コロナ禍で思うように外出できず、毎日がつまらないと感じていませんか?
見慣れた道でも、すこし立ち止まるだけで四季折々、いろいろな野草を見つけることができます。
思わずお出かけしたくなるような、身近な野草のニュースを紹介してまいります。
(植物の名前や特徴はライターが個人的に調べたものです。誤りがあればこっそり教えてください)
今回は中津市役所周辺をお散歩してみました。
モモイロヒルザキツキミソウ
見つけた場所:中津文化会館横
通勤通学途中にご覧になられた方もいらっしゃるのではないでしょうか。桃色の可愛らしいお花が一箇所だけ群生していました。
(歩道から撮影しています。安全に注意して観察してくださいね)
ツキミソウというのは夕方から開花する「マツヨイグサ」の別名で、昼に咲く種類なのでヒルザキツキミソウと呼ばれています。
ツキミソウという名前を冠していながら、太陽とも仲良くしてしまうなんとも社交的なお花です。
ツツジ
見つけた場所:中津市役所駐車場
毎年見事なツツジを見せてくれる中津市役所駐車場です。周辺は歩道も整備されているのでお散歩コースにいかがでしょうか?
植え込みなどでよく見られるお花ですが、意識してみてみると意外な発見があるかもしれません。
ちなみに、ツツジは福岡県の県木で北九州市の市花、大分県は宇佐市の市花に設定されています。
それを踏まえてみてみると、少しお近づきになれた気がしますね。
ツツジをよく見てみると…
ツツジの花びらの一つだけに変わった模様があるのがわかります。
これはネクターガイドと呼ばれるもので、昆虫を蜜のある場所に誘導するためについているのだそうです。
(花びら一つだけに模様を出すメカニズムはよくわかっていないのだとか…)
昆虫たちにはこの世界がどのように見えているのか、思いを馳せてみるのも楽しいですね。
コバンソウ
見つけた場所:中津市役所駐車場付近
小さなお花の集まりが小判のように見えることから「コバンソウ」と呼ばれています。
指でさわってみるとぷっくりしていて、なんとも愛嬌のあるシルエットです。
小判というだけあって、見つけるとちょっとだけラッキーな気分になれますね。
春先は緑色ですが、秋が近づいてくるとムギのような黄金色に変わっていきます。秋の再会を楽しみにしたいものです。
ウメ
見つけた場所:中央公園
この間ウメの花を楽しんだと思ったら、もう結実していました。
熟してくると桃にも似たよい香りがしますが、生実には毒がありますので、生でかじるのはやめておきましょう。
ちなみに梅は「大分県の県花、県木」であり「福岡県の県花」でもあります。
それを踏まえてみてみると、なんだか親近感が湧いてきませんか?
内容は2024年04月14日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
はっぱ丸
くさタイプの社会人です。 見慣れた道でも、ちょっと立ち止まってみると、いろんな発見があります。 思わずお散歩に出かけたくなるような「地元の発見」を発信していきます!
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