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ジモプチトリップvol.42 釈迦如来の脇侍が祀られる祠 普賢洞【豊後高田市】

公開日:2020年03月26日 (更新日:2024年04月17日)

ライター:Yosaroh

まだまだ様々な見所が満載のNOASエリア。地元だからこそ気軽にフラっと訪れることが出来るプチ名所を紹介していきます。

豊後高田のある場所に釈迦如来の脇侍がひっそりと祀られている場所を発見。ネットでは調べてもあまり情報のない場所ですが、一体どんな場所なのでしょうか。

一体どこに?

豊後高田の県道29号線を中津から向かって国東方面へと進みます。

青宇田画像石を過ぎ、しばらく進んでいると見えるのがこちらの案内板です。

地区を表す案内板ですが、よくよく見てみると横に「普賢洞(ふげんどう)入口」と書かれています。

これは名所の匂いしかしませんね。

広々

先ほどの案内板を曲がると、広々とした道が。

とりあえず真っ直ぐ進んでみることに。

道の突き当たり

広い道を進んでいると、突き当たったところに何か見えます。

正式な駐車場はありませんが道路が広いので、邪魔にならない所に路駐させてもらうことにしました。

分かりやすい

近づいていくと、すぐにそれらしき場所が見えます。

実は県道から曲がってここまででわずか数分。
意外と近い…。

普賢洞を正面から見てみるとこんな感じ。

結構奥行きがあります。

ん…?よく見るとこの岩窟の中に祠が左右に2つ見えますね。

向かって右側の祠

ちょっとよく見ていただきたい…。

真ん中の菩薩なのですが、像に乗っています!

近くにあった案内板を見てみると、この真ん中の菩薩は普賢菩薩(通称:ふうげんさん)で、「幸福を行き渡らせる菩薩」なんだそう。

こちらの白い像に乗った普賢菩薩と獅子に乗った文殊菩薩は共に釈迦如来の脇侍(きょうじ/わきじ)として仕える菩薩であるとのこと。

脇侍とはいわゆる補佐の役割を持った菩薩のことであるそうで、こちらでは中尊が釈迦如来、脇侍が普賢菩薩と文殊菩薩です。

宗派によってこの中尊と脇侍の組み合わせは変化するようでなかなか奥深いものがありますね。

話はこの祠へと戻ります。
文殊菩薩は智慧(ちえ)を司り、普賢菩薩は行(修行)を司っており、文殊菩薩の問いに普賢菩薩は「十大願(10の誓い)」をこの祠で説いたといういわれがあるのだそう。内容が気になる方は「十大願」で検索してみてくださいね。

この関係もあり、普賢菩薩と文殊菩薩は密接な関わりがあるようです。

左側の祠

密接な関係とあらば、左側は文殊菩薩?!なんて想像をしながら左側にある祠を覗いてみましたが、文殊菩薩が乗っているといわれる獅子がいない!

残念ながらこちら側の祠の情報が見つからなかったため、この仏さまに関しては何もわかりませんでした。

この洞窟の名前自体が「普賢洞」であるので、こちらに祀られているのは普賢菩薩だけなのでしょう。

幸福を行き渡らせる菩薩、普賢菩薩。
ふらっと訪れて幸福をもらってみてはいかがでしょうか。

あなたが知っている地元のプチトリップスポットを募集しています。件名に「プチトリップ」と入れてyosaroh.zimosh@gmail.comまで詳細をお送りください。

内容は2024年04月17日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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Yosaroh

コーヒー、洋楽、美味しいもの…etc…が大好きな多趣味の飽き性。 気になったら気が済むまでとことんのめり込むタイプ。 本人は石橋を叩き割るほどの堅実家のつもりだが、周囲からはおかしな自由人と思われがちなのがちょっぴり悩み。 WEBライティング実務士の資格保有。

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