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ジモプチトリップvol.59 町中城跡巡り!犬丸城跡と中尾城跡【中津市】

公開日:2020年10月07日 (更新日:2024年04月15日)

ライター:Yosaroh

まだまだ様々な見所が満載のNOASエリア。地元だからこそ気軽にフラっと訪れることが出来るプチ名所を紹介していきます。

意外と城跡が多いNOASエリア。町中にもチラホラと城跡があるのにお気づきでしょうか。今回は犬丸城跡と中尾城跡にプチトリップしてきました。

※ライターは新型コロナウィルス感染症予防に配慮した上で取材しています。
※ソーシャルディスタンスを保ち、感染リスクに配慮しながらお出かけください。

犬丸城跡へ!

今回の目的地である城跡はどちらも地域の中に溶け込んだ場所にあります。

まずは犬丸城跡を目指します。10号線を中津から宇佐方面へ進み、犬丸のセブンイレブンの交差点を海側へ進みます。

マップをご覧になっていただくと分かる通り、意外とここからはすぐなのですが、いかんせん町中なので、目印がありません。ナビに従って進むのがオススメです。

到着

交差点を曲がって道なりに進んだ後、ぐるりと囲むように地区の内部への道を進んでいくと左手奥に案内板を発見しました。

ちょうどこのあぜ道の入り口にゴミ捨て場と防火用水があるので、そこを目印にすると分かりやすいかと思います。

犬丸城とは

あぜ道を進んで行くと、犬丸城跡の説明板と御堂の様な建物が。

しかし城跡の様なものが見当たりません。

説明板によると、この犬丸城は豊後への繋ぎの城として建設された豊前五城のひとつで、加来氏の子孫が犬丸氏と名乗り、住んでいたとのことです。戦国時代の犬丸城主は黒田官兵衛の豊前入りに反対し、国民一揆に参加しました。その後、犬丸氏は黒田長政によって討ち取られたんだとか。

これが犬丸城跡!

説明板をよく見てみると、

↗︎犬丸城跡(伝本丸跡の高台)

と書かれていました。

その矢印の方向を見てみると‥

森⁈

つまりはこちらが城跡になるようです。何も知らなければ木が繁った場所、という感じですが、これが城跡だと思うと、悲しいようななんだか複雑な気分になりますね。

次は中尾城へ!

続いてライターが向かったのは中尾城跡。

こちらも同じ犬丸エリアにあるのですが、犬丸城へ向かう際に曲がったセブンイレブンの交差点を今度は山手に進みます。

こちらも入り組んでいるのでナビがオススメです。

公園?

到着した先には…公園?

城跡の「し」の字も見当たりません。

これは間違えたか?と思いつつ、中を少し散策してみることに。

あった!

公園内を歩きつつ、ふと脇に目をやると…

ありました!「中尾城址」の文字が!しかし、下に「墓地公園建設記念碑」と書いてあります。

墓地…公園…なかなかリンクしない2つの言葉です。

なるほど

更に奥へと進むとお墓がありました。

なるほど…それで墓地公園なのですね。

中尾城主の中尾氏は宇都宮氏の一族で、中尾氏も黒田氏に※討たれたのだそう。(※しかし、場所は中津城とのこと)

近くの神社へ

あまりにさっぱりしすぎている今回のジモプチトリップ…。他にも何かないものか、とキョロキョロしていると、近くに犬丸天満宮があることが判明したので、そちらにも立ち寄ってみることに。

犬丸天満宮は、かの菅公こと菅原道真を祀る神社。境内内の雰囲気も清らかで気持ちが良いです。お手水鉢もシダが生えていて趣があります。

偶然?

本殿手前に左に池が見えたのでフラフラと行ってみると、鳥居を発見しました。

よくよく見てみると…

「中尾鎮守社」

と書かれています。ん?鎮守社(ちんじゅのもり)となんぞや?と思い、調べてみると、いわゆる土地神を祀る社のことだそうです。

中尾氏、中尾城と中尾鎮守社…。

偶然なのでしょうか。調べてみましたが由来を見つけることはできませんでした。同じ土地と同じ氏…なにか共通点があるような気がしてなりませんね。

あなたが知っている地元のプチトリップスポットを募集しています。件名に「プチトリップ」と入れてyosaroh.zimosh@gmail.comまで詳細をお寄せください。

店舗名 犬丸天満宮
住所
〒879-0105 大分県中津市犬丸1530

内容は2024年04月15日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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