ジモプチトリップvol.184 海岸で時を示す 石干見復元記念日時計【宇佐市】
公開日:2023年06月10日 (更新日:2024年04月16日)
ライター:Yosaroh
まだまだ様々な見所が満載のNOASエリア。地元だからこそ気軽にフラっと訪れることが出来るプチ名所を紹介していきます。
今回ライターが訪れたのは宇佐市の長洲漁港。こちらにはNOASエリアでも珍しい「アレ」がありました。
アクセス
県道23号線(中津高田線)を中津市から宇佐方面へ向かい、駅館川を渡ったら、最初の信号を左折し国道528号線へ入ります。そのまま道なりに進み、一番端に着いたらそのまま道なりに更に右へ。そのまま進むと右手に大きなオブジェのようなものが見えます。
オブジェ?
こちらがそのオブジェのようなもの。
実はこちら、日時計なんです。本などで読んだり見たことはあるものの、このように立派な日時計を見るのは初めてです。絶妙なアナログ感が心をくすぐってきませんか?
ちゃんと…
近くで見てみると、ちゃんとローマ数字が付いています。残念ながら取材日は曇っていて、影が出ていませんでした。しかし、晴天の日であればこれで何時か見ただけで分かりますね。
アナログにしてハイテクとはこのことではないでしょうか。
デザインにも注目
真後ろから見ると、台座が絶妙に非対称になっていました。とてもユニークなデザインで興味がそそられますよね。
一体何のため?
とても興味深い日時計ですが、一体何のために造られたのでしょうか。答えは日時計に設置された説明板にありました。
長洲漁港では、昭和の初期頃まで「石干見(いしひみ)」という伝統的な漁法があったのだそう。干満の差がある沿岸に石堤を築き、満潮時に石堤の中へ入った魚が干潮時に外へ出られなくなるのを利用した方法で魚を捕っていたのだとか。
こちらの日時計はその石干見の漁法が復元された際に記念日時計として2006年に寄贈されたのだそうですよ。現代において貴重な日時計。皆さんも一度見に訪れてみてはいかがでしょうか。
店舗名 | 石干見復元記念日時計 |
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住所 | 〒872-0001 大分県宇佐市長洲 |
内容は2024年04月16日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
Yosaroh
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