まだまだ様々な見所が満載のNOASエリア。地元だからこそ気軽にフラっと訪れることが出来るプチ名所を紹介していきます。
普段わたしたちが生活している場所。いつも行き来している場所に思わぬ目所があったりもしますよね。今回ご紹介するのは将軍塚(壊良親王墓所)です。
※ライターは新型コロナウィルス感染症予防に配慮した上で取材しています。
※ソーシャルディスタンスを保ち、感染リスクに配慮しながらお出かけください。
下池永地区へ
ライターが向かったのは中津市下池永地区。中津市民病院近く、モナークゴルフセンターがある交差点を宇佐方面め少し進んだ所に今回の目的地があります。
一見何もなさそうなこの場所ですが、怪しげな階段が…。
小高い
こうして見るとなかなかの段数がありますね。それでは行ってみましょう!
発見!
階段の先には今回の名所、将軍塚が。将軍塚、という名前からして武将の為の塚なのかな…と思っていましたが、この将軍塚には壊良(かねよし、又はかねなが)親王墓所という名前が付いています。
懐良天皇とは
懐良親王とは教科書でもお馴染みの後醍醐天皇の息子で、唯一九州制覇を成し遂げたとされる人物です。
こちらには説明板などはなかったのですが、ライター調べによると、この懐良親王の墓とされる場所は九州内に何箇所かあるようで(熊本県八代市が宮内庁から墓所と認定されています。)、そのうちのひとつがこの中津市の将軍塚であるようです。
謎に包まれる塚
そんな名所でありながらも説明板がないのはもったいない…と思いながら石碑の周囲をぐるぐる周っていたライター。
そこで気付いてしまったのです。みなさんはこの写真の不思議な点にお気付きでしょうか。
この石碑には「御即位記念 大正四年十一月建設」と書かれているのです。壊良親王の時代が大体1330年〜1381年くらいであったそうなのですが、この石碑は大正4年なので1915年ということになります。こちらのスポットの名前と石碑の時代、そして「御即位記念」の文字…。謎が謎を呼ぶ自体となってしまいましたが、昔からある中津市の名所のひとつであることに変わりないのではないでしょうか。
店舗名 | 将軍塚(壊良親王墓所) |
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住所 | 〒871-0011 大分県中津市下池永 |
内容は2024年04月13日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
Yosaroh
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