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「なかはく」こと、中津市歴史博物館オープン!【新店舗】

公開日:2019年10月30日 (更新日:2024年04月18日)

ライター:ジモッシュ編集部

中津城の石垣を特等席で臨む、中津市歴史博物館が11月1日にオープンします!

この立地を活かしたおどろきの仕掛けを体験したり、
中津の成り立ちを学ぶことができる施設です。

普通に観覧するだけではもしかしたら気づかないかもしれない、
けれど、気づくともっと「なかはく」が好きになる。
そんな面白い隠しスポットのヒントもこっそりお伝えします!

11月1日から!

館長である高崎さんに館内を案内していただきました。

中は大きく分けて二つのエリアに分かれており、
建物中央の展示室1・2は有料のエリアとなっています。
入り口からぐるり一周石垣に面した部分は無料のエリアで、カフェで休んだり、お土産を購入することもできます。

中津市歴史博物館は3階建ての建物ですが、2・3階部分は貴重な資料を収蔵する「特別収蔵室」になっており、通常は入ることができません。

■観覧料■
一般300円
中学生以下無料
団体(20人以上)100円

展示室の中は…

展示室1は時代順に並んでおり、旧石器時代から近代までの歩みを見て、触って体験することができます。

中津に住んでいると福沢諭吉や黒田官兵衛の話に触れることが多いですよね。
しかし、当たり前のことですが、それ以前にも人々の営みがあって今につながっているんだと再認識することができ、
今まで以上に中津に愛着と興味が湧いてきました。

展示は壁面にとどまらず、床面にも施されています。こちらもぜひ見ていただきたいポイント。

もうひとつおすすめ

中でも時代ごとに「手で触れて鑑賞する」展示があります。
視覚に障がいのある方にも楽しんでいただけるよう、手で見ることができます。

触れて得る情報は多いので、お子様にもぜひ体験していただきたいポイントです。

伊達政宗の書簡!?

そして初公開の「伊達政宗の書簡」
もちろん直筆の本物(!)

こちらは豊前国主細川忠利に送ったもので、簡単に言うと
「鷹狩り楽しかったよ!」というもの。
中津市内在住の方より寄託されたそうです。

企画展も

11月1日のオープンから12月22日までの間、
文化庁「記念物100年展」参加行事
「学芸員こだわりの文化財」展を開催しております。

学芸員が自己紹介と中津の宝を紹介するコーナーで、かなり熱気を感じるコーナーになっていました。

ネタバレになってしまうので詳しくは言えないのですが、
まさか自分で〇〇をつくって、実際に〇〇を〇〇してしまうなんて…!!と個人的にかなり衝撃を受けた展示もありました。

写真はイイダコをとるためのタコツボです。
こちらももちろん本物!

カフェ華林茶房(かりんさぼう)

一通り展示を楽しんだ後はそば粉で作られたガレットやドリンクを提供している「華林茶房(かりんさぼう)」があります。

カフェのみの利用もできるそうです。

中津城と石垣を堪能

カフェではお城と石垣を見ながら過ごすことができます。
特等席!

プレイルーム

カフェの隣にはプレイルームがあり、
こちらでは勾玉作り体験や、土偶型のマグネットを作るなどのワークショップを行っているとか!

他にも石積み体験、古代倉庫復元などの体験プログラムも随時開催していくそうです。

お土産充実

お店にはまだ出ていませんでしたが、「黒田時代の石垣・細川時代の石垣」を模した琥珀糖(こはくとう)や、オリジナルサコッシュ、茶葉などのお土産にぴったりな逸品が揃うようです。

なかでも石垣を模した琥珀糖は館長こだわりのひとしなだとか。

見逃せないポイント

「中津市歴史博物館」を隅々まで堪能したいアナタに向けて、最後に3つのポイントを。

・30分ごとに放映される石垣シアターは最後まで席を立たないで!
・とある箇所のガラス窓にはちょっとした遊び心が。
・お帰りの際は、駐車場側出入り口のコインロッカーをのぞいてみてね。

自分が住んでいる中津に、これほど興味を持って向き合う機会はありませんでした。
今も残る史跡や観光地、場所の紹介もされているので、実際に現地に行って確かめたくなるような、知的好奇心がくすぐられる展示ばかりでした。
ぜひ先ほどの3つのポイントも忘れずに、行ってみてくださいね!

オープニングイベントとして
■11月1日
12時〜 蠣瀬神楽(かきぜかぐら)
13時半〜 詩と絵のアーティスト詩太(うーた)によるアートイベント(公開制作「このまちの宝物」)

■11月2日
11時半〜 蠣瀬神楽(かきぜかぐら)
14時〜 詩と絵のアーティスト詩太(うーた)によるアートイベント(子供達と創る大きな絵 ライブペイント「ぼくたちの宝物」)

■11月3日
11時半〜 植野神楽(うえのかぐら)

■11月4日
11時半〜 植野神楽(うえのかぐら)

■トークセッション「地方の資料が語るもの」
ゲスト 国文学研究資料館 館長 ロバートキャンベル
九州大学名誉教授 ヴォルフガングミヒェル
日時 11月13日 13時〜
会場 中津市歴史博物館 ロビー
申込 不要

公式SNSアカウント
twitter https://twitter.com/nakahaku_
Facebook https://www.facebook.com/nakahaku19/

公式WEBサイト
http://nakahaku.jp/

内容は2024年04月18日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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ジモッシュ編集部

地元が嫌いとか好きとかじゃなく地元にしか興味がありません! 噂を聞きつければ現地に足を運び、文字通り「地元をダッシュ」して情報発信中。 思い立ったら即行動!普段から目を皿にして特ダネをさがしています。

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