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ジモプチトリップvol.187 自然に守られた鉄壁の要塞 下川底城(海老名城)【豊前市】

公開日:2023年07月23日 (更新日:2024年04月16日)

ライター:Yosaroh

まだまだ様々な見所が満載のNOASエリア。地元だからこそ気軽にフラっと訪れることが出来るプチ名所を紹介していきます。

今回ライターが訪れたのは豊前市の下川底エリア。一体今回はどのようなスポットなのでしょうか。

案内板を目指そう

国道10号線上にあるローソン豊前千束店の交差店をから山側(県道32号線)へ進みます。ひたすら道なりに進み、竹下観音への案内板が出てきたら、案内板に沿って進みます。

分岐点

案内板の指し示す方へ向かうと三叉路に出ました。

ライターはナビで向かったのですが、ナビによると橋の手前の道を右に曲がるとのこと。

おかしい

ナビが案内してくれた場所は城跡の対岸の位置。地図では写真の左奥にポカンと空いている辺りが城跡になっています。川沿いを散策するも、近くで渡れそうな場所はなく、どうやらここではなさそうですね。

お楽しみ

これからどうしようかと肩を落とすライター…すると!!何とも楽しいものを目の前に発見しました。

何とこちらのスポットでは鯉に餌をあげてあなたの恋を占えるのだそう!その名も恋告神社!残念ながらこの日は水深のせいか鯉は見当たらず、餌もなかったので、シーズンがあるのかもしれませんね。

これは

気を取り直して、城跡を探しましょう。先ほど対岸から見えたのは橋を渡った先にあるであろう場所でした。その先には道も見えたので、その道から城跡が見えるのかもしれません。

ということで橋を渡って道なりに進んでいくと…何やらそれらしき道を発見しました。

やった!

小道を進んで行くと、先ほどの対岸の場所が見えました。ということは、見えていた場所はここだということです。皆さん、やりましたね!無事に城へのルートを見つけることができました!

意外とハード

綺麗に並んだ石段ですが、やはり通常私たちが使用するものよりもボコボコ感があります。そのボコボコがライターの体力を確実に奪っていきます…。

すぐそこ

石段をクリアすれば城跡は目の前です。思ったよりも近くてホッとしました。が、石段の負荷のおかげで息は切れっぱなしです。

到着

城跡に到着しました。城跡の中心とされているこちらの場所には、現在「貴船神社」が建っています。

説明板によれば、下川底城の初代城主は岡城主の城井弥七郎の家来であった遠藤源兵衛が管理をしていた(城代)そうで、この城は岡城の出城出あったのだとか。出城とはメインの城(本城)の外側や重要な場所に建てられる城のこと。つまり、この下川底城の本城は岡城で、この場所は岡城の砦の役割もあったということです。

そしてこちらの城は黒田氏と戦った上毛の豪族の主な拠点で、その戦いの中で落城したと言われているのだそう。これほど自然による守りが堅い城でも落城することを考えると、その戦いの激しさが想像できますね。

奥へ

神社の奥へ向かうと、鳥居がありました。鳥居の手前の両側が堀切になっていますね。

反対側から

こちらが反対側から見た堀切とされた場所です。こちらの城跡で現在も見られるのが、こちらの堀切と城があったとされた跡地のみでした。

こちらの道をずっと進むと、合河公民館の横の脇道に出ます。この堀切のすぐ側に駐車ができる広さのスペースがあったので、公民館側からであれば車で訪れることも可能です。車1台ほどのスペースですが、堀切の先から公民館の間は整備されています。

自然の要害と呼ばれていた今回のスポット。行ってみると、そう呼ばれていた理由を体感することができますよ。一度この凄さを体感してみては。

店舗名 下川底城跡(海老名城)
住所
〒828-0075 福岡県豊前市下川底439

内容は2024年04月16日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

アバター

Yosaroh

コーヒー、洋楽、美味しいもの…etc…が大好きな多趣味の飽き性。 気になったら気が済むまでとことんのめり込むタイプ。 本人は石橋を叩き割るほどの堅実家のつもりだが、周囲からはおかしな自由人と思われがちなのがちょっぴり悩み。 WEBライティング実務士の資格保有。

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