まだまだ様々な見所が満載のNOASエリア。地元だからこそ気軽にフラっと訪れることが出来るプチ名所を紹介していきます。
国道212号線を中津市街地から耶馬渓方面へ向かって行くと、真坂地区を通りかかります。自然豊かな真坂地区。そんな真坂地区を通過中に左手に見えるのが「斧立(おのだて)八幡神社」。実は結構すごい神社なんですよ。
※ライターは新型コロナウィルス感染症予防に配慮した上で取材しています。
※ソーシャルディスタンスを保ち、感染リスクに配慮しながらお出かけください。
神社入り口
中津市から耶馬渓方面へ向かっている時に、こちらの神社を見かけたことがある方も多いのではないでしょうか。
鳥居から先は階段になっており、少し小高い場所に本殿が見えます。
傾斜が…
写真だと平坦に見えるかもしれませんが、実はこの階段、筋トレフェチが喜ぶくらいの傾斜で、ランジをするくらいの負荷がかかってきます…。足が…お尻が…。距離はそんなにないのですが一歩一歩が重い…。
不思議な支柱
階段を上り切ると境内入り口に不思議な支柱が。ま四角の支柱はよく見ますが、このような形の支柱は珍しい気がしますね。
正面
そしてこちらが神社の拝殿。ちょうど訪れたのが梅雨明けあたりだったので少し草が育っていますが、普段は綺麗に手入れされていることが窺えます。
祠と石灯籠
こちらは拝殿横にある祠と石灯籠です。石灯籠には綺麗な細工が入っていますね。
本殿
そしてこちらが本殿。素朴ながらも雰囲気の良い神社でした。
そんな素朴に見えるこちらの神社。一体何がすごいのでしょうか。
神社にあった説明板によると、実はこの神社、宇佐神宮と密接な関係があるそうなんです。
こちらの神社は725年に45代聖武天皇が宇佐神宮一之殿を建てる際、この地にて*杣(そま)始めの式を行い、宇佐神宮一之殿に祀る八幡神と同体の神を祀ったことが起源なんだそう。(*杣始めの式は木を伐採する前に山の神様への挨拶と安全祈願をする祭事です。)
記録によると、その4年後に二之殿を建てた際にもこちらで杣始めの式を行ったのだとか。この際に神示があり、工匠の神(手置帆負命、彦狭尻命)が一緒に祀られたそうです。
宇佐神宮では996年より、33年に1度、遷宮(せんぐう)をするようになったそうなのですが、そのような由緒に従って今でも杣始めの式はこの神社で行われるのだそうです。
簡単に説明すると、このようなストーリーがこの神社にはあったんですね。
店舗名 | 斧立八幡神社 |
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住所 | 〒871-0112 大分県中津市臼木 |
内容は2024年04月11日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
Yosaroh
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