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【金谷エリア散策散策シリーズ】ジモプチトリップvol.177 偉人が誕生した地Pt.2中上川公園【中津市】

公開日:2023年04月15日 (更新日:2024年04月15日)

ライター:Yosaroh

まだまだ様々な見所が満載のNOASエリア。地元だからこそ気軽にフラっと訪れることが出来るプチ名所を紹介していきます。

前回、前々回に引き続きお送りしております、中津市金谷エリア。今回の目的地はもうひとつの偉人生誕の地、中上川(なかみがわ)公園です。

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水島公園から

前回お届けした水島公園から徒歩数分の距離にある中上川公園。また、中上川公園はコメダ珈琲店がある側の山国川沿いの茶色のガードレールから内側へ入った場所にあります。

しかし、以前にもお伝えした通り、こちらの金谷エリアは住宅街となっており、土地勘がないと迷いやすい場所とも言えます。ここはナビで行くのがおすすめです。

公園内はご覧のように大きな広場、遊具、東屋があります。

東屋

公園の休憩スペースである東屋。こちらの屋根は…藤の花でしょうか…がシーズンになると楽しめる作りになっています。とてもゆったりとした良い時間が過ごせそうな雰囲気ですね。

遊具

こちらが公園の遊具。ブランコと滑り台のみのシンプルなものですが、偉人の生家跡と考えるとちょうど良いのかもしれませんね。

中上川公園とは

市指定文化財ともなっているこちらの公園。その名前の由来となっている「中上川彦次郎(なかみがわひこじろうひこじろう」氏。皆様はどんな人物がご存知でしょうか。

中上川氏はなんと福沢諭吉先生のお姉さんの次男なのだそうです。父は当時の大実業家だったということで、こちらの生家跡の広さを見てもその裕福ぶりを窺うことができますね。福沢先生もすごい人物ですが、こちらの中上川氏もびっくりするような経歴の持ち主。

説明板によると、慶應義塾で学んだ後、中津市で英語教師として勤めた後イギリスへ留学します。帰国後に時事新報の創刊や鉄道会社の社長をも務めます。

時事新報は諭吉かるたの「世論を導く時事新報」でもお馴染みですね。ここまでだけでもかなりの秀才ぶりが分かる経歴ですが、これだけで中上川氏の経歴は終わりません。

更に中上川氏はあの三井財閥の中心人物として活躍し、現在では「三井中興(みついちゅうこう)の祖」と呼ばれています。

47歳という若さで亡くなっていますが、この短い生涯の中でこれだけのことを成し遂げてきた人物が中津にいたなんて…驚きですね。

隣に見える巨大な木

そして公園からは大きな木が見えます。勘が良い方にはもうお分かりではないでしょうか。そう。木の下の方にしめ縄が巻かれていることからも分かる様に、こちらは御神木です。

実はこちらの公園の隣には神社があり、その始まりも古く、二つの神社が合わさった歴史や、水関係の祈願のために生きた馬を奉納した時期がある、という歴史も残っています。

中上川公園を訪れた際には是非こちらの神社にも立ち寄って、その興味深い歴史にも触れてみてくださいね。

店舗名 中上川公園
住所
〒871-0000 大分県中津市金谷森ノ丁2240-1

内容は2024年04月15日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

アバター

Yosaroh

コーヒー、洋楽、美味しいもの…etc…が大好きな多趣味の飽き性。 気になったら気が済むまでとことんのめり込むタイプ。 本人は石橋を叩き割るほどの堅実家のつもりだが、周囲からはおかしな自由人と思われがちなのがちょっぴり悩み。 WEBライティング実務士の資格保有。

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