ジモプチトリップvol.180 【石橋シリーズ】宮の瀬橋と宮ノ瀬神社【宇佐市】
公開日:2023年05月06日 (更新日:2024年04月16日)
ライター:Yosaroh
まだまだ様々な見所が満載のNOASエリア。地元だからこそ気軽にフラっと訪れることが出来るプチ名所を紹介していきます。
今回ライターが訪れたのは宇佐市院内にある宮の瀬橋。橋の横には神社もあり、こちらも見所満載な場所となっていました。
ナビがおすすめ
宇佐市院内の国道387号線を玖珠方面へ車を走らせます。院内郵便局の向かい側に右へ入る道があるので、右折して県道27号線(耶馬溪院内線)へ入ります。道なりに進んで行くと、ご覧のように宮の瀬橋への案内板があるので、左折して更に道なりに進みます。
ここからは車1台分、と道が狭くなるので、ナビで向かう方が安心できると思います。
最新の橋へ
道なりに進むと見えてくるのが最新の宮の瀬橋。橋には「宮ノ瀬橋」との記載があります。この橋手前にスペースがあるのでそちらに駐車して橋に向かいます。
橋の上から石橋を見る
新しい方の宮ノ瀬橋の上から左を見ると、目的の「宮の瀬橋」が見えました。こちらの石橋の宮の瀬橋は宇佐市の指定有形文化財となっており、1907年(明治40年)に架設されたもので、後に院内の多くの石橋を手掛けた、「石橋王」こと松田新之助氏が最初に架設した橋なのだとか。
神社入口へ
橋を渡ってすぐに宮ノ瀬神社入口の案内板があるので、神社の方へ向かいます。
橋の上
神社入口からすぐ左手に、宮の瀬橋の説明板と橋の上へと繋がる脇道があります。
宇佐市観光協会のホームページによると、宮の瀬橋の厚みは65cmもあるのだとか。特に禁止されている様子もなかったので、石橋の上を歩くこともできるようです。
高さが結構あるので、高い場所が苦手なライターは少しサイドを覗き見るくらいにしました。手すり等ありませんので、橋の上へ行く際は十分に気を付けてくださいね。
神社
神社に向かいます。脇道から参道へ戻り、少し行くと…なんと開放的な空間!こちらの神社は川の目の前にあるのですね。
見所の多さ
神社に足を踏み入れた時から、「ゴミの神様」と書かれた石、「大洪水で流れ着いた」ことを自己紹介する石、かまくらのような形にくり抜かれた石の中に無数に入った数多の石…と、それはそれはたくさんの石が。ここまで見所が多い場所はなかなかないのかもしれません。
そしてなぜか鎮座する力士の石像…。実はこの石像は幕末の力士のものなのだそうで、石像の前にはこんな言葉が…。
「時は、江戸の終わり(嘉永) わしは自分で言うのもなんじゃが 男前で、それはそれは強い相撲力士だった じゃがのう、ある日西北の村の宿で毒殺された 世の中には悪いやつがいる 油断禁物 これがわしの墓じゃ」
石像のとなりはこの力士のお墓だったのですね。なかなかポップな語り口ですが、なかなかに悲惨な最後を遂げています。
更に
更に拝殿横には磨崖仏が。磨崖仏への道にはロープが張られていたので、中へは入ることができませんでしたが、十分にこの場所からでも見ることができました。
この場所からは1体の磨崖仏のみ見えますが、実は全部で3体あるのだそう。
気になる説明板
磨崖仏へ向かう道の入り口には説明板がありました。それによると、この磨崖仏はおそらく平静に入ってから造られたものではないか、という記述が。
説明板を見ていると、一体誰が作成したものなのかが気になってきます。内容から見るに、誰かのブログなのかもしれません。しかし、ここにあるということは神社公認のオフィシャルと言っても過言ではないのではないでしょうか。
至るところに
至るところにメッセージがあるこちらの神社。更に奥へと足を踏み入れるとご覧のような看板がありました。どうやらこの下の川原から、面白い形の岩が見えるのだとか。
崖
少し急な坂になった道を降りると目の前に黄色で○が書かれた石がありました。
指示通り、そこに座って目の前の崖を眺めてみると…何か見えましたか。ライターには少し見えたような気もします。
シメはもちろん
境内に戻り、神社目の前の川へと降りて行きます。シメはもちろん宮の瀬橋。川には真ん中あたりまで行ける飛び石があるので、橋の全貌を見ることができます。上から見るのとはまた違う趣がありますね。
いかがでしたでしょうか。盛りだくさんな今回のスポット。一度訪れてみては。帰りは参道の坂の傾斜が容赦なく筋肉をいじめてくるので、ストレッチを忘れずに挑んでくださいね!
店舗名 | 宮の瀬橋と宮ノ瀬神社 |
---|---|
住所 | 〒872-0341 大分県宇佐市院内町斉藤 |
内容は2024年04月16日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
Yosaroh
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。