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ジモプチトリップvol.35 これって地蔵系エンターテインメント⁈ 大内岩屋観音堂【豊後高田市】

公開日:2020年02月06日 (更新日:2024年04月17日)

ライター:Yosaroh

まだまだ様々な見所が満載のNOASエリア。地元だからこそ気軽にフラっと訪れることが出来るプチ名所を紹介していきます。

今回ライターが訪れたのはvol.29でプチトリップした並石ダムからほど近い場所。そこには衝撃の光景が!

気になる案内板

ここは並石ダム、こっとん村から反対側の湖畔。

県道29号線をダムに沿って進んで行くと、下へ下る道があります。そちらを進むと、この案内板に辿り着きます。

「ぼけ防止」、「仏のもと」、「並石川中不動」

気になるワードがたくさん・・・。これは名所の匂いがプンプンします。

ということで、案内板に導かれるままに行ってみましょう。

駐車場

案内板に沿って進んで行くと倉庫がある場所に出ました。

途中から道が細くなっていくので、車は軽がオススメです。

取り敢えず倉庫周辺を見回してみると、近くに地図を発見しました。

ん?これは・・・車のボンネット?トランク?

地図を見ると、倉庫の前は駐車場になっていたので、そちらに駐車させてもらうことにしました。地図をよくよく見ると、どうやら民家のいくつかも駐車場として開放されているようです。

小道を

倉庫脇の小道を進むと現れたのは、爽やかな小川。

蟹なんかもいたりして心が洗われます。

仏のもと

小川に掛かった石橋の先つくと、雰囲気が一変。

どうやらここは地蔵石が置かれている場所で、「仏のもと」いう場所のようです。

これらのお地蔵さまは、地元の原内さんという方が幸せを願って彫ったもので、なんと100体もあるのだとか!

原内さんの作品は幸せの石仏、と大変人気で関西、北九州、はたまたスウェーデンにも並んでいるんだそうです。

確かにこの壮観な光景は迫力がすごくて見ていて楽しくなってしまいます。

あえてライターは敬意を込めてこう呼びたい。

「地蔵系エンターテインメント」だと。

幸せの鐘・愛の鐘

仏のもとの中にポツンと鐘が。

近づいて見てみると、

「幸せの鐘」

の文字が。これは鳴らすでしょう。どんな音がするのかは実際に鳴らしてみてくださいね。

この他にも少し先の方には「愛の鐘」もありましたよ。

これは・・・

至る所に案内板があるのでありがたいのがこのスポット。

仏のもとにも例外なく先の道への案内板がありました。

こ・これは・・・。ライターの世代がバレてしまいそうですが、「ダッコちゃん」でしょうか・・・。ビニール製のあの子が木製になっております。

こういう所が結構楽しいですよね。

幼児号泣ゾーン

関心しながらお地蔵さまを見ていたところ、先客の女児の泣き声が。

見てみると、そこには仏のもとのラストゾーンとも呼ぶべき場所がありました。

道の両脇を数多のお地蔵さまがこれでもか!と並んでいたので、

「たくさん顔があって怖い!」

と泣いていました。確かに子供目線ではすごく怖く感じるのかもしれません。大人の方は逆に楽しめる場所だと思います。

新たなフィールド

仏のもとゾーンを抜けるとあぜ道がそこにはありました。

そして遠目に見える新たな案内板には

「川中不動」
「くうぜ石仏」

の文字が。くうぜ石仏はすぐに発見出来たのですが、川中不動とは?

有名な天念寺の川中不動とは別物のようです。

考えるライター・・・。

発見!

本場の川中不動は水場にあります。そしてこのあぜ道の脇には小川が!

もしかして!と小川側を覗き込んでみると、発見しました!

このトレジャーハント感。た・楽しい・・・!

ラストスパート

ここまで大いに楽しんできてしまいましたが、ここでの本来の目的地は由緒正しい観音堂。

さぁ、ラストスパートの階段です。がっちりパイプが固定されているのでありがたいですね。

到着

階段を上りきって少し歩くと、そこには御堂が。

観音様は階段の上ですが外から見ると真っ暗で少し不安になってきます。

しかし!せっかくここまで来たからには!上らないわけにはいきません‼︎

階段

なかなかの急勾配です。昔の民家の階段を思い出します。

こちらの階段からは階段脇にあるスリッパに履き替えて上がります。

観音さま

ただただ圧倒。

この岩窟の広さもそうなのですが、安置されている観音さまも立派です。こちらの観音さまはボケ封じのご利益があるとされているそうです。

こちらのお堂の2階では、先程ご紹介した「仏のもと」のお地蔵さまを作った原内さんが取り上げられている新聞や、お地蔵さまの絵なども見ることができます。

最後に

このスポットの最後にライターが見たもの、それはスポット入り口のボンネットに描かれた地図にあった「赤岩」。

この御堂を出て道なりに奥へ進むとすぐに見つけられます。

写真を見ても分かる通り、結構赤いです。

ただし、岩質的なものなのか、付近には落石のあとも見受けられたので訪れる際には十分に注意してくださいね。

ボリューム盛り沢山のスポット、大内岩屋観音堂。いかがでしたでしょうか。是非一度行ってみてくださいね。

あなたが知っている地元のプチトリップスポットを募集しています。件名に「プチトリップ」と入れてyosaroh.zimosh@gmail.comまで詳細をお送りください。

店舗名 大内岩屋観音堂
住所
〒879-0722 大分県豊後高田市一畑

内容は2024年04月17日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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