ユキノジは、某小学校で読み聞かせのボランティアをしています。そこで知り合ったのが、豊後高田市で中古絵本の販売や読み聞かせ活動を行っている、金谷道範(かなや どうはん)さん。
先日、久しぶりに金谷さんにお会いした時に、
「今度、絵本屋創業コンサルタントを始めたんですよ。どなたか絵本屋始めたいって方がいらしたら、相談に乗るのでよろしく。」
とおっしゃいます。
さっそく、豊後高田にあるお店へ取材に伺いました。
絵本屋創業コンサルタントって何ですか?
文字通り、絵本のお店を開きたいという方にアドバイスを行う仕事です。
僕がこの店を始めて、おかげさまで3年目になるんですが、お店に来てくださったお客さんから「こういったお店を始めたいのだけど、どうしたら良いでしょうか?」といった相談を受けることがちょくちょくあったんですね。
そういったお客さんのために、起業相談みたいなのを不定期にやっていたのですが、「ちょっとしたアドバイスをする」位で終わってしまうことが多かったんですね。
やりたい気持ちがある方に対して、こちらとしても本気で相談に乗りたいと思うようになってきたんです。それで、絵本屋を始めるにあたってのノウハウを、コンサル業としてきちんとお伝えできればと考えたのがきっかけです。
多分これをやってるのは日本で僕が初めてだと思いますよ(笑) このコンサル業の名称は、僕が自分自身で思いついて言い出しただけなんで。しかも、まだ宣伝始めて半月くらい。言ったもん勝ちですね(笑)
コンサルタントの内容は?
中古絵本屋を開業するまでをサポートしてます。絵本の仕入れ方法などの運営のノウハウや、必要な許可証の申請のやり方などです。5万円で相談をお引き受けしてます。
相談されてから、だいたい半年を目安にお店がオープンできるように持っていきます。開店後のアドバイスや SNSなどの管理、アフターフォローなどは別途となるんですが、詳しくはうちの店のホームページを見ていただければと思います。
金谷さんの想い
僕は「絵本を通じて、人生を豊かにするお手伝い」や「絵本を通じて地域活動・世代間交流をしたい方の支援」をしたいと思っています。
絵本は人と人をつなぐための1つの方法でもあるんです。
自分でいうのもアレなんですが、僕がやっているような商売とか活動は、一般の主婦の方がやった方が上手くいく可能性が高いんじゃないかと思うんですよ。
というのが、起業相談を持ち掛けてくるのは、大体が子育てがひと段落ついた女性の方が多いのですが、お店を持つとなると、経営に関しての知識がないので尻込みしてしまうんです。でも、お店って別にたった一人で立ち上げなくても良いわけで、何人か集まってやっても構わないんですよ。
相談を持ち掛けてくる方って、ママ友や地域の知り合いが結構いたりするんですね。さまざまなつながりがあるというか。
そういうつながりで何人かの友人知人といっしょにやってみると良いと思うんです。お店を「構える」みたいに堅苦しく考えずにね。
知り合いのツテをたどって場所を借りたり、いらなくなった絵本を持ち寄って来たりしてゆるくお店を立ち上げるんです。
持ち寄った絵本はもちろん売ってもいいし、図書館のような形にするのもアリです。
それでそこを単に絵本を売っているだけの店にするのではなくて、「子育てが終わった方々の憩いの場」、「世代間交流ができる場所」のようにしていければ、と思うんです。
そういった絵本を通じての地域活動・世代間交流支援に入っていきやすいのは、僕のようなオジサンではなくて(笑)主婦というか、女性の方のほうなんじゃないかと感じているんです。
オジサンは最近色々と風当たりが強かったりしますから(笑)
だから、僕が動くより、やる気のある女性の方のほうがやっていきやすいと思うんですね。
こんな事もしてます。
金谷さんは日本でも数少ない(?)鼻笛演奏者です。この楽器の良いところは、「楽譜が読めなくても演奏できる」ところ。ふんふんふふーん♪と、鼻歌(ハミング)する要領でできちゃいます。
絵本屋創業コンサルタントと併せて興味を持たれた方は、「えほん 月波や」金谷さんまでお問い合わせください。
内容は2024年04月17日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
ジモッシュ編集部
地元が嫌いとか好きとかじゃなく地元にしか興味がありません! 噂を聞きつければ現地に足を運び、文字通り「地元をダッシュ」して情報発信中。 思い立ったら即行動!普段から目を皿にして特ダネをさがしています。
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