まだまだ様々な見所が満載のNOASエリア。地元だからこそ気軽にフラっと訪れることが出来るプチ名所を紹介していきます。
今年最初の行き先は中津市相原にある相原山首(あいはらやまくび)遺跡です。首なんて何やら怖そうな雰囲気ですが、一体どんな遺跡なのでしょうか。
※ライターは新型コロナウィルス感染症予防に配慮した上で取材しています。
※ソーシャルディスタンスを保ち、感染リスクに配慮しながらお出かけください。
ナビがオススメ!
今回の目的地、相原山首遺跡は風の丘葬斎場の裏手にあります。しかし、駐車場が分かりにくいのでナビで行くのがオススメです。
Googleナビでは遺跡裏手までの案内となっているので駐車場へはナビが終了してから見えている遺跡に向かってぐるっと右に沿って周りこんで行くと到着します。
たくさん
駐車場の脇から古墳の敷地へ入って行くと、あるわあるわ…たくさんの古墳!!
しかもそこそこ大きい!通路から何か溝のようなものも伸びています。古墳の数がすごくてどこから見ていいのやら…と言うことでまずはマップをチェック!
マップ
こちらが遺跡のマップです。マップの説明によると、円墳、方墳、方形周溝墓、火葬墓、そして土壙墓(どこうぼ)、と様々な種類の遺跡がトータル33もあるそうです。
この遺跡は古墳から火葬…など墓のあり方の推移が見られる貴重な遺跡だそうで、現在の遺跡は修復再現されたものであるそうです。
これはますますどこから見ていいのか迷ってしまう…。
と言うことで、素直に端から見て行くことにしました。
7号墳
こちらは7号墳。形態は「方墳」であるそうです。
石室部分には石が敷き詰められ、立派な造りになっていますね。
6号墳
こちらは6号墳。
方墳は基本的に溝で囲まれているようですね。パッと見た感じはみんな同じかと思いきや、それぞれに個性があって微妙に違うので面白いです。
一味違う9号墳
こちらは9号墳。
形は方形周溝墓だそうで溝がある点は方墳もそうでしたが、こちらは石室ではなく、「墳丘の対角線に土壙墓を持つ」とのこと。
よくよく見ると、墳丘の穴の部分が先ほどの方墳とは違う形になっています。
それって?
それって結局どうなってるの?と思われる方も多いことでしょう。
ちょっと回り込んで見てみました。
土壙墓とはこういったもののようです。ちなみに説明板によると、こちらは4〜5世紀頃のもので、この古墳群の中で最も古いものにあたるんだとか。
火葬墓
古墳内を歩いていて、ちょいちょいあったこちらのような穴。
てっきり説明板や案内板の一種かと思っていたのですが、この穴こそが火葬墓でした。
大きさもコピー用紙のA3くらい(もっと小さいかも)の大きさなのでコンパクトなサイズにもびっくりです。
そしてこちらが
土壙墓です。
火葬墓よりもやや大きい感じがしますが、それでも土葬ということを考えると小さいですよね。昔の人はこんなにも小さかったのか少し気になります…。
奥にも
最後に向かったのはこちら。奥の方に見えている一際大きめの山?
きっと古墳には違いないのでしょうが、念のために近づいて見ましょう。
1号墳
やはり古墳で間違いありませんでした。
こちらの1号墳は円墳で市内最大級の円墳なんだとか!
しかも上れる!ということは上るしかないですよね。
景色
こちらが1号墳の頂上。
上から見ると、古墳全体や1号墳周囲の溝の形もよく見えます。こうして見ると、溝がなんだか城のお堀のようですね。
2021年最初のジモプチはいかがでしたでしょうか。身近でこんなにもたくさんの古墳に触れ合えるところはなかなかないのではないでしょうか。古墳時代のことを勉強しているお子さんと一緒に行くのもオススメですよ。
あなたが知っている地元のプチトリップスポットを募集しています。件名に「プチトリップ」と入れてyosaroh.zimosh@gmail.comまで詳細をお寄せください。
店舗名 | 相原山首遺跡 |
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住所 | 〒871-0022 大分県中津市相原 |
内容は2024年04月15日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
Yosaroh
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