まだまだ様々な見所が満載のNOASエリア。地元だからこそ気軽にフラっと訪れることが出来るプチ名所を紹介していきます。
いつも見慣れた、なんの変哲もない街並み。現在までの時の流れの中で私たちが今住んでいる風景は大きな変化がありました。しかし、昔からの風景が今も残っている場所があったんです。
※ライターは新型コロナウィルス感染症予防に配慮した上で取材しています。
※ソーシャルディスタンスを保ち、感染リスクに配慮しながらお出かけください。
アクセス
中津市の万田四日市線上にあるゆめマート中津店からほど近くにある中津霊園。こちらの中津霊園手前の脇道を曲がったところに今回の目的地、沖代地区条里(じょうり)跡があります。
2台分の駐車場が、車で道なりに進んでいったところにあります。
駐車場から
車を駐車して、振り返ってみるとご覧の景色が。
見る限り…空き地?沖代といえば市街地にもほど近い、中津市の中でも言わば「都会」のエリア。本当にここで古代からの風景が見られるのでしょうか。
案内板発見
訳もわからずに空き地の方へ歩いていると案内板を発見しました。
どうやら向かっている方向は間違いないようですね。このまま矢印に従って行ってみましょう。
?!
敷地の端に辿り着いたものの、何も見当たらず…。
なんの気なしにパーテーションの裏側へ行ってみると、そこには別世界が!
これは!!説明板じゃないか!!!
沖代地区条里跡とは?
当たり前の様に「昔からの景色が今も残る場所」として話を進めてきましたが、
一体「沖代地区条里跡」ってなんなのさ。
と思っているあなた。実はライターも同じことを思っていました。その疑問を解決してくれるのがこちらの説明板です。
簡単に説明させていただきますと、かつて奈良時代の「条里制」という制度の基、一坪あたり、1辺約109mの正方形に区切られた水田です。
この沖代エリアはほぼ整備されなかったため、今でもかつての区画のまま耕作が営まれており、全国でも貴重で珍しい場所なんだそうですよ。
実際に水田を見てみよう
こちらのスポットでは皆さんが分かりやすいようにパネルに視線を合わせることで、実際の水田を観察することができます。
ライターも早速…どれどれ…。
実際の景色とパネルを重ね合わせることで、説明板の話をより身近に感じられます。正方形をここからみるとこんな感じなのか、とか109mはここからだとこのくらいなのか、など感じることは様々。
自分の故郷を知っていくことは誇りに思うことがひとつひとつ増えていくことだとライターは感じています。ぜひ一度、この貴重な史跡へ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
店舗名 | 沖代地区条里跡(沖代条里の丘) |
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住所 | 〒871-0162 大分県中津市永添 |
内容は2024年04月13日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
Yosaroh
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