まだまだ様々な見所が満載のNOASエリア。地元だからこそ気軽にフラっと訪れることが出来るプチ名所を紹介していきます。
見る人々にパワーを感じさせる自然。今回ご紹介するのは国指定天然記念物である本庄の大楠です。
※ライターは新型コロナウィルス感染症予防に配慮した上で取材しています。
※ソーシャルディスタンスを保ち、感染リスクに配慮しながらお出かけください。
築上郡築上町へ!
県道237号線(寒田下別府線)を山手にずっと進んで行き、本庄エリアを目指します。向かって右手に「本庄の大楠」の案内板が見えたら指示に従って道を進んで行くと本庄の大楠がある大楠神社へ到着します。
駐車場は広々としていてトイレも完備。とても丁寧に手入れがされています。
鳥居すぐそば!
鳥居をくぐってすぐ右手に見えるのが国指定天然記念物にも指定されている本庄の大楠です。肉眼で見る迫力がたまりません。
かつては側まで近寄ることができたようですが、現在は表土の養生のため柵があり、柵の外から見学するようになっています。
見よ!この太さを!!
なかなか写真では伝わりにくいこの大楠の迫力…。なんとかして伝えたい…!
この幹の太さ、伝わりますでしょうか。
裏手にも「特別」が
表からだけ見て満足するなかれ。実はこの大楠には裏手に回ると「特別」なことがあるんです。
いそいそと歩道に沿って裏手に行くと…そこには大きな大きな「うろ」が!!
実は駐車場奥の黒い石にこの大楠の歌が刻まれているのですが、かつてはこの「うろ」で焚き火をする旅人なんかもいたんだそう。
説明板を見てみると、そういった焚き火のためか、1901年に火災が発生し、この大楠の損傷は誰もが諦めるほどであったようです。しかし奇跡的に復活し、現在の大きさまで成長を遂げたのだと今では日本で4番目に大きな巨樹とされているこちらの大楠。生命の力強さを感じますね。
そして実はこちらのスポットは宇佐神宮とも関係があるんです。vol.146でも触れた「杣(そま)始めの式」。宇佐神宮の一之殿の修理の際の杣始めの式はこちらで行われているのだとか。
本庄の大楠のホームページの情報によれば、定期的な遷宮(修理)が決まった際に、一、二、三之殿それぞれの修理を行うとき、どこで杣始めの式をするのか(どこの木材を使用するのか)が決まったようですね。また、現在では明治時代を最後に遷宮はなく、10年に一度「修理」をしているのだとか。少し複雑な感じがしますが、遷宮とは要は修繕や増築の際に神様を別の場所に移すことです。
境内左奥も要チェック
そして地域の方から、この神社には大楠の他にも要チェックの場所があるという情報をゲットしました。場所は境内に向かって左奥のエリアです。
鳥居の文字を見ると、「海神社」の文字が。大楠神社とは違う神社のようですね。実はこちらには「子供に良いお地蔵様がいる。」とのことで、その効き目も抜群なんだとか。結構ざっくりとした情報ですが、お地蔵様なので子供の守り神として最高の効き目ということでしょうか。
祠
鳥居をくぐってすぐ側にある祠には3体のお地蔵様が鎮座されていました。何だか頼りがいを感じる気がするのはライターだけでしょうか。
大楠とお地蔵様のパワーを感じに是非一度訪れてみてはいかがでしょうか。
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ジモプチトリップvol.146 由緒正しき神社 斧立八幡神社
店舗名 | 本庄の大楠(大楠神社) |
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住所 | 〒829-0123 福岡県築上郡築上町本庄1641-1 |
内容は2024年04月11日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
Yosaroh
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