだまだ様々な見所が満載のNOASエリア。地元だからこそ気軽にフラっと訪れることが出来るプチ名所を紹介していきます。
今回訪れたのは宇佐市の小坂地区。何やら大迫力の「ある像」が拝観できると聞いて行ってきました。
※ライターは新型コロナウィルス感染症予防に配慮した上で取材しています。
※ソーシャルディスタンスを保ち、感染リスクに配慮しながらお出かけください。
アクセス
宇佐市四日市方向から国道387号線を宇佐市院内方面へ進んで行き、左手に鳥居橋のある交差点を左折します。この交差点には小坂(おさか)不動尊の案内板もあるので分かりやすいかと思います。
左折後、道なりにしばらく進むと左手に小坂不動尊の入り口兼駐車場が見つかります。
心配な方はgoogleナビがオススメですが、ナビに従って行くと鳥居橋を曲がってから目的地の途中までしか案内してくれないので、案内が切れたらそのまま道なりに進むと到着できますよ。
行ってみよう!
駐車場からすぐに立派な入り口が見られます。
ここで見られる説明板には48mの像と書かれていますね。すぐには辿り着けなさそうな空気がプンプンしますが、張り切って行ってみましょう!
意外と…
道は2人分くらいの幅ですが、今までの行き先を考えると、こちらは道も整備されていて歩きやすいですね。
ただ、道の横はなかなかの傾斜(もはや崖)になっているので注意しながら進みます。
2つ目の入り口?
5分ほど歩いたところで2つ目の入り口らしきものを発見しました。
もうひとつの
ふと振り返ってみると、来た道の他にもうひとつの道が…。
しかも奥には駐車できそうなスペースも見えます。
もうひとつのルート
後でチェックしてみると、最初に駐車した場所に駐車せずに真っ直ぐ道なりに進むと写真のような案内板が。
こちらの案内板に沿って進むと先程の別ルートに出られる駐車場にたどり着くことができます。
正直、こちらの方が近いし安全なので、お子様連れの方は迷わずこちらのルートを選択することをオススメします。
時を戻そう
さて。先程の第2の入り口から歩くことわずか2分。それらしきものが見えてきました。
思ったより近くてホッとしました。アクセスは良好です。
見えた
御堂が見えました。整備されていてとても綺麗ですね。
すごい景観
拝観する前から感じるこの迫力はこの景観のせいもあるのかもしれません。
写真でさえ伝えきれない迫力。なんとこの御堂、崖をぐりん、とくり抜いたような場所に建てられているんです。御堂がスッポリ崖に入っているような感じです。
いざ
参拝時にはセルフで開閉するシステムのようなので、恐る恐る扉を開けてみると…
大迫力の不動明王が!
延命の仏様ということで、まずは世界の健康を祈りました。
それからゆっくりと拝見させていただくことに。
ロープ?
目測スキルが脆弱なライターですが、48mには見えないような…。後で調べてみると、4.8mでした。そりゃそうですよね。
説明板によると石を基盤として粘土を重ねて造られているそう。鎌倉時代の作とも言われているらしいのですが、今までに3度修復した折に紙を貼ったり着色をした跡が見られるため、原形を損ねてるとの記述も見られました。しかし、通常の不動明王の表情と違う点や、県内でも珍しい粘土を使用した巨像という点では一見の価値あり、なのではないでしょうか。
横から姿を見てみると、片手に剣、もう一方にロープが!なぜにロープ?!と思ったら、こちらは羂索(けんさく)という不動明王が持つ密教道具なんだそうですよ。
半鐘
御堂から出ると傍に半鐘が。
この時は気づかなかったのですが、どうやら御堂の中に竹筒に入ったおみくじがあって、出た数字で占いが出来るのだそうです。数字の占い結果は額に入れられているんだとか。そして、出た数だけ半鐘を鳴らしてからお参りするのが正式な参拝方法だった模様。
こんな興味深いことを見逃していたとは…次回訪れた際は必ず…。
あなたが知っている地元のプチトリップスポットを募集しています。件名に「プチトリップ」と入れてyosaroh.zimosh@gmail.comまで詳細をお寄せください。
店舗名 | 小坂(おさか)不動尊 |
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住所 | 〒872-0316 大分県宇佐市院内町小坂 |
内容は2024年04月15日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
Yosaroh
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