まだまだ様々な見所が満載のNOASエリア。地元だからこそ気軽にフラっと訪れることが出来るプチ名所を紹介していきます。

前回はコチラ↓

（ジモプチトリップvol.74絶景だけじゃない！仙の岩 https://zimosh.com/feature/Yosaroh20210124）

前回訪れた宇佐市安心院町にある名所、仙の岩。そこで仙の岩の一部と思わしき「龍風山大厳寺（だいがんじ）」へマップを入手したライター。一体どんな場所なのでしょうか。

※ライターは新型コロナウィルス感染症予防に配慮した上で取材しています。
※ソーシャルディスタンスを保ち、感染リスクに配慮しながらお出かけください。

奥へ

仙の岩の駐車場にあった地図を頼りに、宇佐市竜王方面へ。

（※googleのナビでも行けます。）

地図の通り右手に酒屋さんの看板が見えてくると、大厳寺への案内板が。案内板の指し示す方向へ車を進めて行きます。ちょうど「こちで合ってるのかな？」と不安になるところで写真のように案内板が設置されているので助かります。

なかなかの

気付けば道幅は車一台分…と離合不可能な狭さ…。

しかもぐいぐい山の中へ入って行くので人の気配はなく寂しい雰囲気が…。いくら車とはいえ、万が一のことを考えると1人で行くのはオススメできません。

駐車場

なんだか不安な気持ちになりながらも進んで行くと、開けた場所へ到着。ここからは歩いて行きます。

大厳寺入口

駐車場の端っこに行くと、「ここが入口なのだな。」と分かる石仏が狛犬のように両脇に鎮座していました。

なかなか独特な雰囲気です。

たくさんの

少し下り坂になっている参道を歩いて行くと、両脇にポツンポツンと石仏が置かれていました。

よく見ると、不動明王や千手観音など違う仏様が安置されているようです。正直、人気がない山の中なので怖い…のですが、それ故に神聖な雰囲気に包まれている気もします。

3分後

3分ほど歩くと左手にたくさんの石仏が並ぶ岩窟が！！

これは一体…と思い、よくよく見てみると「ぼけ封じ」の仏様のようです。

前方には

更に前方を見てみると、おや？目的地らしきものが見えてきました。

仙の岩

この場所は仙の岩のスポットの裏手になるのでしょうか。ここからでも仙の岩の奇岩の形がよく分かりますね。

到着

大厳寺へ到着しました。

奥の方が開けていて何かありそうなので行ってみましょう。

薬師堂

奥へ進むと薬師堂が。

この位置からだとシルエットしか見えませんが、既に威厳を感じます。

近くへ

近づいてみると、その温厚そうな顔を拝むことができました。

この薬師如来さまは薬壺を持っているので「病気を治す」タイプの薬師如来さまですね。

法道仙人

説明板をざっと読んでみると、こちらもやはり「法道仙人」の伝承が残っているようです。仙の岩にあった説明板にも「法道仙人が住んでいたことから仙の岩と名付けられた」というような説明があったのですが、こちらの説明板にはもう少し詳しく記載されていました。

簡単に言うと、

自ら作った観音像を飛行の行を使って絶壁に安置した法道仙人。それでこの山を仙の岩、仙人が住んでいた岩窟を奥の仙と呼ぶようになった。

ということのようです。（※ライター独自の説明板の解釈のため、細部の間違いはご容赦ください。）

あ…

他にも山の壁にお地蔵さまが隠れるように安置されていたりと、なんだか盛り沢山だったなぁ、なんて思いつつ帰路についたライター。

帰宅後、ライターはとんでもないミスをしたことに気付いてしまったのです…。

改めて駐車場の少し手前の方いあった別の説明板を見返すと、「御本尊は千手観音菩薩像」。ライターが参拝したのは「薬師如来像」。御本尊は本堂にある…。

…完全に見逃してますよね？しかも本堂の案内板も見ている…。あるまじき失態…。

是非、御本尊は訪れた際にご自身でお確かめください…。また、こちらの案内板の側には仙の岩の上からの景色を望める展望台への山道がありました。入口からなかなかの険しさを醸し出す山道…。

色々盛り沢山の龍風山大厳寺。いつもと違う空気に触れに訪れてみては。

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