まだまだ様々な見所が満載のNOASエリア。地元だからこそ気軽にフラっと訪れることが出来るプチ名所を紹介していきます。
自粛明け最初の今回、ライターが訪れたのは国指定史跡重要文化財としても名高い熊野磨崖仏。
訪れた人が口を揃えたように「一度は登ってよかった」と言うその場所はどんな場所なのでしょうか。
そして、豊前市の求菩提山の鬼の石段と似た伝承を持つこの場所。今回も石段の数を数えてきました!一体結果はどうなのでしょうか。
※ライターは新型コロナウィルス感染症予防に配慮した上で取材しています。
※ソーシャルディスタンスを保ち、感染リスクに配慮しながらお出かけください。
アクセス
ナビを熊野磨崖仏にセットし、いざ出発!
歴史のある史跡なので大体のナビですぐにセッティングできると思います。
国道10号線を中津から豊後高田市の方向へひたすら真っ直ぐ進み、県道655号線を左折し、しばらく進んでいくと右手に「熊野磨崖仏」の案内板を見つけることができます。
案内板に導かれるままに
進むと、駐車場らしきスペースが。
実は熊野磨崖仏にはトイレがないので、こちらが最後のトイレ休憩スペースになります。
こちらの駐車場も利用可能ですが、最寄りの上の駐車場を目指します。こちらの道の突き当たりを道なりへ右へ進みます。
磨崖仏隣の駐車場へ
右へ曲がるとこんな感じ。
少し狭いので注意して進みましょう。
写真の回転ランプが点灯している時は最寄りの駐車場は満車なので、先ほどのトイレのある駐車場へ停めて歩きましょう。
こちらの道の上が駐車場なのでトイレの所の駐車場からも結構近いのでご安心くださいね。
上の駐車場
磨崖仏隣に位置する上の駐車場は広々としており、大体10台ほど駐車できるようです。磨崖仏お隣の胎蔵寺の駐車場と併用されています。
案内所へ
駐車場の入り口にある案内所。磨崖仏の拝観は有料なので、駐車したらこちらへ寄って拝観料を支払います。
拝観料は小人(小・中学生)が¥150(税込)、大人が¥300(税込)です。この金額だけでも安い感じがしますが、30名以上からはもっとお得な団体割引もあるようですよ。
お忘れなく
忘れてはならないのがこちらの無料貸出の杖。
案内所のお姉様曰く、
「下りて来た時に足がガタガタになってらっしゃる方も結構いらっしゃるから、杖を持っていく方がおすすめですよ。」
とのお話が…。過去のこの連載で幾度も足がガタガタになった経験のあるライターは迷うことなく借りて行く事を決意しました。
また、お姉様のお話では、健脚の方であれば往復30分ほど、ということです。
この自粛中に御多分に漏れず、おうちトレーニングに勤しんで体力レベルは多少上がったつもりではあるものの、案内所の
「健康に不安のある方、体調の悪い方、心臓に持病のある方のご参拝はご遠慮お願い致します。」
の注意書きに恐れるライター…。
果たしてライターは無事に帰還できるのでしょうか。
いざ!
気を取り直していざ磨崖仏へ!
入り口から見える階段は整備されていて上りやすそうです。鬼の石段はもっと先のようですね。
筋トレ?
上りやすそうと思っていた階段ですが、一歩一段で上ると、ちょうど筋トレのランジの姿勢になってなかなかの運動量です。
この日は磨崖仏登頂に備えて朝の筋トレはしていなかったので丁度いいなぁ…なんて脳内が自粛をきっかけに筋肉になりかけているライター…。
おそらく、足がガクガクなる方がいるのはこの階段が効いているのでしょうね。
休憩所へ
しばし階段を上っていくと、休憩所が。
しかも写真左の道は階段ではない!束の間の休息に幸せな気分になるライター。
しかし…ここでライターは急速に重大なミスを犯していることに気付くのです…。
…杖を借りるのを忘れてしまった…。
軽く絶望感がありますが、引き返すのも地獄なので、腹を決めて先へ進むことに。
仏さま、ライターを無事に麓へお返しください…。
自粛明け、つまり2ヶ月ぶりの取材ともなればこんな事もあるのです…。みなさま、どうかライターの二の舞を演じませんようにお気をつけください…。
気を取り直して
気を取り直して進んで行くと鳥居を発見!
鳥居の向こうには!!
鬼の石段が!!
よし。カウントしていきましょう!
手すり
鬼の石段はランダムに積まれたようになっているので、整備された階段と違ってカウントがしにくい、という特徴があります。
しかし、若干の誤差はでようともさほど大きくはないはず…。
そして整備された手すりが付いているのが安全面でも嬉しいですね。しかも、定期的にお掃除されているのか、すごく綺麗な手すりです。
あれ?
覚悟を決め、鬼の石段を上り続けていると214歩のところで脇道へ逸れる整備された階段を発見。
階段の先を見ると…
ま…磨崖仏!!
あっという間にメインの熊野磨崖仏へ到着してしまいました。
大きい
こちらは不動明王。
下の方に通路になる階段が作られているので、結構近くで見ることができます。
如来像
こちらは不動明王像の隣にある磨崖仏、大日如来像です。
パンフレットによると、この大日如来の頭部背面の上部に、かつて修験道霊場であったことを示す「種子曼荼羅(しゅじまんだら)」が陰刻されているそう。
目を凝らしてよく見てみましたが、陰刻されていることもあってか、よく分かりませんでした。残念…。
鬼の石段に戻って
磨崖仏を堪能した後は、まだ上へ続く鬼の石段に戻ってカウントを再開します。
さて。ここから一体どのくらいで頂上へ着くのでしょうか。
そして石段は一体何段なのでしょうか。
頂上へ
歩数は300歩。
頂上へ到着しました。そこにはお宮が。
鬼の石段の伝承は990段だったのでは?!と思ったのですが、どうやらライターの勘違いでこちらの伝承は99段だったようです。
201段もの大誤差を生んでしまったライター…。残念です。みなさまも訪れた際には是非カウントしてみてください。
120円
お宮に近づくと、蝋燭とお線香が購入できるようになっていました。
お参り
せっかくなのでライターもお参りさせてもらいました。
この先は裏手にお地蔵さまがいた以外は何も無かったので麓へ戻って案内所のお姉様にもう少しお話を聞くことに。
階段が300段だったことを報告すると、99というのは多いとか長い、という意味合いがあるのだそう。なるほど!
下りの道中、1人で上っているご婦人もいらっしゃったのですが、年配の方以外にもこの熊野磨崖仏は若い方も1人で上りに来る方が多いんだそう。
1番若い参拝者は一体何歳なのか気になって聞いてみると…なんと乳幼児なんだそうです。
案内所では抱っこ紐推奨のようですが、親御さんがそのままひょいっと抱っこして上っていく強者もいらっしゃるとか…。スゴイ…。
そして、ライターも足がガクガクすることなく往復30分ほどで無事に帰還しました。少し運動をしている人は楽に上れるようです。
熊野磨崖仏では沢蟹がいたり、緑溢れる自然を堪能できました…が!それ故に階段下部の方は今の時期は蚊なども多くいました。
参拝予定の方はズボン、スニーカー、虫刺され防止に長袖の羽織り姿でお出かけする事をおすすめします。
あなたが知っている地元のプチトリップスポットを募集しています。件名に「プチトリップ」と入れてyosaroh.zimosh@gmail.comまで詳細をお送りください。
店舗名 | 熊野磨崖仏 |
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住所 | 〒879-0853 大分県豊後高田市田染平野2546-3 |
電話番号 | 0978-26-2070 |
営業時間 | 4月〜10月 8:00〜17:00、11月〜3月 8:00〜16:30 |
内容は2024年04月16日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
Yosaroh
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