参拝の証に頂ける御朱印。それぞれの神社仏閣によってオリジナリティーに溢れています。NOASエリアではどんな御朱印が頂けるのでしょうか。それぞれの神社仏閣の魅力と御朱印情報をお届けします。(※不定期連載)
ライターが今回向かったのは、豊後高田市香々地。香々地小学校の
真横にある別宮八幡神社は想像以上に素晴らしい場所でした。
アクセス
今回の神社へ行くために、まずは県指定の有形文化財となっている「潮観橋」を目指します。国道213号線を中津市方面から豊後高田市方面へ向かいます。途中、真玉海岸に沿って綺麗な景色を眺めることもできますよ。竹田川を渡り、最初の交差点を左へ。少し道なりに進み、左手に老舗のお菓子屋さんである渕松月堂が見えたら、右手に写真のような神社の鳥居があります。
国道213号線から曲がる道が少し分かりにくいので、潮観橋を目印にナビで検索して行くのがおすすめです。
潮観橋
まずは潮観橋へ。先程の鳥居の場所からすぐ目の前の場所に見えるのがこちらの車橋という種類の石橋。説明板によると、この形式の橋は香々地でも数が少ないのだとか。
天保9年(1838年)から安政5年(1858年)の間に造られたと考えられているこの橋。時代はなんと江戸時代。こう言われてみると、このアーチがかった傾斜はあまり見ませんよね。時代が古く、貴重であることも納得です。この橋は神社の参道でもあるそうですよ。
違う角度から
それでは違う角度からこちらの橋を見てみましょう。いかがでしょうか。橋のアーチと綺麗な石組がよく見えますよね。
そしてこの橋の両脇にある石燈篭と石碑も県指定の有形文化財であるそうですよ。
境内へ
参道である橋を通り過ぎてすぐにあるのは神社の狛犬。松の枝ぶりがとても豪華で美しく、見入ってしまいます。
狛犬
狛犬に近づくと…腕には謎の穴が。
これは長年雨や風にさらされて出来た穴であるそう。海辺のエリアでよく見られますよね。ここ香々地も海沿いなので塩蝕の影響もあるのかもしれません。
長年この地を守ってきた狛犬の歴史を感じさせてくれます。
門
手入れがとても綺麗にされている境内を歩き、神社の門に辿り着きました。
こちらの桜門は市指定の文化財となっています。明治12年(1879年)のもので、数年かけて造られたものであるそう。
桜門
近付いてよく見てみると、門の造形のきめ細かいこと!
写真でも伝わると思いますが、肉眼でみると、そのひとつひとつ、そして彫りの角の優しさ、どれを取っても素晴らしく丁寧な仕事であることが分かります。
中へ
門の脇をくぐり、半ば緊張しながら中へ入ると、そこは清々しい空気感に包まれていました。
拝殿
参拝するために神社建物の中へ。靴を脱いでお邪魔します。
神社の社略記によると、御祭神は「誉田別命(ほむだわけのみこと・応神天皇)」、「市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)」、「田心姫命(たごりひめのみこと)」、「湍津姫命(たぎつひめのみこと)」、「息長足姫命(おきながたらしひめのみこと・神功皇后)」の5神であるそう。
713年から724年に宇佐神宮から分霊してお祀りしたので「別宮」という名前が付いたのだとか。こちらの神社では、厄除け、交通安全、安産、赤ちゃんのお宮参りの祈願をする方々が多いのだそうですよ。
お参りしよう
拝殿内の正面、左右の三箇所にお参りする場所があります。
御朱印
お参りしたら御朱印をいただきます。初穂料の300円はお賽銭箱へ。日付は自分で記入するスタイルです。
御朱印を手渡しで頂くワクワク感もいいですが、こちらのようなセルフ形式はいつでも御朱印が頂けるのでありがたいですね。
御神木も忘れずに
拝殿横の御神木にも忘れずに会いに行ってくださいね。こちらの神社の御神木は市指定天然記念物で、銀杏の木です。とても清々しさを感じます。
たくさんの指定文化財や天然記念物に囲まれたこちらの神社。一度訪れてみてはいかがでしょうか。
店舗名 | 別宮八幡神社 |
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住所 | 〒872-1212 大分県豊後高田市香々地3583 |
内容は2024年04月15日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
Yosaroh
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