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ジモプチトリップvol.183 街に溶け込む 御塚石棺【宇佐市】

公開日:2023年06月03日 (更新日:2024年04月16日)

ライター:Yosaroh

まだまだ様々な見所が満載のNOASエリア。地元だからこそ気軽にフラっと訪れることが出来るプチ名所を紹介していきます。

 

今回ライターが訪れたのは宇佐市荒木エリア。時として、名所との出会いは突然にやってきます。

出会いは突然やってくる

国道213号線と国道10号線の境目にあるグッデイ宇佐北店。そちらから県道629号線(和気佐野線)へ入り、道なりに進んでいきます。すると左手にご覧のように木のと木製の棒状の看板が建った場所が左手に見えてきます。

 

近くには戦争遺構である掩体壕や国指定史跡にもなった小部遺跡など、数多くのスポットが点在指定エリアでもあります。一体こちらはどんな場所なのでしょうか。

市指定史跡

近付いてみると、看板には「市指定史跡 御塚石棺」の文字が。看板の側面に描かれた説明によると、ここには1600年ほど前である古墳時代の箱式石棺が1基あるのだそう。

 

こちらの遺跡の近くには国指定史跡として認定されている小部遺跡があります。その小部遺跡は古墳時代に力を持っていた豪族の村であったそうで、こちらの石棺はその豪族と関係があると見られているのだとか。

入口発見

パッと見た感じでは、そんな大層な石棺があるようには見えないのですが…。

 

様子を伺っていると、先程の看板からすぐ側に入口を発見しました。中は…入れそうなので入ってみましょう。

自然

敷地内に入ると、目の前は一面の畑。県道とはいえ、629号線は交通量のある道路です。敷地内ではうって変わって、風の音や自然を感じるのが不思議です。すぐ真隣は近代文明の喧騒。数歩違うだけでこんなにも景色が変わるのですね。

目的の石棺は

さて。目的の石棺は一体どこにあるのでしょうか。

 

跡地なのではないだろうか、なんて考えながら辺りを見回すと…

 

あった…。これはまた思った以上に大層な石棺がありました!!!

石棺の前には意味深な丸い石が置かれており、石棺は中が見える状態です。

 

せっかくなので中を見てみましょう。

 

想像よりも近代的な感じがしますよね。しかし、こちらの石棺は古墳時代、1600年も前に造られたものなんです。当時の技術もすごいですよね。こんなにも無造作に置かれていていいのだろうか、と半ば心配になってしまいます。

 

こんなにも身近に石棺を観察できる場所があるなんてすごい事です。皆さんも一度訪れてみてはいかがでしょうか。

店舗名 御塚石棺
住所
〒879-0312 大分県宇佐市荒木487

内容は2024年04月16日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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