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【豊前市】カメラとグルメを楽しむ小さな旅 冬の千手観音堂へ

公開日:2024年01月18日 (更新日:2024年04月17日)

ライター:ぶぜんノート

こんにちは、フォトライター「ぶぜんノート」です。

2021年春に北九州市から豊前市に移住してからというもの、仕事の合間に時間ができるとNOASエリアのあちこちにカメラを持って出かけています。

その土地ならではの景色を撮り、美味しい食べ物をいただく小さな旅。

「こんなにいい所が!」と驚いたスポットを辿ったルートを、ジモッシュでもお伝えしたいと思います。

今回の旅の目的地は、豊前市の千手観音堂です。

千手観音堂は、平安時代の貴重な千手観音像や不動明王像が収蔵されており、お堂の背後の岩窟から滴り落ちる名水を求めて人が訪れるという、豊前の名所のひとつです。

この日のルートは、千手観音堂から、豊前海の海のグルメを求めて「うみてらす豊前」にしました。

知人がSNSで「美味しい!」と紹介していた、今が旬のグルメ「豊前海コチ定食」をお目当てに。

ナビの目的地は無料駐車場がある「狹間集会所」にセット

千手観音堂は、移住してから何度か訪れています。

季節によって草木の表情が変化するので、いつ来ても撮影が楽しみです。

車移動なので、無料駐車場がある「狭間集会所」にセットします。

千手観音堂は川の向こう

千手観音堂は川の向こうです。

川の名前は「佐井川(さいがわ)」。

橋から見える山、リフレクションして映る空がとても綺麗です。

橋から見える千手観音堂

橋を渡っていくと正面に千手観音堂の建物が見えてきます。

地域の方からこの日は御開帳日と教えていただく

千手観音堂に近づいて行くと、お掃除されている人たちが何人も。

地域の方々がお世話をしているとのこと。

「今日は御開帳日です。ぜひ見ていってください。撮影も大丈夫ですよ!」

と快くご案内いただきました。

素敵な笑顔

扉が開かれた収蔵庫へ

千手観音像。

ガラス越しでも感じる圧倒的な存在感。

お守りワンちゃん

「ワン、ワン!」

観音様をガラス越しに撮影していたら、地域の方のワンコさんが吠えました。

それまでずっと静かだったワンコさん。

観音様をしっかりと守ってくれているようです。

不動明王

千手観音像の奥の収蔵庫の扉も開いていました。

こちらは不動明王像。

狛犬

不動明王像の足元には狛犬もいました。

仏教と神道。

神仏習合の形がそのまま残っているのですね。

元々この場所は岩屋山泉水寺というお寺であったといいます。

千手観音像はそのお寺の御本尊として、そして不動明王像は千手観音像と共に祀られていたそうです。

カメラを手に周囲を撮影

千手観音堂の敷地は広く、多くの石塔や石仏も祀られていました。

掃除をしていた方が「今日は17日だったから、お花を替えていてよかったです」と仰っていました。

千手観音堂はとても綺麗な場所でした。

地域の方たちがこうやってお世話してくれているからこそなのでしょう。

2ヶ所の岩壁から滴り落ちる霊水

千手観音堂の他のみどころといえば、霊水です。

岩窟から滴り落ちる天然の水を求めて人が訪れる場所でもあります。

霊水

水を汲みに来ていた方から

「水が出ている場所で、味が違うと仰る方もいます。大人よりも子供のほうが違いが分かるみたいです」

「昔、母乳の出が悪くて困っていたお母さんが、ここの水で粥を炊いて食べたら出るようになったという言い伝えがあるでしょう。

88才の母も、私が生まれた時に同じように困ってここのお水を飲んでみたら、母乳が出て助かったと聞いています。」

と興味深いお話を伺うことができました。

地域の人や、水を汲みに来る人とお話しして、散策を楽しんだら次の目的地へ向かいます。

豊前市の海の観光拠点「うみてらす豊前」へ

しっかり散策したらお腹が空きます。

それに旅といえばグルメ。

豊前市の海の観光拠点「うみてらす豊前」へ。

2F

この日は2階の「漁師食堂うのしま豊築丸」へと。

知人がSNSで紹介していた「豊前海コチ定食」目当てです。

コチ刺し身

コチの刺し身(薄造り)です。

フグより美味しいと言われる今が旬のコチ。

身はもちろん、皮まで美味しい。

唐揚げ

唐揚げもまた美味しい。

ご飯がグイグイ進みます。

食後には

食堂でテイクアウト用の淹れたて珈琲をお願いして、お会計。

珈琲を持って外に出ます。

珈琲

階段を上がるとそこからは豊前海が一望できます。

青い海と空を眺めながら、珈琲を飲んでしばらくのんびり。

おわりに

以上、カメラとグルメを楽しむ小さな旅「冬の千手観音堂」コースをお伝えしました。

自然と史跡が織りなす美しい風景を見た後は、その土地ならではのグルメと、充実した時間を過ごすことができました。

このエリアには他にも見どころ、食事処が沢山ありますので、以下の記事もぜひご参考に!

千手観音堂についてさらに詳しくは(ジモッシュ!webライターのYosarohさんの記事)

> ジモプチトリップvol.2 自然に囲まれた千手観音堂

この近くのお出かけスポット

> ジモプチトリップvol.6 岩肌に潜む岩洞窟【豊前】

> 豊前市「森林セラピー・求菩提山登山コース(個別ver.)」を体験してきました【体験編】後編

豊前市のグルメスポット

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店舗名 千手観音堂
住所
福岡県豊前市挾間1244

内容は2024年04月17日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

アバター

ぶぜんノート

2021年春に北九州市から豊前市に移住したフォトライターです。
移住前からNOASエリアの歴史のファン。
美味しいごはんと日本酒と温泉が好きです。

歴史写真まとめサイト
https://www.toyonokuniato.com

移住日記
https://note.com/buzen_note

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