中津市で日本舞踊の師範として地元の保育園・小学生への指導に力を注ぎながら東京での舞踊公演やワークショップにも出演している花柳 里紗香(はなやぎ りさか)さん。隔年で舞踊会を開催しており、3/12(日)には3回目のリサイタルを開催します!
紹介記事内にて、日本舞踊の魅力についても発信しています。
日本舞踊と聞くと…
日本舞踊、と聞くと親しみにくいと感じる方もいるかもしれませんが、日本舞踊は伝統芸能として様々な楽しみ方ができる魅力にあふれています。
衣装・小道具・大道具は演目に合わせており、三味線などの生演奏など細部までのこだわりと演目ごとの違いを楽しむことができます。より日本舞踊を深く楽しむためには演目解説に目を通しておくこともおすすめです。(歌舞伎の場合は場面ごとに解説が入るイヤホンガイドなどもあります)
地域内で日本舞踊をひろげる活動も
現在では学校への地域にねざした子どもたちへの指導や、一人でも多くの方に日本舞踊のすばらしさを知ってもらおうと活動している里紗香師範。
舞踊道場から近い南部小学校では、地元に在住している方を講師に招いたクラブ活動が実施されており、日本舞踊のクラブでは、里紗香師範による指導が行われています。クラブ活動で踊りに触れたことをきっかけに、花柳里紗香会で本格的に日本舞踊を学び始める生徒さんもいるそうで、南部小学校を卒業した子供たちによる「今様歌舞伎組」も結成されています。
2023年3月にはリサイタルも開催
3/12(日)には『花柳里紗香リサイタル~楊貴妃~』を開催しました。
当日は長唄「楊貴妃」から始まり、
興味を持つきっかけに
「ぜひ日本舞踊を知って、学んで、楽しさを知ってほしいです」と里紗香師範。まずは知るきっかけとしてぜひ日本舞踊の公演などに足を運んでみてください。
生演奏や唄に乗せて繊細な踊りでしなやかに情緒を伝える日本舞踊。一度舞台を観て、演目に込められた意味合いを知って……など、知れば知るほど深い魅力のとりこになります。
稽古場
今回の取材にあたって、舞踊道場も見せていただきました。無垢の木による檜舞台(ひのきぶたい)は、足踏みの際の音の響きをよくするための工夫が施されています。
そして、広さも工夫のひとつです。本番の舞台に立った時と同じ動きができるよう、長さを補填するために折り返す動きがなくて良いよう、充分な広さで稽古に臨むことができます。こうした一つひとつの工夫が折り重なり、「踊りを楽しむための環境」となっているのです。
美しさを究めた文化
里紗香師範によると、実際の稽古では、お辞儀を身に着けることから始まり「型」を身に着けていくのだそう。基礎を大切にすることは、より舞いを美しく魅せることへとつながっていきます。
会では様々な公演への出演歴があり、なかつ音コンテストでの受賞歴も!これからも新たな舞台での活躍が楽しみですね。
そして最後に、日本舞踊に触れ、舞台に立ってみたいという方。一緒に日本舞踊の魅力に触れてみませんか? 稽古の見学などについては、 花柳里紗香舞踊道場までお気軽にお問合せください。
店舗名 | 花柳里紗香 舞踊道場 |
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住所 | 〒871-0049 大分県中津市諸町1814 |
電話番号 | 090-7457-5095 |
内容は2024年04月11日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
ジモッシュ編集部
地元が嫌いとか好きとかじゃなく地元にしか興味がありません! 噂を聞きつければ現地に足を運び、文字通り「地元をダッシュ」して情報発信中。 思い立ったら即行動!普段から目を皿にして特ダネをさがしています。
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