まだまだ様々な見所が満載のNOASエリア。地元だからこそ気軽にフラっと訪れることが出来るプチ名所を紹介していきます。
中津市三保エリアに点在している文化財。今回は「三保の文化財を守る会」によって守られている史跡のひとつ、福島大師堂に行ってきました。
※ライターは新型コロナウィルス感染症予防に配慮した上で取材しています。
※ソーシャルディスタンスを保ち、感染リスクに配慮しながらお出かけください。
アクセス
県道663号線(万田四日市線)を薦神社の方から宇佐側へ進み、長久寺のある方へ左折して道なりに進みます。曲がる場所は土地勘がないと分かりにくいので、ナビがおすすめです。
長久寺の案内板が見えたら今回の目的地はすぐ隣にあります。ご覧のようにとても広いスペースがあるのでゆったり駐車ができます。
防火用水前
お堂を見る前に防火用水前方に気になる石碑があるのを発見。近付いて文字を読んで見ると…「猿田彦大神」の文字が。
猿田彦とはいわゆる道祖神。場所から見て、この猿田彦大神はこのエリアの守り神としてお祀りされていると考えられますね。
お堂へ
そして先へ進むと今回の目的地の福島大師堂があります。
一見何の変哲もないお堂…。そして扉には鍵がかかっています。一体このお堂にはどういった云われがあるのでしょうか。
云われ
お堂隣にあった説明板によると、このお堂はかつての中津藩主であった細川氏の寄付によって建設されたものだそう。(現在のお堂は昭和15年に修復されています。)かつてここには木製の弘法大師の像が祀られていたものの、昭和13年に盗難にあったことから現在は石像が祀られているそうです。
お堂内の厨子(ずし。大切なものを入れる箱。)は弘法大師のあつい信者であった旧中津小笠原藩奉行であった沢渡氏が寄贈したもので、沢渡氏の両親の位牌もお堂内に安置されているのだとか。
また、お堂内には、建設時に細川氏が高野山からもらい受けた「感」の字が入った木板額などもあり、地域の方々によって今も守られています。
隙間が…
お堂には厳重に鍵がかけられていたのですが、少し隙間あいていたので覗いてみることに…。
こ…これは!!石像ですね。少しですが上部の木板額も見ることができました。
長年に渡り貴重な文化財を守っている地域の方々に感謝ですね。
店舗名 | 福島大師堂 |
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住所 | 〒879-0112 大分県中津市福島 |
内容は2024年04月11日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
Yosaroh
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