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地元で輝くあの人に密着!かがやくジモビト vol.1【髙橋有紀子さん/アンジュ・フルール1021】

公開日:2023年05月25日 (更新日:2024年04月15日)

ライター:ジモッシュ編集部

ノースエリア(中津市・宇佐市・豊後高田市・豊前市・吉富町・上毛町)で輝くあの人に密着取材するこの企画、かがやくジモビトの素顔に迫ります。

今回登場していただいたのは、宇佐市四日市でプリザーブドフラワーやドライフラワーを使用した花束、アクセサリーなどの雑貨を制作・販売されている、アンジュ・フルール1021のオーナー 髙橋有紀子さんです。

髙橋有紀子さんについて

髙橋有紀子さんは生まれも育ちも生粋の宇佐っ子。

10歳、8歳、3歳の男の子のママでもあり、プリザーブドフラワーやレジンを使用したアイテムを制作、販売する作家でもあります。

作家として制作活動を始められたのは、およそ10年ほど前。レジンの魅力に取り憑かれ、作品の中に入れるドライフラワーをコレクションし始めたのが始まりでした。

しかし、長く愛してもらえるものを作りたいという思いに反して、時間の経過で色褪せてしまったり、ぽろぽろと崩れてしまう脆さ、といったドライフラワーの特性が気になるように。

そしてある日、ドライフラワーよりも崩れづらく、長く美しさを保てる“プリザーブドフラワー”に出会い、のめり込んでいきます。

製作活動について

インタビューのためにお店を訪ねると、ちょうど新作(写真)を制作していらっしゃいました。

思いついたばかりのアイディアを形にしたもので、花びらのグラデーションが美しく表現されています。

ーーお母さん業もしながらの制作活動、そしてお店の運営などハードスケジュールな毎日かと思いますが、どんな時に作品の構想を練られるのですか?

「寝る直前までずっと作品のことを考えています。

先日も家族が食事をしている途中、どうしてもこの新作を作るために必要なワイヤーを買いにいきたくなって、ホームセンターに行ってくる!って飛び出したり。変なお母さんだと思います(笑)

夜制作を始めて、気づいたら朝だったということもあります。

そのぐらい、作家活動が生活に密着しています。」

ーー始めると周りが見えなくなるほど没頭してしまうのですね。

「そうなんです。

そして困難にぶつかった時、調べればすぐ解決するかもしれませんが、たとえ時間がかかっても解決策を自分で気づくことを大切にしています。

なので思いついたことはすぐ試したくなってしまいますね。よりよい表現や解決の糸口を見つけた時の喜びはひとしおです。

細かいことですが、より耐久性を持たせるためにはどうしたらいいか、より喜んでいただくためには、よりかわいくするためには、などパッと見ただけではわからない部分も手を込めています。

おかげさまで『長く飾っていたけど初めて気がついた!』と後日ご連絡いただくことも多いんです」

お店がオープンするまで

一度のめり込むととことん突き詰めていく、探究心のかたまりのような髙橋さん。

制作活動を積極的に後押ししてくれるパートナーの勧めもあり、プリザーブドフラワーの仕入れができる場所へ赴き、業者の方に混じって購入するようになると、あれよあれよと花材の種類が増えていったそうです。

「色違いなどを含めると100種類ほどあるなかで、自分好みの花材を80種類ほど揃えました」

ーーその頃からすでにお店のようですね(笑)お店をオープンしたいと思ったのはいつ頃だったのですか?

「10年ほど前からWEBショップで作品を細々と販売してはいましたが、お店を持つなんて…全く考えていませんでした。

ある時から説明文や写真を工夫するようになって、多くの方に手に取っていただけるようになり始めた頃、夫の方が主体になってお店のオープンが決定したんです。

3月26日にお店を開こう!といった調子で。

そんな話をする度に本当にやるの?やめない?なんて話していたくらい(笑)」

嬉しかったエピソード

ーー特に印象に残っている、嬉しかったエピソードはありますか?

「そうですね…

商品をお持ち帰りいただいた後、わざわざお電話で感動を伝えてくださったお客様がいらっしゃって、すごく嬉しかったのを覚えています。

ご自宅の玄関に、他に置き場所がないくらいアンジュフルールの商品を並べて撮影した写真を見せてくださったお客様、自宅に飾るとお店で見た時よりも迫力や存在感を感じます、とおっしゃられるお客様など、みなさんとても優しい方が多くて。本当に嬉しいです。

男性のお客様がお友達や大切な方へのプレゼントに選んでいただくことも多くて、思い出に残るものとしてチョイスしていただいたことに感謝ばかりです」

今後のお話

「私のようなマニアを増やしたい」

と語る髙橋さん。

「お店をやってみて、プリザーブドフラワーが大好きな方ともお知り合いになる機会も増えて。ここのお店のプレゼントを貰って感動して買いに来ました、というお客様もいらっしゃいました。

最近ではワークショップを行うことも増えてきて、楽しんでいただけているなと感じています。ワークショップやアンジュ・フルール1021をきっかけに沼にハマってくれる人が増えたら嬉しいです。

そしてこれからはお休みしていたWEBショップを再開したいなと思っています。WEBショップが原点なので…。

全国の方に見ていただけるWEBショップそのものが大好きで。自分もよく他の作家さんのページを見に行って購入したりするんです。なのでショップオリジナルグッズなども展開しつつ、再開できたらと思っています」

活動について

今回インタビューした髙橋有紀子さんが運営するアンジュ・フルール1021の実店舗は宇佐市四日市にあります。

アクセサリーや雑貨の購入・オーダーをはじめ、結婚式用ブーケもドレスの色や好みに合わせてフルオーダー可能。結婚式用ブーケは打ち合わせや制作のため1か月前までに予約が安心です、とのことでした。

また再開予定のWEBショップなら時間や曜日を気にせず商品を選ぶことが可能です。

あんお花が閉じ込められたレジンのキーホルダーなどは1,000円台から、ドライやプリザーブドフラワーで作られた花束はサイズにもよりますが3,000円台から販売されています。

実店舗にはさらに多くの商品が展示されており、価格も数百円のものから販売されていました。WEBショップで雰囲気を感じていただいて、お近くの方はぜひ実店舗の方にも訪れていただきたいですね!

平日は髙橋有紀子さん、土日祝はパートナーさんが店頭に立たれており、パートナーさんは板前だった経験を生かしてランチやクレープ、ドリンクなどを提供しています。

また土日祝でも、あらゆるオーダーの受付や店頭に並ぶ商品の購入が可能です。

まとめ

インタビュー中は終始和やかに、時に涙が出るほど笑わせていただいたりなど、気さくで飾らないお人柄が魅力の髙橋有紀子さん、貴重なお時間をいただき本当にありがとうございました!

プリザーブドフラワー作品とひとくちに言っても、カラフルで可愛らしい作品はもちろん、シックでかっこいいイメージのもの、葉も花も赤で統一したブーケ、人差し指と親指でそっと摘み上げるような小さなブーケなど多種多様で、髙橋さんのあふれ出る創作意欲とプリザーブドフラワーへの愛が全身で感じられるお店でした。

ここなら、大切な人を頭に思い浮かべたとき、しっくりくるプレゼントがきっと見つかるはずです。

バラエティに富んだ作品群、カフェやワークショップなど、髙橋さんが語られた「プリザマニア」への入り口はアンジュ・フルール1021の中に、様々な方向へ開いていました。

店舗名 アンジュ・フルール 1021
住所
〒879-0471 大分県宇佐市四日市1354−3 ハイスコア宇佐ビル 102号

電話番号 0978-25-6100
営業時間 10:30~19:00
定休日 不定休
URL https://www.instagram.com/angefleur1021/

内容は2024年04月15日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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ジモッシュ編集部

地元が嫌いとか好きとかじゃなく地元にしか興味がありません! 噂を聞きつければ現地に足を運び、文字通り「地元をダッシュ」して情報発信中。 思い立ったら即行動!普段から目を皿にして特ダネをさがしています。

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