まだまだ様々な見所が満載のNOASエリア。地元だからこそ気軽にフラっと訪れることが出来るプチ名所を紹介していきます。

ある日、ライターがたまたま通りかかった上毛町の百留地区。そこにはなんとも不思議なたくさんの穴が。一体これは何の穴なのでしょうか。

アクセスと駐車場

太平楽の間の道を抜け、上毛ICへ行く道とは反対の道を道なりにずっと進んでいくと、百留地区に辿り着きます。

百留（ひゃくどめ）横穴墓群の案内板を見つけたら真横に車が2台程度停めることができる駐車場があります。

とにかくたくさんの穴

遠目に見てもなんだかすごい光景なのですが、近くで見ると、その穴の数に驚きます。

ライターの初見では防空壕か何かか⁈という感じだったのですが、一体これはなんなのでしょうか。

町指定の史跡で〇〇だった！

そんな思いを巡らせているところ、案内板と共に祭壇の様なものを発見しました。

案内板によると、こちらは…古墳時代のお墓であるそうです。

崖面に横穴がいくつも掘られて作られているそうで、町指定の史跡になっているとか。

中央

中央にある1号機は他の横穴とは一味違う、ベンガラという赤色顔料の彩色が見られるという事でしたが、とにかくすごい数の横穴で、残念ながらライターには中央の横穴がどこなのか分かりませんでした。

この横穴、駐車場と道路側から見ただけでも一面だけに掘られているのではなく、ぐるっと円を描くように続いているんですよ。

中は…

しかも中を覗いてみるとそこそこ広いんです。そして一段高い位置に掘られた穴も！

なんと、この墓群、今現在の時点で49基が確認されているそうです。

今年はもう過ぎてしまいましたが、お盆の時期には地域の方々によって提灯が飾られるのだとか。

こちらでは、いくつかの案内板に昔の人がどの様に埋葬されていたのか、出土したものはどんなものだったのか、等、写真やイラスト付きで説明してくれている案内板もあり、この時代のことを学んでいるお子さんにはとてもいい勉強になるのではないでしょうか。

一度大昔の先人のお墓を訪れてみてはいかがでしょうか。

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