ジモプチトリップvol.207 山中に潜むもの 千手観音堂と観音山横穴墓群【宇佐市】
公開日:2024年02月17日 (更新日:2024年04月13日)
ライター:Yosaroh
まだまだ様々な見所が満載のNOASエリア。地元だからこそ気軽にフラっと訪れることが出来るプチ名所を紹介していきます。
今回ライターが向かったのは宇佐市。なんでも山中にとても興味深い場所があるのだとか。一体どんな場所なのでしょうか。
アクセス
中津市三光下秣ICから県道664号線を東へ進み県道666号線へと入ります。そのまま道なりに進んで行き、途中666号線から広域農道に進みます。
しばらく進んで行くと右手に千手観音堂の看板があります。更に進んで行くと右手に横山の郷トレッキングコースの登山口駐車場があります。そちらに駐車して徒歩でこちらに向かうのがおすすめです。
今回は経路が少し分かりにくいのでナビで向かうのがおすすめです。
登山口
千手観音堂入口には杖が設置されていました。こちらは駐車場がある箇所とは別ルートの登山口の様です。
上る
こちらが千手観音堂の入口です。階段が…長い…。しかし千手観音堂が登山口であることを考えると、今回のスポットはそんなに遠くはないようですね。
あれ
いざ行かん!と気合を入れつつ、ふと看板の場所に目をやると…あれ?これは…板碑では。ジモプチシリーズで何度か出てきた板碑。心なしか梵字も見える気がします。板碑にも興味がある方はこちらもお見逃しなく!
御堂と穴
下から見ると永遠に続きそうな長さがあった階段。見えているよりもっとあったらどうしよう…と内心ビクついていたライターですが、幸いにも見えている階段だけでした。
階段を上りきると目の前には御堂と無数の穴!穴!!穴!!!なんとも不思議な光景です。
観音さま
まずは正面の千手観音堂へ。観音像自体は少し新しく見えます。とても立派な御堂ですね。千手観音はあらゆるご利益があるというオールマイティーな観音さまです。
横穴墓群
観音堂の左右を見ると、御堂を囲むように無数の穴が開いています。こちらは横穴墓群。ジモプチの読者の皆さまはご存知の通り、横穴墓群は昔の人のお墓ですね。登山口駐車場にあった看板によると、こちらの墓群は6世紀後半のものだそうです。
板碑
今までご紹介した横穴墓群は穴、そして中に装飾が施されたものでした。しかしこちらには多数の穴に板碑が置かれていました。
こちらの板碑には供養の意味合いがあるのでしょう。こちらの板碑の時代は分からず、新しいものであるかもしれません。しかし古の人々を弔う心が伝わってきますね。
とても興味深いこちらのスポット。一度訪れてみてはいかがでしょうか。
店舗名 | 千手観音堂と観音山横穴墓群 |
---|---|
住所 | 〒879-0473 大分県宇佐市下元重 |
内容は2024年04月13日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
Yosaroh
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