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NOASエリア御朱印コレクションvol.2 胎蔵寺編【豊後高田市】

公開日:2020年06月18日 (更新日:2024年04月16日)

ライター:Yosaroh

参拝の証に頂ける御朱印。それぞれの神社仏閣によってオリジナリティーに溢れています。NOASエリアではどんな御朱印が頂けるのでしょうか。それぞれの神社仏閣の魅力と御朱印情報をお届けします。(※不定期連載)

今回ご紹介するのはエリアの中でもパワースポットとして名高い「胎蔵寺」です。

※ライターは新型コロナウィルス感染症予防に配慮した上で取材しています。
※ソーシャルディスタンスを保ち、感染リスクに配慮しながらお出かけください。

「うわさの胎蔵寺」へ

熊野磨崖仏の隣にある天台宗の寺院、胎蔵寺。駐車場は熊野磨崖仏と同一で、10台は余裕で停められる広さです。

「あなたの身に何かが起きる!運命の別れ道です」のフレーズがインパクト大のこちらのお寺。実は全国的超有名女性誌にも紹介されたパワースポットなんです。今回はそんな胎蔵寺で御朱印が頂けると聞きつけてやってきました。

入り口の看板からすごいインパクトです。
キラキラが止まらない!!

さっそく寺入り口へ

この日、ライターを温かく出迎えてくださったのは尼僧の晋誠(しんせい)さま。

早速境内へ案内して頂きます。

…と…すでに何かきらびやかな何かが見えている!!

めちゃくちゃ光っている!

境内に足を踏み入れると、そこにはたくさんのきらびやかな観音様たちが!

入り口から私たちを出迎えてくれているのは七福神なんだそうです。

さて。きっと初見の方は疑問に思うことがあるのではないでしょうか。ライターも同じ思いです。

どういうことなのか気になる!

そう!一体どのようになっているのか気になりますよね?なぜ銀色なの?近くで見たい!!

見て参りました。

なるほど!みなさま、見えますでしょうか?
銀色なのはシールのようです。

晋誠さまにお話を伺うと、このシールは通称「お願いシール」と言っていわゆる観音様に供える護符の意味合いがあるもので、分かりやすくお願いシールと呼んでいるそうです。

シールの真ん中には梵字が書かれているのですが、こちらは梵字の「ソワカ」の「カ」で、種をまくなど、様々な意味合いがあるんだそう。

また、お願いシールは初めは金色でだんだん銀色になってくるんだとか。興味深いですね。

貼り不動様

こちらは貼り不動様。又の名を「身代わり不動さま」。読んで字の如く、身体の「痛いところ、治したいところ、良くしたいところ」と同じ場所にお祈り、お願いしながらシールを貼ると身代わりになってくれるんだとか。

貼らせて頂きます

ライターもそこそこな年齢になり、ガタガタな部分が出てきているので貼らせて頂きました。
(お願いシールは入り口横の授興所で購入可能です(¥200)。)

しかしなんだか恐縮しちゃいますね。治してください〜、という気持ちより「すみませんがお願いします〜。」という思いが頭を駆け巡ります。身代わりになってくださる不動さまにしっかり手を合わせてきました。

?!

さらに境内の奥へ進もうとすると…

?!

あれは一体?!

恐る恐る遠目に確認するライター…。

……干支です。十二支がいます。

晋誠さまによると、自分の干支というのは自分を守ってくれるものなので、自分の干支にシールを貼る(護符を納める)といいのだそう。この時もお参りしながら貼る、ということを忘れずにしましょう。

大ボス?

干支の石仏に近付いていくと、石仏に囲まれるようにして大ボスならぬ龍が!

一瞬「神龍(シェンロン)?!」なんて口をついて出てしまいましたが、こちらは龍神さま。手前にある柄杓で水をバッシャバッシャかけてお祈りするといいんだそう。

どうしても持っている宝珠があのボールに見えてしまう…。

更に奥へ

境内を抜け、道なりに進んで行くと脇道にもたくさんの石仏が。この石仏は33人の観音さまなんだそうです。

観音様というのはそれぞれの人や状況に応じて姿を変えて助けてくれる(教えてくれる)のだそうで、こちらの石仏たちもそれぞれ違う姿をしていました。

また、33人と呼ばれていますが、この33というのは「いっぱい」という意味なんだそうですよ。
奥が深いですね。

御堂へ

そうこうしている内に御堂へ着きました。

こちらは延命地蔵菩薩。つまりお地蔵さまなんだそうです。

他に拝観の予約がなければ拝観可能ということで、確実にお参りしたい場合は電話で予約するのが◎だそうですよ。

このお地蔵さまが片足を出しているのは、困っている人の所にサッと飛んでいけるように、なんだとか。慈愛ですね。

ご覧の通り、この取材の際に写真を撮影させて頂いたのですが、なんとシャッターがおりないこともあるんだとか。滅多にないそうですが、その様な場合には撮影はNGとのことでした。

醸し出すオーラが凄いお地蔵さまは違いますね。そしてシャッターがおりてよかったです。

レアな文化財

完全なるご好意で拝見させて頂いたものがこちらの県指定有形文化財「懸仏(かけぼとけ)」。

稀にイベントで限定公開することがあるそうですが、平常時は非公開で写真も(多分)出てない、とのことです。

そんなレアなお宝を撮影までさせて頂きました。
ありがたすぎる!

実は胎蔵寺は神仏集合(神様も仏様も祀っているお寺)なんだそうですが、こちらの懸仏は神仏集合の証としてとても保存状態が良い状態で現在に残っている貴重はものなんです。

日本では明治時代に神仏分離令が発令され、その際にこちらの懸仏の様に神仏を一緒に祀るものの大部分は壊されてしまった過去があります。

懸仏の台座の部分は鏡(つまり神社での御神体)を表し、仏様は寺院を表しています。

授興所へ

最後入り口横にある授興所へ戻って待望の御朱印を頂くことに。

こちらの授興所にはおみくじ、又は守護石付きのお願いシール(5枚入)が¥200(税込)で販売されています。

祈祷済みのお守りも¥700でなんと某有名アニメのデザインのものも!

他にもパワーストーン(税込¥100〜)や浄化の石(無料)に触れたりと待っている間も飽きません。

開運祈願付き

実は3種類の御朱印を頂ける胎蔵寺。

こちらは開運の祈願が付いている「龍」の御朱印です。

こちらは祈祷によって祈願を授けている為、御朱印帳ではなく、紙を授けて頂く形になります。

胎蔵寺の御朱印

こちらは胎蔵寺の御本尊、阿弥陀如来を表すキリークという梵字が書かれた御朱印です。

熊野磨崖仏の御朱印

最後にご紹介するのは熊野磨崖仏の御朱印です。

こちらに書かれている文字は「南無仏」。この「南無」という言葉が、仏様に帰依(きえ)する、ということなんだそうです。

いかがでしたでしょうか。実は他にも興味深い所が盛り沢山の胎蔵寺。みなさまもシールを片手に楽しみながら参拝されてはいかがでしょうか。

たまに境内にいないこともあるので、御朱印希望の方、お地蔵様参拝希望の方は電話予約しておくと安心だということです。

山全体がパワースポットだということなので、帰る際には思いっきりパワーを頂いて帰ってくださいね。

店舗名 胎蔵寺
住所
〒879-0853 大分県豊後高田市田染平野2579

電話番号 0978-26-2901
営業時間 ※電話予約がおすすめ

内容は2024年04月16日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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Yosaroh

コーヒー、洋楽、美味しいもの…etc…が大好きな多趣味の飽き性。 気になったら気が済むまでとことんのめり込むタイプ。 本人は石橋を叩き割るほどの堅実家のつもりだが、周囲からはおかしな自由人と思われがちなのがちょっぴり悩み。 WEBライティング実務士の資格保有。

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