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ジモプチトリップvol.178 工夫に溢れた 広津渡し【吉富町】

公開日:2023年04月23日 (更新日:2024年04月15日)

ライター:Yosaroh

まだまだ様々な見所が満載のNOASエリア。地元だからこそ気軽にフラっと訪れることが出来るプチ名所を紹介していきます。

今回訪れたのは吉富町側の山国川沿いにある「広津渡し」。一体どんな場所なのでしょうか。

アクセス

県道108号線を中津市側から吉富町方面へ向かいます。山国側を渡ってすぐに川に沿って左へ。

道なりに進んでいくとすぐに説明板らしきものを発見しました。

駐車スペース有り

駐車スペースがあるのか心配していると、説明板が設置されている場所に2台くらい停められそうなスペースがありました。ありがたいですね。

広津渡しとは

説明板によると、広瀬渡しは江戸時代、庶民が川を渡るために使用されたいた渡し場で、小犬丸にあった渡し場は城下町に近いということで、庶民や下級藩士は利用できなかったそうです。

そしてこの広津渡し最大の特徴はその構造にあるのだとか。水流の方向や勢いを調整するために刎(はね)と呼ばれる石積みの出っ張りのようなものを造っていたのだそうですよ。

説明板のマップには3基の刎が記載されていますが、現存しているのはJR鉄道橋の下の1基なんだとか。

実物が見たい

説明板にも記載してくれていますが、せっかくなので実物も見たいですよね。実際の刎はどうなっているのでしょうか。

JRの鉄橋の下、ということで見てみると…出っ張った箇所がありますね!

上から

上から見てみるとこのような感じです。上の方はコンクリートで固められているので、比較的近代のものと考えられます。ということは現存しているのは石積みの部分、ということになりますね。

一見すると私たちには何気ない風景です。しかし、こうして説明板を設置してくれているので、実は貴重なものであったことが知れてありがたいですよね。ちょっとした宝探し気分でしょうか。

何か見える

ふと国道113号線の方へ目をやると、何かを発見。

あ…あれは!!ついでなので行ってみましょう。

子供の日!

国道113号線を川に沿って渡ると下へ下りることができます。下へ下りてみるとそこには鯉のぼりが!

地元の方にお話しを聞いてみると、近年子供の日が近づくとこうして鯉のぼりが掲げられているのだとか。

実は最近どんどん発展してきているこの吉富町側の山国川河川敷エリア。まだ工事中の箇所のありますが、お散歩などを楽しむ方が増えてきているそうですよ。これからの更なる発展が楽しみですね。

店舗名 広津渡し
住所
〒871-0811 福岡県築上郡吉富町広津

内容は2024年04月15日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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