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ジモプチトリップvol.157 予想以上にすごい場所だった 枌(へぎ)洞窟遺跡【中津市】

公開日:2022年10月01日 (更新日:2024年04月11日)

ライター:Yosaroh

まだまだ様々な見所が満載のNOASエリア。地元だからこそ気軽にフラっと訪れることが出来るプチ名所を紹介していきます。

 

洞窟…。何やらアドベンチャーな雰囲気で心が躍ってしまうのはライターだけでしょうか。そんな洞窟が中津市のとある場所にあると聞きつけ、行ってきました。

 

※ライターは新型コロナウィルス感染症予防に配慮した上で取材しています。

※ソーシャルディスタンスを保ち、感染リスクに配慮しながらお出かけください。

アクセス

国道212号線を中津市側から耶馬渓へ進み、青の洞門手前のガソリンスタンドのある交差点を左折して、県道44号線へ入ります。道なりに進んで行き、「今行」地区を示す案内板がある道を左折します。

 

道を進んでいくと、枌洞穴(枌洞窟遺跡)への行き方を記す案内板があるので、そちらに従って進んで行きましょう。途中であぜ道になりますが大丈夫。目的地はすぐそこです。

 

しかし、今行地区からの曲がる道が分かりにくいので、ナビをセットしておくと安心です。

何かある

ナビが示す方向へ、少し不安になりながら進んで行くと、何やら宝塔らしきものが見えてきました。洞窟はここからではまだ確認できませんね。

駐車場

先程の場所からさらに進んでみると、ご覧のように十分に駐車スペースのある場所がありました。

 

まさかこんなに綺麗に整備されていると思っていなかったので、これは嬉しいですね。

お堂

まずは一際目立っている手前にあるお堂へ行ってみましょう。

 

お堂には数々の石仏が置かれ、上部には正住寺の文字が見えます。こちらのお堂は洞窟と何か関係があるのでしょうか。そして一体、この枌洞窟とは一体何なのでしょうか。謎が深まります。

洞窟へ

お堂から更に奥へ進むと、枌洞窟への案内板がありました。石階段を上り、いざ枌洞窟へ!

岩窟

階段を上るとそこには立派な岩窟が。上から垂れているグリーンが心なしか“雰囲気“を醸し出しています。

 

みなさんは一体この洞窟は一体何だと思いますか。ライター予測では「住居跡」です。壁画なんかあったりして…。この時点でライターの期待値は最高潮をマーク!

 

しかしこの後、この期待は違う意味で裏切られることに…。

おや

意を決して洞窟を覗いてみると…あれ?!壁画はない…。しかし立派な洞窟です。住居跡と言われてもありえるのかな、とも思いましたが、どちらかというと山伏の修行場の雰囲気に似ているような気も…。

 

※修行場が見たい人はこちらをクリック♪(ジモプチトリップvol.6 岩肌に潜む岩洞窟

なんと!

実はこの洞窟の正体は、縄文時代の墓なんだそうです。ある意味死後の住居跡と言えましょうか…。(そんなわけない。)

 

こちらの洞窟のすごいところは、縄文時代という歴史の古さだけではないんです。説明板によると、こちらの縄文時代のお墓は3000年から1万年前の間のもの、つまりその間の人たちの骨が5層にも渡って見つかっているんだとか。層で発見されるとは化石の世界だけではないんですね。見つかった人骨は200体以上なんだとか。

 

この写真の地面の下に埋まってたわけですね…。骨の状態も良く、様々な出土品も見つかったことから、学術的にも大変貴重な場所であるそうです。

 

また、冒頭のお寺は、以前この墓の上に建っていたのだそうです。それで石仏などが残っていたのですね。

 

大変貴重なこの洞窟、一目見に行ってみては。

店舗名 枌洞窟遺跡
住所
〒871-0205 大分県中津市本耶馬溪町今行字甲進799

内容は2024年04月11日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

アバター

Yosaroh

コーヒー、洋楽、美味しいもの…etc…が大好きな多趣味の飽き性。 気になったら気が済むまでとことんのめり込むタイプ。 本人は石橋を叩き割るほどの堅実家のつもりだが、周囲からはおかしな自由人と思われがちなのがちょっぴり悩み。 WEBライティング実務士の資格保有。

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