まだまだ様々な見所が満載のNOASエリア。地元だからこそ気軽にフラっと訪れることが出来るプチ名所を紹介していきます。
今回訪れたのは中津市三光にあります秣(まくさ)エリア。東九州自動車道へと続く国道212号線からも見えるスポット「香紫庵堂」。国道212号線を三光下秣ICで降り、八面山方面へ車を走らせると見えてきます。
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ナビがおすすめ
下秣ICを降りてから突き当たり(県道664号線)を右へ曲がり、犬丸川に沿って少し進みます。ここから西秣川を沿う道へと進むのですが、曲がるポイントが地元民でないと分かりにくいので、ナビがおすすめです。
その後、しばらく進んでいくと左手にお地蔵様が見えてきました。
御堂
お地蔵様の横には短い石段があり、奥には御堂があります。御堂に書かれている文字は「香紫庵堂」。もう少し近づいてみましょう。
御堂外部
近づいてみると少し装飾も施された、立派な御堂であることが分かります。御堂左側に何かありそうなスペースがありますが、中に何があるのかは分かりませんでした。
石仏
中にお祀りされている仏様のお顔を見させてもらいました。どことなく陽気な顔をしていらっしゃる様にも見えます。
宝塔?
一体何のスポットなのかまだ掴めていないライター…。御堂横に目をやると、そこにはたくさんの宝塔があります。これだけの史跡でありながら何もないということはないはずなんですよね。
特筆すべきは…
改めまして、こちらの説明板を見て見ましょう。入り口のお地蔵様の隣にあるのですぐに見つかります。
こちらのスポットは宝塔が市指定文化財となっており、供養するために建てられたそうです。まさか御堂ではなく宝塔が史跡だったとは!盲点でしたね…。推定される年代も室町から桃山時代ということで、歴史を感じますね。残念ながら何の供養のものであるのかは分かりませんでした。しかし、近くの寺院の88ヶ所巡りの礼拝所のひとつになっていることは分かりました。
ライターの憶測ですが、この近くには秣城跡もあるので、もしかするとそうしたことも供養塔と関係があるのかもしれませんね。
ところで
説明板をよくよく見ると、市指定文化財である宝塔には四方に梵字が刻まれているとのこと。
ん?先程たくさんあった宝塔の中には梵字が刻まれたものは見当たりませんでしたよね。そこで敷地内を探してみると…。これが灯台下暗しというやつでしょうか。
入口階段すぐ横に立派な宝塔がありました。
ある!
こちらの宝塔を四方から確認してみると、とても薄いですが梵字らしきものが確認できました。ありますよね?ええ、あるんです!
今回のスポットのように広さがあまりないスポットでは、先に自分の目で敷地内を見てみてから、説明板を見る、という順番で楽しむこともおすすめですよ。ちょっとした宝探しや謎解き気分を味わえます。
まだまだ色々ありそうな秣エリア。次回もこちらのエリアからお届けします。次回ライターが発見したスポットとは一体?!
店舗名 | 香紫庵堂 |
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住所 | 〒879-0222 大分県中津市三光西秣1161-2 |
内容は2024年04月11日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
Yosaroh
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