【豊前市花火】元気出そうぜ！豊前エール花火に込められた想い

公開日：2020年11月16日（更新日：2024年04月18日）

ライター：Yosaroh

豊前エール花火FINAL開催決定！

2020年。この年は私たちみんなにとって、とても厳しく忍耐を求められる年になった。

何事もなくいつものように始まったこの年、ニュースの報道と共に徐々にCOVID-19（新型コロナウイルス）というわけの分からないウイルスからの侵食が始まり、NOASエリアも恐怖に襲われた。

誰が悪いわけではない。しかし、このウイルスは政府の自粛要請と共に確実に私たちの心を蝕んだ。

日常は制限され、楽しみにしていたイベントも軒並み中止。みんな疲れていた。

そんな時、空に大きな一輪の花がいくつも上がった。

第1回豊前エール花火だった。

第1回と第2回

第1回の豊前エール花火の話は瞬く間にSNSを駆け巡り、動画もたくさん拡散されていった。

「誰があげてるんだろう。」

「まさか花火が見られるなんて思わなかった！嬉しい！」

こんな声をライターもたくさん目にした。この第1回のエール花火は新型コロナの最中、ある人物が人々の心を明るくしたい、と打ち上げたサプライズの応援だった。

そのある人物とは、豊前市でAuto Sound IMAGEという自動車関連の会社を営む、内田雄三社長だ。ライターも知っているこの内田社長は人当たりと気風（きっぷ）がとても良く、他人のために本気で心を痛めることのできる人物だ。この第1回のエール花火も、社長の周囲の知人や友人、お店の人たちがとても落ち込んでいるのを見て、とにかく元気づけたい、との想いで打ち上げたものだった。元手は例の政府からの給付金の10万円だ。

結果は大成功で、内田社長が知らない所でも喜びの声が響いていた。中には泣いて喜ぶ人もいたそうだ。

そこで、今度は色んな企業や個人の方々に募金をしてもらったお金で8月に第2弾のエール花火を打ち上げた。みんなの気持ちが前向きに明るくなってほしい、と想いを込めながら打ち上げ続けた。

お礼？！

そしてここで終わらないのが内田社長だ。

第1回と第2回のエール花火は既にみんなの心を癒して明るくしてくれた。

第2回はみんなが内田社長に賛同して募金をすることで、いわばみんなで打ち上げた。

ここで社長はなんと「募金のお礼」としてまたまた「豊前ちょこっと花火！」を開催したのだ。お礼をされる側ならまだしも、逆なのだ。こんなところにも社長の性格が出ているように思う。人が良すぎてたまに心配になるライターである…。

12/27 豊前エール花火FINAL

そして来たる12月27日（日）、内田社長が再び周囲の方々からの募金と社長の資金で満を持して開催するのが「豊前エール花火FINAL」だ。

場所は豊前市の体育館前にある豊前市能徳団地内テニスコート横の駐車場なので、土地勘がない人は豊前市の体育館を目指して行くと分かりやすい。

イベントの開催は12:00からで、ポスターに記載されているイベント以外にも

12:30 チアガール（3歳〜）

13:00 清高保育園児（年長）、卒園児（J-kids）の太鼓演奏（予定）

13:30 e-クラブジュニアHIP HOPチームのダンス

などなど、盛り沢山だ。

要注目はポスターにも記載されている大食い。一般の部の平壌屋の灼熱ユッケジャンクッパは辛すぎて、辛いもの好きの社長も4口でギブアップするほどの辛さなんだとか。事前応募もNOASエリア中から殺到したんだそうだ。（※今は応募を締め切っています。）

そしてTVやYouTube でも活躍しているプロの有名大食い選手、「かじみな」と「かずさ」のキャットファイト。この対決、実はこの2人だけではなく、一般の参加者も1人参加するのだとか！これは見ものだ！

また、中津市本耶馬溪のあの有名店「次郎長」の高級肉や「本格焼き鳥黒のれん本店」、「居酒屋花五合」、「中屋」、「お好み焼き酒場あき」、「なじみ屋（焼肉）本店」、「豊前本店どんどん」、「まるとら」の飲食チケットが当たるくじ（有料）や、今年中に契約するとDAIHATSUやスズキの新車が安く買えるお得なPRブースなど見どころがいっぱいだ。

しかも、驚くべきことに、このイベント、企画と運営は全て内田社長1人である。しかし、内田社長は言う。

「色んな企業さんが協力してくれたおかげ。そしてただただみんなを励ましたいし、明るい気持ちになってほしい。」

どこまでも明るくて謙虚だ。