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ジモプチトリップvol.78 耶馬渓 競秀峰シリーズ! 妙見窟【中津市】

公開日:2021年02月20日 (更新日:2024年04月15日)

ライター:Yosaroh

まだまだ様々な見所が満載のNOASエリア。地元だからこそ気軽にフラっと訪れることが出来るプチ名所を紹介していきます。

NOASエリアが誇る名所のうちのひとつ、競秀峰。かの福沢諭吉が私財を投じて保護したこの自然風景は今も尚貴重な名所が溢れる名勝として愛されています。

今回ライターが訪れたのはそんな競秀峰にある名所のうちのひとつ、妙見窟です。

※ライターは新型コロナウィルス感染症予防に配慮した上で取材しています。
※ソーシャルディスタンスを保ち、感染リスクに配慮しながらお出かけください。

向かうは「青の洞門」!!

今回の目的地、妙見窟のある競秀峰はみなさんご存知、中津市耶馬渓にある観光名所、青の洞門の目の前。

洞門の駐車場の山側に競秀峰の登山道の入り口のひとつがあります。

登ろう!

山側の駐車場にあるトイレ横に登山口があるので、それから妙見窟を目指します。

総距離は…

登山口から登り始めてすぐに妙見窟への案内板を発見。

総距離は…約350mです。

高校なんかの運動場を思い返してみると、トラック1周が400mほどでしょうか。

走る訳ではなし…うん、これは楽勝なんではないでしょうか?

綺麗な階段

綺麗に整備された階段。この長い道のりを整備してくれたどなたかに心より感謝しながら登っていきます。

道は二手に

2分ほど登ると道が二手に分かれていました。しかし、左手の帯岩と鎖場への道は立ち入り禁止になっていました。

今回の目的地へは右の道なのでそのまま進みます。

サクサク歩き始めると、急にサバイバル力を試されるような橋が出現しました。

周りは崖になっており、橋は木製なので、正直恐怖心しか感じ得ない…。しかし、幸い幅が人1.5人分ほどあるので、目眩や失神でもしない限りは落ちる心配はなさそうです。しかし、お子さんがいる場合はしっかり手を握ってあげた方が安心です。

結構歩いたぞ

体感では350m中、200mは歩いたかのような印象です。窟への道はピンクのテープが目印。目印を追いながら登り続けた先には案内板に括り付けられた目印が!

これは到着でしょうか?!

軽い絶望

案内板を目にしたライターが感じたものは軽い絶望…。

たったの50mしか進んでいない!!!

平地と山道での体感距離の差をなめていました。ゴールかと思っていたのに違うっていうのはなかなか応えますね。泣きたい…。

石仏

気を取り直して登り続けるライター一行。

山道なので軽くジグザグ状に階段が配置されているのですが、曲がり角あたりで突如現れる石仏たち。最初はびっくりしていましたが、あまりに数が多いので登山者へのエールを送る応援団のような気がしてきました…。

中には頭の部分がなくなり、代わりに石が置かれているものも。きっと廃仏毀釈(はいぶつきしゃく。※かつて仏像など仏教に関するものが破壊された運動があった。)の名残なのかもしれません。

「あそこだよぉ〜」

力尽きてしまいたい…そんな思いがライターの心に芽生え始めた時、上から下ってくるおじいさんが。

おじいさんの話によると、目的地は写真左上に見えるあの岩の裏なんだとか。

近い!近いぞー!!!

あの岩だ!!

おじいさんの言っていた岩に着きました。

この裏に妙見窟が!!行ってみましょう!!

え?

岩の横に差し掛かった時、ライターの目に見えてきたもの。それは…

約100m

なんだか石仏も見えてますが、どうやらまだまだ先のようです…。

絶景

そこからは少し下り坂。ということはこの岩の頂上あたりでしょうか。

ふと向かいに目をやると、そこには絶景が!もう目的地はここでいいのではないか、なんて思えてきてしまいます。

普段知っている町並みだからこそ楽しくなる絶景というものもあるのだな、と新しい発見もありました。

ここだー!!

絶景でリラックスしつつ進路方向を見てみると…

こ…これは!!!やっと着いた〜!!!

駐車場からの所要時間は16分でした。時間で見ると短いですが、1時間くらいかかったような気分です。

横に広い

到着してみると立地の関係もあり、横に広い造りになっていました。

窟になっている部分には石仏があり、神秘的な雰囲気がありました。そしてこの山中にも御手水が!!

こちらの御手水は井戸のようなスタイルのようですが、深さがあり危険そうなので気をつけたほうが良さそうです。

山頂なのに井戸というのは不思議ですね。

妙見堂

そしてこちらが3体の妙見菩薩、2体の男女神像、1体の如来立像が祀られている妙見堂です。隣にもお堂があったので、そちらにも祀られているのかもしれません。

残念ながら拝観はできませんでしたが、自然に囲まれた不思議な空間が魅力的なスポットでした。

向かいには

そして妙見窟から見えた向かいの岩にも興味深そうな窟が。まだまだ魅力的な場所がありそうな競秀峰。今後も少しずつご紹介していきます!

あなたが知っている地元のプチトリップスポットを募集しています。件名に「プチトリップ」と入れてyosaroh.zimosh@gmail.comまで詳細をお寄せください。

店舗名 妙見窟
住所
〒871-0202 大分県中津市本耶馬渓町曽木

内容は2024年04月15日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

アバター

Yosaroh

コーヒー、洋楽、美味しいもの…etc…が大好きな多趣味の飽き性。 気になったら気が済むまでとことんのめり込むタイプ。 本人は石橋を叩き割るほどの堅実家のつもりだが、周囲からはおかしな自由人と思われがちなのがちょっぴり悩み。 WEBライティング実務士の資格保有。

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