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豊前宇島港にて 夏のチヌ釣り

公開日:2021年07月06日 (更新日:2024年04月14日)

ライター:釣り師ウエキ

釣り歴30年のキャリアを活かして、今が旬の釣り物を追ってノースエリアを中心に各釣り場をレポートしています。

これから釣りを始めたい人や家族で釣りにでかけたい人などへの参考になれるよう、リアルタイムで情報発信していきます。

第一回目は「豊前市宇島港にて夏のチヌ釣り」レポートです。

これから狙える大型のチヌ釣りについてお話していきます。

フカセ釣りの基本

チヌの釣り方については様々な方法で狙うことができます。

落とし込み釣りや投げ釣り、チニングやダゴチン釣りetc

数ある狙い方の中から、今回は私の最も得意とする「フカセ釣り」にての狙い方をご紹介します。

フカセ釣りとはオキアミを主体としたマキエサを撒き、自分の狙っているポイントにチヌを寄せて仕掛けにウキを使って流しながら釣る釣り方で、一般的にチヌを狙う人に一番人気のある釣り方になります。

マキエサを撒き寄ってきたチヌを釣る。

簡単なようですが中々釣り人の思惑通りにいかず奥の深い釣りとなります。

テクニックなどは今後詳しく説明していきます。

タックルの説明

フカセ釣りのタックルの基本は磯竿の1号5mにリールの2500番、道糸はナイロンの1.5号にハリスはフロロカーボンの1.2号で針はチヌ針の2号クラスが筆者の基本のタックルになります。

もちろん竿の号数や長さ、糸の太さ等はそれぞれの使い方に合った大きさを選ぶのがいいでしょう。

私も離島や60cmを超える大型のチヌが狙える場所では、竿も道糸もハリスも針もそれぞれ番手の大きい物に変えます。

釣り場の紹介

豊前市には宇島港、宇島漁港、八屋漁港と3つの漁港があります。

他にもチヌを狙える場所は多々ありますが、今回は宇島港をご紹介します。

この宇島港は各所にチヌの狙えるポイントがあります。

水深は平均して5m前後で、深くもなく浅くもなく釣りやすいポイントが多いです。

沖の波止場へは宇島漁港から出る渡船を利用して渡ることになります。

釣り場は足場の良いところが多く、この時期はモイカやモンゴイカにチヌやメバルといった魚が主な対象になります。

これからはキスやタコも狙える魚種豊富な港です。

チヌの釣り方について

当日は、通称「倉庫裏」のテトラ帯にて竿を出してみました。

この一帯は足場が悪くテトラポットが釣座となるため、滑らない靴を履いての釣行をおすすめします。

どこの釣り場に出かける際も、ライフジャケットの着用を心がけるようにすると万が一の場合でも安心です。

7月上旬のこの日は長潮で、満潮04:50干潮11:50頃の潮となります。

筆者は朝マズメの下げ潮を狙って、午前中の涼しい時間だけチヌを狙います。

マキエサはオキアミ6kgに集魚剤3kg、付け餌はオキアミとダンゴをそれぞれ用意します。

足元にマキエサを撒き海中の潮の流れや餌取りの様子を伺います。

潮はゆっくりと左沖に向かって流れているようで、気になるエサ取りは特にいないようなので、オキアミを付け餌に仕掛けを投入します。

手前のテトラ際はよく釣れるが小型が多いので、ポイントを約30m沖に設定してマキエサを集め、遠投にて仕掛けが馴染んだら付けエサの重みで沈みながら流していく釣り方で開始早々に45cmほどのチヌを釣り上げます。

その後も同様の釣り方でコンスタントにチヌが釣れ、43~46cmほどのチヌを3枚釣り上げることができました。

釣り場の清掃

釣りに出かけた際には終了後は後片付けをして帰るようにしましょう。

私達の釣り方では釣座の周囲にマキエサが飛び散ったりもしますので、最後には必ず水で洗い流すようにしています。

弁当やジュース等のゴミはもちろん、エサの入ったパッケージゴミや仕掛けの入った空ゴミなど一つのゴミも捨てたり海に流したりしないように心がけましょう。

昔は釣りができてた釣り場も、釣り人のマナー違反で釣りができなくなった波止場などもたくさんあります。

今の釣りを楽しむのも結構ですが、自分たちの子供や孫の時代にも変わらず楽しく釣りができるように綺麗な海をいつまでも守っていきましょう。

ライター情報

Facebook:https://www.facebook.com/kenji.ueki.5836

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内容は2024年04月14日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

アバター

釣り師ウエキ

磯釣りを主体に九州各地の海をこれまで約30年間釣り歩き、 遠くは長崎の男女群島から地元の中津の海岸までと四季に合わせた釣り物を求めて幅広く活動しています。 ファミリーフィッシングから本格的な釣りまで、身近で遊べるような地元の釣りネタをタイムリーに発信していきます。

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