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ジモプチトリップvol.51 ミステリーに会いに行く! 猪群山(いのむれさん)のストーンサークル【豊後高田市】

公開日:2020年08月10日 (更新日:2024年04月16日)

ライター:Yosaroh

まだまだ様々な見所が満載のNOASエリア。地元だからこそ気軽にフラっと訪れることが出来るプチ名所を紹介していきます。

今回の行き先はまたまた豊後高田市。以前訪れた黒土地区の手前のこの地区へは、以前と同じく昭和の町入り口から真玉方面へ進み、ラーメン店が左に見えたら次の信号を右へ進むと辿り着きます。

※ライターは新型コロナウィルス感染症予防に配慮した上で取材しています。
※ソーシャルディスタンスを保ち、感染リスクに配慮しながらお出かけください。

登山道入り口へ

信号を右折した後しばらく道なりに車を走らせると左手に登山道へと続く道があるのでそちらへ進みます。

駐車場

18分ほど道なりに車で進んで行くと、まず第二駐車場へ。更にその上に写真の第一駐車場へ着きます。

ここまでの道が離合出来ないほど狭いのですが、駐車スペースはたっぷりあり、トイレも完備されていました。

記名を忘れずに

駐車場から登山口へ向かって行くと、右手に「登山記入れ」があります。

山へ入る前に忘れずに記名をしましょう。そして、こちらの山は単独での登山は推奨されていないので、必ず2人以上で登りましょう。

綺麗な青い紅葉

事前に地元の方々に聞いた感じではそんなにハードな雰囲気ではなかった猪群山。

山に足を踏み入れると、まだ青い紅葉のゲートが美しく出迎えてくれます。

これはイージーモードか⁈

こちらが紅葉のゲートになっている入口付近の登山道。

ご覧頂ける通り、整備されていて歩きやすいです。

これは頂上までもイージーか⁈

甘い

進むにつれて道の様子が変わってきました。

歩くべきところは分かるものの、先ほどとはうってかわって正に「山道」。

でもこのくらいなら余裕でいけそうな感じがしますよね⁈

山道に沿って、石が積み上げられている箇所がポツポツ続いています。

一瞬、賽の河原の話を思い出してしまいましたが、この積み石が道筋の目印になって迷うことなく進めました。

炭焼跡

進んで行くと、案内板を発見。

こちらはかつての炭焼跡のようです。

人工的に積み上げられた壁のようなものが見えますが、建物などは見当たりませんでした。

励まし

所々に案内板があるので助かります。

案内板の所に励まし⁈のお言葉が!

「だったァ よかぅおふエー!」

ゆっくり休みましょう、とのことです。

一息

この辺りから段々とハードモードに。

陽の光が見えてきた、と思ったら絶景が!

綺麗な景色に癒されるのも束の間、また木々に囲まれた山道へ。

人1人分の幅の山道、急な傾斜がこれからライター一行を襲います。

植林を記した石

入り口から30分経過。

「植林を記した石」を発見。

入り口にあったマップによると、ここまでの平均到着時間が40分なのでまぁまぁのペースです。

怖いよー

進むにつれてどんどん険しくなっていく山道。

道が狭く崖のようになっている道も…。

今回のメンバーの中には幼稚園児と小学低学年生もいたので、しっかり手と体を支えてサポートしながら進みました。

これは、この険しさを知っていたら連れてこなかったかな⁈というレベルです。

立石

こちらは「立石」。

大きい‼︎

この猪群山、名前の由来がその昔、猪が沢山いたことから付いたそうなのですが、ライター達がここを通過する際、強い獣臭が!

もしかするとニアミスだったのかもしれません。

到着?

それから険しい道を乗り越え、他の見どころスポットを過ぎ、見えてきたのがこちら。

ん?ストーンサークル?到着?

…。

と思いきや、マップにも載っていないストーンサークルのようです。マップに載っている目的地のストーンサークルとも景色が違うのでハズレのようですね。ここまで1時間15分ほど。

一体どこまで進むのか⁈

さらに歩いて行くと、八面山の和与石を小さくしたような石や、木と一体化した石など不思議なものがたくさんありました。

ここが…

半ばげんなりしながら進んで行くと、庵のようなものが。

これは休憩所に違いない!

近づいてみると、ここが猪群山の頂上でした。

頂上⁈ストーンサークルは⁈
頂上にあるイメージでしたがどうやら違う様子。

え?

キョロキョロ辺りを見回すと嫌な予感が…。

ストーンサークルとかかれた案内板の指し示す先には下りの階段…。

下るの⁈下るのか⁈
ここまで来るのにもかなりハードで、頂上と聞いてホッとしたのも重なって、もう泣きそう以外の言葉が出ません…。

上げて落とす方式ですね…(←違う)。

やったー!

それから歩き続けること6分。

やっと見えてきました。やったー‼︎

時間を見てびっくりですが、感覚的に20分は歩いた気分です。

ストーンサークルの入り口

こちらがこの山のミステリースポット、ストーンサークルの入り口の陰陽石。

手前にあった説明板で知ったのですが、この陰陽石から中は神域となっていて女人禁制なんだとか。

地域の人は今も守っている、との記述があったので、ライターもそれに従うことに。

これから中の写真は今回参加している男性メンバーにお願いすることにしました。

これが御神体

こちらがメンバーが撮影した御神体。

不思議なことに、こちらの御神体と周囲の巨石のいくつかが磁力を発しているんだそう。

そして、説明板によるとこの巨石の伝承として、

——————————————————————
石の上に山幸彦が龍宮から持ち帰った潮の干満に関する2つの珠(たま)を置いた。それで石の上部の窪みの中の水が潮の満ち引きに合わせて増えたり減ったりする。中に金魚がいて、その金魚を見ると盲目になる。
—————————————————————-

という話があるのだそう。

盲目なんて怖いですね。しかし、この巨石は約4.4mあるそうなので、その上部を見ることは容易ではないのでご安心を。

そして一説では卑弥呼の墓なのではないか、とも言われているんだとか。

謎につつまれていますね。

ストーンサークルの配置

こちらがこのストーンサークルの配置図。

肉眼で見ても分かりづらい場合にはマップで配置を確認してからのほうがサークルが分かりやすいかもしれません。

なかなか大変だった今回のプチトリップですが、それ故に参加したキッズも達成感を感じたようでした。

帰りはTシャツがずぶ濡れで寒いくらい汗をかいたので、訪れる方は着替えを用意していくことをオススメします。そして1人1Lは水分があると安心です。ライター一行はエナジーゼリーを持参したのですが、これも体力回復の助けになりました。登山記入れの所にある杖を活用するのもオススメです。

真夏に入ると気温的にも厳しいかと思いますので、春、秋がオススメです。そして道中、何箇所か猪の痕跡も見られたので、ご注意を。

猪群山、往復約3時間。時間には余裕を持って、ドリンクなどの用意を忘れずに安心安全に登頂してくださいね。

あなたが知っている地元のプチトリップスポットを募集しています。件名に「プチトリップ」と入れてyosaroh.zimosh@gmail.comまで詳細をお送りください。

店舗名 猪群山(いのむれさん)
住所
〒872-1107 大分県豊後高田市臼野

内容は2024年04月16日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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