まだまだ様々な見所が満載のNOASエリア。地元だからこそ気軽にフラっと訪れることが出来るプチ名所を紹介していきます。
今回訪れたのは中津市の永添地区。この地区にある国の史跡をご存知でしょうか。なかなか普段通るような大きな道路沿いからでは分かりにくいそのスポットに行ってみました。
※ライターは新型コロナウィルス感染症予防に配慮した上で取材しています。
※ソーシャルディスタンスを保ち、感染リスクに配慮しながらお出かけください。
長者屋敷官衙(かんが)遺跡へ
今回の目的地へは、薦神社とファミリーマートの交差点を213号線方面から来て右に曲がり、道なりに進んでいきます。左手にプロショップ新居がある交差点を左折。少し行くとテニスコートがあり、テニスコートの端に斜めに入る道があるのでそちらへ進みます。すると遺跡の看板を見つけることができます。
遺跡の向かい側に5台は優に駐車できるスペースがありました。
こちらの遺跡へはgoogleのナビでもスムーズに行くことができます。
工事中?
遺跡のある場所を見てみると…工事中?!
遺跡跡は調査の後、写真だけを残してその姿がなくなってしまうところも多々あります。
しかし、こちらの遺跡は「国指定史跡」。そうそう無くなるとは考えにくい…ですよね?
実は
辺りを見回してみると、整備中だったことが判明!
イメージ図と、現在整備中の土地の広さを見るとなかなかの名所になりそうな予感がしますね。土器体験…やってみたい!
調べてみると、現状では2023年度に完成予定のようです。
今見ることができるものも!
中津市のホームページによると、この長者屋敷官衙遺跡は「税金としてのお米などを収納する倉庫群跡」であるそうで、その規模もさながら建築物跡も九州で唯一の発見例など貴重な貴重なものであるそう。
「長者屋敷」という名前も、掘ると焼けた米がたくさん出てくるので、「かつて長者が住んでいたのではないか。」と言われていたことから付いたのだそうですよ。
なんと国指定の史跡としては中津市では2件目であり、※官衙遺跡としては県内で初めて国指定になったんだとか。(※説明板によると「官衙」は古代の役所のこと)
今は発掘された遺跡はまた埋められたそうですが、古代学習ができる施設、もしくは場所として生まれ変わっている最中とのことです。
現在は案内板、もしくは中津市のホームページで遺跡の様子が見られるだけですが、新しく生まれ変わる史跡の標柱は見ることができます。
実際の遺跡は見ることができませんが、説明板や中津市のホームページと合わせて土地の広さなどを見ると、その壮大さと背景を十分感じることができると思います。
中津にもこんなに貴重で素晴らしい史跡があったんですね。中に入ることはできませんが、近くを通りかかった際には一度立ち寄ってみるのはいかがでしょうか。
あなたが知っている地元のプチトリップスポットを募集しています。件名に「プチトリップ」と入れてyosaroh.zimosh@gmail.comまで詳細をお寄せください。
店舗名 | 長者屋敷官衙(かんが)遺跡 |
---|---|
住所 | 〒871-0162 大分県中津市永添2303 |
内容は2024年04月15日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
Yosaroh
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。