九州グルメ、とりわけ熱気を放っているのがご当地ラーメン！

もちろん、NOASエリア（中津市、宇佐市、豊後高田市、豊前市、吉富町、上毛町）にもめちゃくちゃ美味しいラーメン店がたくさんありますっ！

最近食べに行けてないなという方も、うぶ湯がとんこつスープだってくらいラーメン漬けなあなたも、NOASエリアの最新ラーメン情報をお届けします。

今回は大分県豊後高田市にある「山猫」をご紹介！

山猫さんについて

大分県豊後高田市、長崎鼻の程近くにある中華そば 山猫。

元イタリアンシェフだったという経歴を持ち、過去にはあのミシュランガイドにも掲載されたことがあるという有名店で、運良くお店に入れた！などという口コミが散見されるほどにたくさんのお客様が訪れています。

一見するとおしゃれな雑貨店や洋服屋さんのような可愛らしい外観ですよね。

クラフト感ある山猫ちゃん大好き！

中華そば 山猫さんへのアクセス

213号線を昭和の町から国東方面へ、長崎鼻海水浴場へ入る道すがらにあります。

画像の看板が目印ですよ。

中華そば山猫 · 〒872-1207 大分県豊後高田市見目７４５−１

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国東方面からはこちら

赤いのぼりが出ている道を右手に入ると、左手にあります。

取材の始まりは

「そもそもラーメンが嫌いだったんだよね」と店主塩崎さん。

「食べると体調崩しちゃうから…」なるほど、これは衝撃です。

塩崎さんはもともとイタリアンのシェフで、この地で「海猫」というイタリアンレストランを経営していましたが、地元の方々にも気軽に楽しんでいただけるメニューとして「ラーメン」を提供することを選択したそうです。

研究のために年間250食以上ものラーメンを食べ歩いて見出した「体調を崩さないけれど美味しいラーメン」の技術が現在の「山猫」のラーメンに活かされています。

山猫さんのメニュー

メニューはこちら！どどーん

恐れ多くも臨時休業中にお伺いしたため、すぐに準備できるというとんこつラーメンを頂くことに。

ふむ、ラーメンは中華蕎麦ととんこつラーメンが主、替え玉はとんこつラーメンのみなんですね。餃子も気になりますねー。

とんこつラーメン 750円（税込）

運ばれてきたとんこつラーメンは外からの柔らかな光に映し出され、まるで芸術作品のよう。しっかりと泡が浮かび、大判のチャーシューが覆います。

いざ実食！

スープは豚頭のみを使用。骨だけではなく、骨についている肉や臓器もそのままを使用しています。

また「呼び戻し」という九州豚骨ラーメンの源流である久留米ラーメンの製法で、熟成したスープに新しいスープを継ぎ足して作られています。

これには理由があり、なんと豚骨ラーメンのスープは近頃「発酵食品」であることが判明したんだそう。赤ちゃんのように手がかかりますが、毎日火を欠かさず入れ「呼び戻し」で良い状態に保たれたスープには泡が立ち、複雑でコク深い味わいに仕上がりに。

麺は「ザ・九州とんこつラーメン」というような細麺とは違い、長浜ラーメンより少し太いものを使用。茹で加減もしっかり茹で上げたもっちり感を出した状態で提供しています。

とんこつラーメンについて解像度が上がり、より繊細な深い部分の味をキャッチできたように感じます。ずっと蘊蓄（うんちく）聞いていたかったな〜！

中華蕎麦 830円（税込）

残念ながら今回はいただくことができませんでしたが、中華蕎麦のお話も伺ってきました。

昆布、椎茸、さば、あじ、かつお、にぼし、貝柱、あさりなどから取った出汁と、国東にある安永醸造で作られている五郎一（ごろいち）醤油や清酒 西の関などから作られた化学調味料を一切使用しない醤油ベースのスープ。

様々な材料を駆使した濃厚で力強いスープと麺の絡みを想像するだけで居ても立ってもいられません。

元イタリアンシェフが編み出したラーメンの正解の一つが、ほかに類を見ない「山猫系ラーメン」なのでしょう。これは再訪待ったなしです！！

お席は

テーブル席と…

カウンター席

カウンター席があります。

プロデュース店舗も続々

豊後高田の地にセンセーショナルに現れた山猫さん。

水面下では続々と塩崎さんがプロデュースする新店舗のお話が動いているようで、直近では大分県大在に家系ラーメンの店舗がオープンするんですって！

そして、まだ公表できませんが山猫周辺で別の業態の店舗の構想もあるとか。

き、気になります！！続報を待ちましょう！

お店は長崎鼻の海水浴場の手前、これからがオンシーズンですね。ますます目が離せない「中華そば 山猫」さんへぜひ足をお運びください♪

↓来訪前にインスタで営業情報をチェック！

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