まだまだ様々な見所が満載のNOASエリア。地元だからこそ気軽にフラっと訪れることが出来るプチ名所を紹介していきます。

先週と先々週に引き続きお届けしている松尾山13ヶ所霊所。今回のスポットは前回お届けした場所から程近い、とある場所にありました。

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※ライターは新型コロナウィルス感染症予防に配慮した上で取材しています。

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海方面へ

前回お届けした矢方毘沙門堂おある矢方公民館から海側へ向かい、十字路（地図上のわくわく塾がある箇所）をさらに越えて進みます。するとすぐに空き地の隣に右へ入る道があるので、そちらへ進み、突き当たりすぐ右手が今回の目的地です。

今回のスポットは幸いにもグーグルマップに記載があるので、そちらのナビで行くのが確実です。また、このスポットの周囲は住宅街になっており、空き地も所有者の方がいるので、車の方は駐車する場所にお気をつけください。

到着

到着しました。車も手前に止められそうなスペースがありますね。

道の表からは全く見えませんでしたが、こちらの敷地正面まで来ると説明板も確認できました。

観音堂

古い歴史を感じつつも、敷地内、御堂共々きれいにされていて、地区の人から大切にされているのが分かりますね。

中は…

残念ながら中にお祀りされている観音様ははっきりと見ることはできませんでした。しかし、肉眼では、ほんの少〜しだけ、その姿の一部が見えました。

説明板によると、こちらにお祀りされているのは八ツ手観音（千手観音略式像）で、江戸時代には豊前の国33観音の札所として人気があったんだとか。また、こちらはかつて「第八松音山林応寺（又は青松山林応寺）」というお寺であったそうです。

更に、築上郡史によると、こちらの観音様は様々な願いを叶えてくれる、ということでも有名であったのだそうですよ。そしてこちらは、松尾山峰宿付4番宿としてかつて峰入りする山伏たちの宿場ともなっていたようですね。

残る松尾山13ヶ所霊所は10ヶ所…。所在地区までは分かっているのですが、詳細は未だ見つけられておりません。もしご存知の方がいらっしゃればタレコミお待ちしております！