ジモプチトリップvol.4 中津市のエアーズロック「箭山権現石舞台(ややまごんげんいしぶたい)」
公開日:2019年06月24日 (更新日:2024年04月18日)
ライター:Yosaroh
まだまだ様々な見所が満載のNOASエリア。地元だからこそ気軽にフラっと訪れることが出来るプチ名所を紹介していきます。
今回は読者の方から寄せられたプチトリップ情報です。なんでも中津市にあのオーストラリアのエアーズロックのようなスポットがあるとか!中津市のエアーズロック、とても興味深いです。ということで早速プチトリップしてきました。
向かうは八面山
中津市の方は名前は聞いたことがあっても行ったことがない、という方も多いのではないでしょうか。情報によると、スポットは八面山にあるということで、さっそく八面山へ。場所は八面山荘手前の分かれ道(看板有り)を右へ曲がって道なりに進んでいくと発見できます。右側に結構広い駐車場があるので通りすぎることなく到着できました。
意外と近い
駐車場から案内板脇を抜けて階段と上り坂を進むと・・・見えてきました!なんと駐車場からの所要時間わずか数分。アクセスの容易さがなんとも嬉しい!
で・・・でかい!!
近くで見ると石舞台のその大きさにびっくりします。ミニエアーズロックと言ったところでしょうか。しかし、一枚岩と考えるとその大きさは十分!中津市のエアーズロックを名乗るにふさわしい風貌です。
さらに進んでいくと、休憩できるベンチが。空気もいいし景色もきれいです。さらに上に上れるようなので進むことに。まだまだ体力は残っているのでこのまま進みます。とは言え、「こんな巨石だもの。上に上るのはきっと道は険しいはず・・・。」、と覚悟を決めたその時でした。
優しさ
なんと石の上部へ続く階段と上り坂が!!
石舞台に上るにも、さらに階段が設けられていて、とっても優しい!!
こんなに簡単に上れてしまっていいのだろうか・・・と自問自答するも、有難いことに代わりはないので喜んで石舞台に上らせていただきました。
石舞台の上へ
上部に上ってみると岩っぽいゴツゴツした感じではなく、石舞台と言われるだけあって結構平らでした。なんだか不思議。さすがに端っこの方は崖のようになっているので怖くて近寄るのも怖ろしい感じでしたが、街のほうを見てみると絶景が!あまりの絶景に一瞬忘れてしまいましたが、落ちると危険なのでみなさまは十分注意して上ってくださいね。
この石舞台、平らなのになぜかちょこんと2つほど岩が。中津市のホームページによると、
昔、神様の化身の大男が悪魔退治の前の腹ごしらえに八面山に座っておにぎりを食べていたところ、中に石が入っていて噛み割ってしまった。大男は石舞台の上にその石を置いた。
という伝説が残っているとか。今でも石は積み石と呼ばれているそうです。なんだか面白いですね。
結構凄いぞ!箭山権現石舞台!!
地元にあるものの凄さって意外と気づきにくいものですが、この石舞台の凄さも例外ではありません。中津耶馬渓観光協会のホームページによると、この石舞台、なんと石舞台としては日本一の大きさなんだそうです。
また、案内板によるとこの石舞台、面積が畳152枚分ある計算で、1畳18人とすると2736人が一度に石舞台に上がれる計算になるとか。ちょっとそんなまさか・・・なんて気もしますが、計算上はそうなるようです。
他にも足利尊氏が武運の祈りを捧げた、五穀豊穣を願って神楽が舞われた、など信仰の神様として崇められたという伝記が残っているそうです。こうしてみると石舞台の違った顔が見えるようでまた面白いですね。
この興味深い石舞台、行ったことのない方は是非一度行ってみてはいかがでしょうか。
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内容は2024年04月18日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
Yosaroh
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