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ジモプチトリップvol.3 100円握って地獄を見てきた

公開日:2019年06月11日 (更新日:2024年04月18日)

ライター:Yosaroh

まだまだ様々な見所が満載のNOASエリア。地元だからこそ気軽にフラっと訪れることが出来るプチ名所を紹介していきます。

安心院に100円で地獄と極楽が見られる場所があると聞きつけ、現地へ向かったライター。今回のトリップはライターのミスにより予想外の地獄を見ることに!

到着!

中津市街地から車で約50分~1時間、宇佐市の綺麗な自然溢れる景色を楽しみつつ着いた先がこちら。宇佐市安心院の東恵良地区にある「桂昌寺跡 地獄極楽」です。現地近辺には分かりやすく看板も出ており、駐車場も広々としています。

入口を探す

入口を探すも極度の方向音痴ということもあり、よく分からないのでとりあえず田んぼに沿って歩いてみることに。すると何やら怪しい階段を発見しました。覗いてみると鳥居らしきものが見えます。階段も100段は越えてそうですが、「地獄と極楽を見るのはそう簡単にはいかないはず・・・。これは試練だ!」と思い、頑張って階段を上ることに。結構傾斜が急な階段なので途中から這うようにしてやっと頂上へ!

そこでライターが見たものは!!?

痛恨のミス

鳥居を抜け、狛犬さまを抜け、さらに階段を上り続け、やっと頂上に着いたライター。しかしそこにあったものは・・・

賽銭箱と御神体だけ・・・なのでした。

何という痛恨のミス!下りの階段は足がブルブル悲鳴を上げていた為慎重に下りて事なきを得ました。

無事に階段を下りた後、田んぼで現地の方を発見!お話を聞いてみると、地獄の入り口は駐車場の目の前にあったんだとか。すでに地獄に着く前に地獄を見た気がします・・・。

いざ本物の入り口へ!

駐車場に戻ってみると、なんとも分かりやすく入口が!!実はライター、めんどくさがりが出てしまい、駐車場休憩所脇のあぜ道をひょいっと上ってショートカットしていたんです。それでこの分かりやすい看板に気が付かなかったんですね・・・。もうひとつの看板の「Hell and Heaven」という文字が胸に刺さります。

皆様はライターのようにお間違えありませんように!

おどろおどろしい

さっそく階段を上ったところで拝観料の100円を支払って、いざ地獄へ!!

入口の雰囲気からして不気味さが漂っています。一人で来るんじゃなかった・・・なんて後悔しても遅い・・・。

しかし考えても仕方がない!ということで、いざ中へ!!

地獄オールスターズ

中に入ってみるといきなり閻魔大王、馬頭、牛頭が!まずここで閻魔大王の裁判を受けるのだとか。さりげなく人の頭も置かれていて気味の悪さを増長させます。

さらに奥の地獄道へ進むと赤鬼青鬼が取り囲む血の池地獄、三途の川の奪衣婆なんかも居たりして、まさに地獄のオールスターズが拝めてしまいます。地獄道の中に「胎内くぐり」という這って入る形の穴もあるのですが、先が真っ暗で何も見えないので、挑戦したい方は懐中電灯のような灯りを照らせるものを持って行った方がいいかもしれません。

やっと極楽?

地獄を一周すると、やっと外へ出られました。胎内くぐりの出口も発見。この距離だと1メートル以上は這いつくばって進む必要がある感じでしょうか。

仏像もたくさんあり、ここが極楽?なんて思ったのも束の間、なんだか恐ろしい看板が。

「極楽浄土へ たて穴(針の耳) 最後に登る」

どうやらここは極楽は極楽でも「極楽道」で、さらに上の「極楽浄土」が別にあるようです。

みなさんは覚えていますでしょうか。ライターが既にミスを犯し、100段はあろう階段の往復をして足がガクガクであることを。

こちらのたて穴、なんでも5メートル程の高さがあるとか。身の危険を感じたので、たて穴はパスし、迂回して(また)階段で極楽浄土へ行くことにしました。

注意

極楽浄土へ行くのもそう簡単ではないようです。極楽浄土への道は迂回路でも崖になっており危険なのでお子様連れの方はおすすめしません。地獄から極楽道まではお子様連れの方でも大丈夫かと思いますが、雰囲気的に号泣必須でしょう。大人の方もスニーカーに両手が空く格好がおすすめです。十分に気を付けて極楽浄土へ上ってくださいね。

極楽の最高峰へ!

極楽浄土につくとそこには菩薩が!振り返ると綺麗な田園風景を眺めることができます。ここまで来ると苦労して上った甲斐があったというものですね。

あとはいざ帰路へ!来た方向と反対側へ続く手すりがあったので、そちらから帰ることにしました。

まさかの終わり方

なんと着いた先は「たて穴(針の耳)」の出口でした。そして行き止まりという不運がライターを襲います。たて穴の高さも怖い!!

なんとか気を取り直して来た道を戻り帰路に着いたライターでしたが、足はもちろんガクガクしっぱなしで、まさにすべてが地獄でした。皆様も遊びに行かれる際はご注意を!

いかがでしたでしょうか。こちらのように物語になっている史跡は全国でも珍しいそうです。是非一度遊びに行ってみてくださいね。

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件名に「プチトリップ」と入れてyosaroh.zimosh@gmail.comまで詳細をメールしてください!

内容は2024年04月18日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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