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豊前市「森林セラピー・求菩提山登山コース(個別ver.)」を体験してきました【体験編】前編

公開日:2021年12月05日 (更新日:2024年04月13日)

ライター:ぶぜんノート

こんにちは、ぶぜんノートです。

前回の記事では豊前市が主催する森林セラピー「求菩提山周回コース」の申込方法や準備について詳しくお伝えしました。

この記事ではいよいよ求菩提山登山スタートから頂上の国玉神社上宮の道のりを、詳しくレポートしていきます。

森林セラピーや低山登山に興味をお持ちの方はぜひご覧ください。

> 前回の記事はこちらから

案内してくれた人

今回の森林セラピーを案内してくれたのは、豊前市役所商工観光課のセラピー担当者のお二人です。

セラピー担当になって7年目の大友さんと、今年から担当になった安枝さん。

お二人とも、子供の頃から求菩提山に登っていたそうです。

(通常は別にガイドの方が同行)

豊前市森林セラピー・求菩提山周回コースとは

豊前市のホームページによると「獅子の口、腰掛け地蔵、求菩提山のパワースポットをめぐるコース」です。

座主坊園地駐車場から中宮、求菩提山の山頂に登って、ぐるっと降りて駐車場に戻ってきます。

ガイドさん手描きの地図が分かりやすいですね。

登山口からは石段

座主坊園地駐車場の奥に登山口があり、そこから登山スタートです。

幅の広い石段が続きます。

段差が結構あるのですが、慣れたお二人は軽やかに登っていきます。

大友さんはリュックでは無い様子。

よく見ると「くぼてん」のトートでした。

そのことに触れると「豊前市のノベルティーみたいなものなんですよ。お買い物券買ってくれた方にお渡しできるので。よかったら」と大友さん。

かなり使いやすいらしく、こればかり使ってしまうとも仰ってました。

英彦山と並ぶ修験道の山

求菩提山は英彦山と同じく修験道が盛んな山でした。

修験道とは日本古来から山を聖なる存在とした山岳信仰をベースに仏教の要素と混ざり合い、形作られた宗教です。

歴史は古く、明治時代になるまで人々にとって身近な宗教でした。

その修験道の指導者山の中で修行する人を「山伏」「修験者」と言います。

求菩提山はかつて山伏たちが生活をしていた山なので、石段の周りにもその跡が沢山ありました。

安枝さんおすすめ「獅子の口」

最初の石段エリアを抜けると安枝さんのおすすめスポットに到着。

「獅子の口」です。

(獅子の石像とのことですが、獅子には見えない気が…)

この石像は江戸時代に作られ、ここから先、飲食が禁止されていたそうです。

「ここに来ると、手を入れたくなりますね〜」

「インスタスポットになるかも〜」

よそから来た者としては、求菩提山にしても獅子の口にしても神聖なイメージでしたが、地元の方にとっては小さな頃から親しんでいる山。

イメージが変わる光景です。

大友さんおすすめスポットは?

安枝さんおすすめスポット「獅子の口」を後にして、先へと進みます。

次は大友さんのおすすめスポットです。

木立の中を進むと、立派な鳥居と狛犬が見えてきました。

「求菩提山といえば、私はこの鳥居です。ここからガラっと空気が変わる気がします。」

と大友さん。

確かに何とも言えない雰囲気がある場所です。

パワースポット言われるのは頷けます。

ふかふかの丸太の苔

鳥居を過ぎると今度は大きな丸太が現れました。

緑の苔が全体を覆っています。

苔が無い部分がハートのような形になっています。

「ふかふかで気持ちいいですよ」

苔に私もそっと触れてみました。

鬼神社・中宮エリア

さらに進むとまた石段が現れました。

石段の先は右手に鬼神社、奥が国玉神社中宮です。

石段を昇り、右手の鬼神社でお参りです。

ここでセラピー担当のお二人から、祀られているのはある求菩提山の求菩提山の向かい側にある犬ヶ岳の山頂に埋められた鬼の霊を祀る神社と教えてもらいました。

鬼の体はバラバラにされ、豊前の他の様々な場所に埋められたとも。

鬼神社のお参りの次は、階段突き当たりの国玉神社 中宮です。

中宮のお賽銭箱の左上に丸い穴がありますが、これはキツツキが穴を開けたそうです。

中宮横からいよいよ頂上へ

中宮のお参りを終え、いよいよです。

頂上の上宮に行くには850段という石段を登らなければなりません。

その名も「鬼の石段」です。

鬼の石段

傾斜は最大40度、鎖につかまらないと登りにくい箇所もありました。

野球選手が自主トレのために走って登ったそうです。(すごい!)

登っていくと息は切れ、徐々にペースダウンしていきましたが、案内役の方は軽やかでした。

余裕の笑顔です。

重たくなる足を何とか動かして、頂上に近づいていきました。

狭くて曲がった階段を登った先に視界が開け、建物が見えました。

頂上の国玉神社上宮です。

求菩提山の頂上、国玉神社上宮に到着

上宮にようやく到着しました。

案内役のお二人は、まずお参りしていました。

山を大切にしている気持ちが伝わります。

お参りを終えたし、せっかくなのでポーズを取ってもらいました。

いい笑顔です!

山頂は巨石がたくさんありました。

古代の祭祀の跡と言われています。

頂上で柚子茶を飲み、紅葉を眺めながら一休み

豊前市の特産品である「柚子」を使った柚子茶をいただきます。

ガイド役のお二人が用意してくれました。

美味しく温まりました。

求菩提山の山頂はちょうど紅葉していました。

「綺麗ですね」と言い合いながらしばらく体を休めました。

続きは次回の記事でお伝えします

求菩提山の頂上に無事到着し、この先は山を降っていきます。

行きとは違うコースを辿りますので、ぜひ次の記事もご覧ください。

関連記事・リンク

豊前市森林セラピー・求菩提山登山コース(個別ver.)【申込・準備編】はこちらから

> 詳細な体験レポート:体験編【後編】はこちらから

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ぶぜんノート

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フリーランスの広報支援・Webライターです。
大阪→広島→北九州市→2021年4月、豊前市へ。
noteで移住日記を書いているうちに、NOASエリアの魅力をもっと伝えたくなりジモッシュ!webに応募しました。
低山登山と温泉、歴史が好きです。

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内容は2024年04月13日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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ぶぜんノート

2021年春に北九州市から豊前市に移住したフォトライターです。
移住前からNOASエリアの歴史のファン。
美味しいごはんと日本酒と温泉が好きです。

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https://www.toyonokuniato.com

移住日記
https://note.com/buzen_note

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