まだまだ様々な見所が満載のNOASエリア。地元だからこそ気軽にフラっと訪れることが出来るプチ名所を紹介していきます。
今回は宇佐市安心院山蔵エリアからお届けします。
霊山 米神山を目指そう
安心院にある米神山。佐田京石やストーンサークルでも有名な霊山です。佐田京石がある県道658号線から米神山に沿って県道716号線へ向かいます。
更に山に沿う様に進んで行くと左手に仁王像が見えてきます。
2体の仁王像
道路からでも目を引くこちらの仁王像。
説明板によると、こちらの仁王像は左が日本の仁王様、右が中国の仁王様なのだそう。日本の仁王様の方が少し体躯が小さいのですが、この仁王様が力比べをするために中国へ渡りました。しかし、中国の仁王様の家来が平気で持てる火鉢を日本の仁王様は動かすことすらできませんでした。負けを確信して日本に帰る時に中国の仁王様が着いて来てしまい、2体の仁王様がこうして並んで鎮座することになったのだそうですよ。
何だかチャーミングな伝説ですね。
大年神社鳥居
仁王像からも神社の中へ入れるのですが、川沿いに進んで行くと見つかるのが、大年神社の鳥居。
実はこちらの神社の境内への道は3通りあります。1つは先ほどの仁王像からの入り口。2つ目はこちらの神社鳥居の入り口。こちらの2つは階段です。
仁王像がある場所にある脇道から少し中へ入るとすぐに右へ入る坂道があります。こちらは山蔵公民館への道なのですが、こちらの駐車場が神社の舞殿裏手に繋がっています。こちらが3つ目の入り口です。
拝殿
先ほどの神社鳥居から階段を上ってくると正面に拝殿が見えます。拝殿の裏にある本殿はトタン屋根の下にあるのですが、こちらの本殿は色付き、と市内でもレアな造りなのだとか。是非お参りする時にご自身の目で見てみてくださいね。
文化財
一見何の変哲もないこちらの神社。実はこちらの大年神社、境内の中に文化財があるんです。
拝殿横に何か見えるので行ってみましょう。
お稲荷様
拝殿の隣は階段があり、お稲荷様がお祀りされていました。
大年社板碑
その階段を上ってすぐ左にあるのが文化財のひとつ。
こちらの板碑は胎蔵界大日を表すアークと梵字で彫られています。
ふたつ目
そしてもうひとつの文化財があるのが階段下です。
こちらには金剛界大日を表すバンを表す梵字が彫られています。
説明板によると、この板碑は南北朝鮮時代の初期に造られたものであると考えられているのだとか。この時この板碑を建てたとされるのが時宗という浄土真宗の一派で、当時様々な身分の信者がいたのだそうです。
仁王像、そして文化財の板碑を是非皆さんも見に行ってみてはいかがでしょうか。
【関連記事はこちらをクリック♩↓】
ジモプチトリップvol.15 霊山の麓のストーンサークル「佐田京石」【宇佐市】
店舗名 | 大年神社(大神社) |
---|---|
住所 | 〒872-0652 大分県宇佐市安心院町山蔵 |
内容は2024年04月16日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
Yosaroh
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。