まだまだ様々な見所が満載のNOASエリア。地元だからこそ気軽にフラっと訪れることが出来るプチ名所を紹介していきます。
羅漢像といえば、耶馬渓が有名ですが、実はNOASエリアには他にも羅漢像を見ることができるスポットがあるんです。今回は宇佐市にある東光寺を訪れてきました。
到着
宇佐市の柳ヶ浦高校のすぐ側にある東光寺。看板が分かりやすいので迷うことなく到着することができました。
駐車場も広々としています。この位置からはまだ何も見えませんが、奥にたくさんの羅漢像があると思うとドキドキしてきます。
東光寺の歴史
駐車場からすぐの案内板によると、この東光寺は600年以上もの歴史があるとか。宗派は最初、天台律宗から始まり、臨済宗を経て、その後、曹洞宗に改められたようです。
本尊は薬師如来で、古仏や不動明王も安置されている、とのことで進んですぐに地蔵菩薩や他の仏像も安置されていました。羅漢像のみの安置かと思っていたライターでしたが、この不意打ちは参拝者には嬉しいサプライズです。
まだ見えない
早く羅漢像を拝みたい気持ちのライターですが、まだ羅漢像の顔は見えません。
焦る気持ちを抑えて先を進みます。この植え木の柵でまだ見えない、というところが見たいという気持ちを焦らせてくれます。
羅漢像の入り口へ
植え木の柵が生える道を進んでいくとそこに羅漢像の入り口が!指示に従って参拝料の100円を賽銭箱に入れましょう。
奥の方にチラっとお顔が見えてきました!
ご対面!
ワクワクしながら羅漢像のゾーンに足を踏み入れたライター。どうですか?この迫力!自然の木の中に佇む羅漢像たちがなんとも言えぬ雰囲気を醸し出しています。
宇佐市観光協会のホームページによると、この五百羅漢というのはお釈迦様の教えを広めるべく集まった阿羅漢(悟りを達した聖者)達の集まり、ということです。
ライターは羅漢は仏様の一種なのかと思っていたのですが、そうではなくて、羅漢とは聖者、つまり人なのですね。
案内板によると、この五百羅漢は15代目の和尚様が住民を救うため、日出の石工に頼んで19~24年の間に520体もの石像を造ったものだそうです。
24年としても年間約21体ペース・・・。つまりは月1~2体です。これだけ表情豊かな羅漢たちを見てもわかるように、当時の技術も考えればこのペースで石仏を作っていくのは並大抵ではないような感じがしますね。
自分に似ている羅漢
一説にはこうした羅漢像の中に自分とそっくりな羅漢像があるというのはよく聞く話ですよね。ということでライターも探してみました。
じっくり見ていると、喜怒哀楽豊かな顔つきでなんとも可愛らしく見えてきます。後ろ姿もなんとも言えぬ愛らしさが。
そうこうしている内に自分と似てる?な羅漢像を発見!!探索中も色んな羅漢像が見られて楽しめました。
更に奥には
実はこの東光寺、この五百羅漢でおしまいではないんです。更に奥へ進むと今度は十六羅漢と仏足跡が見られます。仏足跡は仏足石とも呼ばれ、全国でも数が少なく珍しいものであるそう。仏足跡は五百羅漢と共に市の有形民俗文化財に指定されています。
今の季節は蚊がすごく多い場所なので、行く場合は虫対策をしっかりしておくか、蚊のいない秋~春くらいに行くのがおすすめです。自分と似ている羅漢像をじっくりと探してみてはいかがでしょうか。
あなたが知っている地元のプチトリップスポットを募集しています。
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内容は2024年04月18日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
Yosaroh
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