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ジモプチトリップvol.77 城跡シリーズ! 龍王城址【宇佐市】

公開日:2021年02月13日 (更新日:2024年04月15日)

ライター:Yosaroh

まだまだ様々な見所が満載のNOASエリア。地元だからこそ気軽にフラっと訪れることが出来るプチ名所を紹介していきます。

今回ライターが訪れたのはまたまた宇佐市安心院エリア。仙の岩の近くにある山中。そこで気になる案内板を発見しました。そこにあった文字は「龍王城址」。これは行くしかないでしょう!

※ライターは新型コロナウィルス感染症予防に配慮した上で取材しています。
※ソーシャルディスタンスを保ち、感染リスクに配慮しながらお出かけください。

こんな所に?

実はvol.75で訪れた大厳寺からの帰路、こんな説明板を発見したライター。

龍王城の説明板ですが城跡はここではなく、別の場所。そしてここは「陣屋跡」とのことでした。

城跡も巡っているこのジモプチシリーズ。これは行かないわけにはいかないですよね。

いざ!

ということで、日を改めていざ行かん!

山中の道で土地勘がないのでgoogleナビに連れて行ってもらいました。

恐る恐る進んで行くと城跡への入り口を発見!

幾度となく言っていますが、人気のない寂しい場所は安全のためにも大人2人以上で行くようにしましょう。

駐車場

案内板に沿って車を走らせて行くと、綺麗に整備された駐車場に到着しました。車から降りると安心院の町並みが見渡せて、まるで絵画の様です。

そして振り返ると…神社を発見!

まずは神社へ

神社の名前は「海神社」。山の中にあるのに海神社です。なんだか不思議ですね。

階段を上って行くと、狛犬様もマスクをしていました。地域の方の手作りのようで、ちゃんと狛犬様に合わせたビッグサイズでしたよ。

御手水

こちらの御手水はコンパクトですね。貯めた水を使うタイプでしょうか。

本当に神社によって微妙に違うのが面白いですね。

拝殿の中を見てみると、龍の絵を発見しました。

絵の左下に「魔除龍」と書かれています。海といえば水。龍といえば水。

…。水に関係があるのでしょうか。

他にも拝殿の奥は木で出来た格子で本殿と区切られていたりと不思議な感じのする神社でした。拝殿の横にはお稲荷様も祀られていましたよ。

駐車場の所には神楽の舞殿と奉納された演目が記された紙があったりと、古くから地域の方々に大切にされていることが伺えますね。

安心院地区まちづくり協議会のホームページによると通常、12月から1月末まで鳥居形のイルミネーションが灯される、とのことです。

なかなか興味深いので是非訪れた際は立ち寄ってみてくださいね。

城の別称

神社でのお参りを終え、城跡を目指します。

余談ですが、地面に置かれていた案内板に龍王城址周辺は自然環境保護指定地域と書かれていたのですが、龍王城は神楽城とも呼ばれているようで、城の名前の後にカッコで書かれていました。

調べてみると、

『かつての龍王城主がどこを拠点にするかを決めるため、宇佐神宮に参拝した。すると夢で神様がこの山の頂上で神楽を舞っている夢をみたので、この山に拠点となる城(後に龍王城と呼ばれる)を建て、神楽岳城と名を付けた。」

との様なことがあるそうです。

さて。駐車場にあった城跡入り口には「竜王山登山道→」と書かれていたので思ったよりは気楽ではないのかな…との思いが頭をよぎりますが、とりあえず城跡を目指しましょう。

登れども

実はハードモードではないと踏んで、あろうことか6cmほどのショートブーツでこのトリップに挑んでいるライター。

登れども登れども頂上が見えない…。しかもバディーとも距離が開いてしまった…。

※絶対にオススメしません。バディーとは行動を共にしましょう。

ブーツなんか履いている自分への愚かさと既に足に溜まってきている疲労のせいで息切れと独り言が止まらない…。

見えた?

幸い石階段が道しるべとなり、道には迷わずに済んだので、気力でどんどん進んで行くと…ついに頂上らしきものが!!!

時計を見てみると駐車場から10分ほどでした。もっと歩いた気がしていましたが、靴って大事ですね。スニーカーならもっと楽だったのかもしれません。

これは?

竹を抜け、階段の横に写真の様な石が。

これは櫓(やぐら)跡でしょうか。素人すぎて分かりませんが、目的地は近いに違いありません。

この山道を登る間、考えていたのですが、昔の人って本当にすごいですよね。現代に住む我々からしたらあり得ません。このあともうちょっと、って所まで来て、階段を見上げて自分の城が見えた時ってどんな気持ちだったんでしょうか。

?!

少しセンチメンタルな気持ちになりながら頂上に到着!すると、ん?!

電波塔?城跡は一体どこへ?

電波塔横には「龍王城児童遊園」と書かれた石碑があったのでここで間違いはない様ですが…。奥へ進んでみましょうか…。

ここだ…

奥へ進むと、決して広くない敷地に「神楽城址」と書かれた石碑が。

かつての城の一部は現代の情報を支える要と姿を変えていました。感慨深いですね…。

あなたが知っている地元のプチトリップスポットを募集しています。件名に「プチトリップ」と入れてyosaroh.zimosh@gmail.comまで詳細をお寄せください。

店舗名 龍王城址
住所
〒872-0513 大分県宇佐市安心院町龍王

内容は2024年04月15日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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