まだまだ様々な見所が満載のNOASエリア。地元だからこそ気軽にフラっと訪れることが出来るプチ名所を紹介していきます。
実は中津市にも平和を願う場所があるのをご存知ですか?今回は八面山にある、とある場所をご紹介します。
※ライターは新型コロナウィルス感染症予防に配慮した上で取材しています。
※ソーシャルディスタンスを保ち、感染リスクに配慮しながらお出かけください。
八面山へ
目的地は八面山の中腹。道の駅なかつがある加来の交差点を山方面へ車を走らせ、道なりに進んで、そのまま山道へ。
左手に神護寺が見えたら目的地はすぐ隣にあります。駐車場は、今回の目的地、「八面山平和公園」の向かい側にありますよ。
広々としていて駐車もラクラクです。
色鮮やか
公園の入り口に見えるのは、色とりどりの花!
季節がら、カラフルな花が咲き乱れてお李、とても美しい光景を見ることができます。まさに「平和」な光景ですよね。
八面山平和公園とは
こちらのこの公園、きっと日本国内でも珍しい場所であるのかもしれません。
説明板によると、
昭和20年、八面山の上空で日本軍の戦闘機が米軍のB29に体当たりしたことで、多くの命が失われた。戦後に山本草堂氏の「人類に国境はない」といった意思を継いで八面山平和公園が建設された。
ということなのだそう。日本人だけではなく、アメリカ人の方々も弔った平和公園はなかなか見ないのではないでしょうか。
こちらの像は少年平和像。向かって左から、白人、東洋人、黒人の子供たちが手を繋ぎ、世界の平和を祈っている像なんだそうですよ。
平和塔
一見「何だろう?」なこちらのオブジェ。説明板によると「平和塔」なのだそうです。
真ん中の石板に描かれたものはアメリカ地図。亡くなった米軍兵士方々の出身地が、カリフォルニア、コロラド、ミズーリ、ウィスコンシン、イリノイ、テネシー、オハイオ、ペンシルベニア、マサチューセッツの9つの州であったことから石碑には各州から持ち込んだ石がはめ込まれているのだそう。
左右のアーチ形のオブジェ(脇塔)は島根県花の牡丹、福島県花のシャクナゲがそれぞれの県の石に掘られているのだとか。
ぐるっと一周り
こちらの公園、中へ入ってみると結構奥行きがあり、ご紹介させていただいたものの他にも様々な像や記念碑もみることができます。
ぐるっと一周できるようになっているので、ゆったり見て周るのもいいかもしれません。
他にも…
他にもこの公園には見ておくべきものがあるんだとか…。
公園入り口から徒歩で山頂方面に向かって少し歩きます…。
あれは?!
少し歩いたところで、聞くまでもなく「これは!!」というものが見えてきました。
実物大の戦闘機…ですよね?
F-86昼間戦闘機
近づいてみると、コンパクトながらもやはり戦闘機。そこそこの大きさはあります。
説明板によると、こちらはF-86昼間戦闘機の旭光(きょっこう)というのだそう。
お?!
ぐんぐん近づいてみると…
ん?!上れる?
見学OK!
階段のところまで行ってみると、こちらの旭光は築城基地の好意で貸し出されているもので、見学OKとの旨が記載されていました!もちろん、胴体や翼に乗ったり、破損させることはNG。お行儀よく見学させてもらいます。
コックピットは1人乗りでコンパクトです。操縦部分などの機械の部分は取り除かれていますが、こんな風になってるんだ、と触れたことのないような世界を間近で見ることができますよ。
世界中が平和でありますように。
店舗名 | 八面山平和公園 |
---|---|
住所 | 〒871-0103 大分県中津市三光田口 |
内容は2024年04月14日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
Yosaroh
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。