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ジモプチトリップvol.112 【中津城下散策シリーズ】ジモトが誇る石垣を知ろう! 中津城の石垣【中津市】

公開日:2021年10月16日 (更新日:2024年04月13日)

ライター:Yosaroh

まだまだ様々な見所が満載のNOASエリア。地元だからこそ気軽にフラっと訪れることが出来るプチ名所を紹介していきます。

地元民にはベーシックな場所にも思える中津城下。しかし、一体どれほどのことを我々は知っているのでしょうか。今回はおさらいも兼ねて中津城の石垣を訪ねて行ってみましたよ!

※ライターは新型コロナウィルス感染症予防に配慮した上で取材しています。

※ソーシャルディスタンスを保ち、感染リスクに配慮しながらお出かけください。

中津城へ!

中津市市街地からも車でほど近いところにある、中津城。そんな中津城がある中津市ニノ丁本丸にやってきました。駐車場も広々としていて城の他にも神社や博物館とさまざまな場所にアクセスが良い場所でもあります。

すでに石垣が

駐車場にて車から降りるとすぐに石垣が。早速ぐるっと周って見てみましょう。

汐湯方面へ

汐湯方面へ歩いて行ってみると水門跡と書かれ場所に到着しました。

そしてその背後には石垣が。ランダムに詰まれているようで計算し尽くされているその姿は見事としか言いようがないですね。

博物館前

そしてぐるりと周って今度は中津博物館(なかはく)の前へ。

なかはく前にはこちらの石垣についての説明板もいくつか見ることができ、なかはくにて、もっと石垣のことを知ることができるので、地元民も地元以外の方も要チェックですよ!

中津城の石垣は九州最古のもので、修復に関しても必要最低限、そして当時の技法を復元することを目指した慎重な修復作業がなされているそう。

こちらの技法についても、ただ積み上げているだけではなく、石が行きたいところに積んでいく、というような職人技でなければ造ることができない難易度。それもそのはずで、当時の腕利きのプロ集団が造ったんだとか。他にも何種類かの積み方があるそうで、一言では言い表せない技術を感じます。

城の裏側へ

次は城の裏側(北側)には石垣の変化を感じることのできるスポットが。

黒田と細川

ご覧のように一目瞭然の違いのある石垣。

右が黒田時代のもので、現国指定史跡である上毛町の唐原山城から運ばれてきた加工石なんだそう。そして左が細川氏時代の自然石を使用したもの。

なかはくのラウンジ前の石垣は同じ黒田氏の時代のものでも未加工の自然石が使用されているということなので、とても興味深いですね。

他にも石を割るための穴の跡(矢穴)や水の中に隠れた梵字など様々なストーリーのある石垣。訪れたことのある方も改めて訪れてみては。

面白そうなスペースが!!

そして今回立ち寄ったなかはくにて、なんとも面白そうプロジェクトが!写真撮影OKなそのスペースで展示されていたのは、革製品の古墳グッズと本物の出土品のコラボ展示!

通常違う博物館で展示されている出土品が今回のこのプロジェクトのために特別に同じ空間にて展示されており、しかも全く同じ革製品と並んでいる!というなんともかんとも楽しさしか感じることのできないこのイベント。

こちらの「ひたすら古墳を愛でる展」は2021年11月14日(日)まで開催されており、革で製作されたバッグやピアスなどが実際に購入できます。ちょっぴりシュールでキュートなこちらのイベントも石垣とご一緒に是非!

店舗名 中津城の石垣
住所
〒871-0050 大分県中津市ニノ丁本丸

内容は2024年04月13日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

アバター

Yosaroh

コーヒー、洋楽、美味しいもの…etc…が大好きな多趣味の飽き性。 気になったら気が済むまでとことんのめり込むタイプ。 本人は石橋を叩き割るほどの堅実家のつもりだが、周囲からはおかしな自由人と思われがちなのがちょっぴり悩み。 WEBライティング実務士の資格保有。

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