中津市・宇佐市・豊後高田市・豊前市・吉富町・上毛町エリアをダッシュする

地元をダッシュするニュースサイト ジモッシュ

【まとめ】ライフスタイル 3Rチョイス【ラジオ放送 連動】~Part.1~

公開日:2021年02月03日 (更新日:2024年04月19日)

ライター:ジモッシュ編集部

ライフスタイル 3Rチョイス』は、今年度ラジオ放送を開始し、NOAS FMの番組「NOAS !!ハイスクール」「週末ご機嫌ケイカク」にて放送しています。

 

ナビゲーターは、NOAS FMパーソナリティ 優さんです。環境問題に取り組んでいるゲストと一緒にお話を伺いながら、地球規模で問題となっている地球温暖化について学び、温室効果ガスの原因となる二酸化炭素を減らしていくために、今私たちができることを、皆さんと一緒に考えるコーナーです。

 

今回は、過去に放送してきた内容をさらにわかりやすくチョイスしてまとめてみました。

中津市役所 環境政策課の取り組み

地球規模で問題となっている地球温暖化について学んでいきましょう。

地球温暖化の主な原因は、温室効果ガスです。この温室効果ガスの90%以上は、二酸化炭素(CO2)でできていると言われています。CO2の排出を減らすと、温室効果ガスを減らすことができます。

中津市クリーンプラザ(ごみ焼却場)で廃棄物焼却等によって排出される温室効果ガスは、中津市役所の事務事業で出る温室効果ガスの約50%を占めています。

家庭から集めたごみの処理

「燃やすごみ」の日に「燃やすごみ」として収集されたごみは、すべて焼却処理されています。その為、燃やすごみに混ざっていた《資源ごみ》も焼却処理されています。

焼却による温室効果ガスを削減するためには、まずは家庭から排出されるごみの減量と、きちんと分別してごみを出していただく、資源ごみは資源ごみとして出していただくということが大切です。

家庭でできる取り組み「3R

《リデュース》少なくする、詰替用品の積極的な使用。

《リユース》再使用する、繰り返し使う。

《リサイクル》再生利用する、リサイクル品の購入。

 これに加えて「4つ目のR

《リフューズ》断る、マイバックの持参でレジ袋を断る。

ごみの減量や資源化を進めていくためには、ご家庭での「3R」に「1R」を加えた、「4R」の取り組みが非常に大切です。

■中津市のごみ事情

家庭から排出される「燃やすごみ」の中身には、厨芥類(ちゅうかいるい)と言われる調理くずなどの生ごみが39.6%と、最も多いのですが、資源ごみも全体の約16%含まれています。

その中には、紙類が約14%と最も多く、その他にも「ペットボトル」などの資源物が含まれています。

ごみをきちんと分別して、資源として排出することで、「燃やすごみ」の焼却量の削減にも繋がり、それが焼却に伴い発生する【温室効果ガス】の発生抑制に繋がります。

ペットボトルの単独収集

中津市では、令和28月からペットボトルの単独収集がスタートしています。ペットボトルは、家庭から排出され、中津市クリーンプラザに持ち込まれた後に、選別ラインを流れて、作業員が手で選別作業を行います。その後、資源物として回収され、搬出されています。

市民のみなさまのご協力により、ペットボトルの資源としての価値がBランクからAランクになり、再生資源としての質が上がりました。今後も、ペットボトルは、キャップとラベルを外して、中を洗って排出するようにお願いします。

■「生ごみ」を減量する3切り運動

むだなく、使いきり(調理する際は、むだなく使いきること)

残さず、食べきり(食事する際は、残さず食べきること)

しっかり、水きり(「生ごみ」として出す際は、しっかり水をきること)

「生ごみキエーロ」

「生ごみコンポスト化容器の購入補助」や「段ボールコンポスト資材の無料支給」に加え、新たな生ごみ処理機「生ごみキエーロ」のモニターによる実証実験もしています。

家庭から出る「生ごみ」を家庭で自家処理でき、ごみとして排出する必要がなくなりますので、ごみの焼却量の減少や温室効果ガスの削減に繋がります。

■新たな資源ごみの分別収集「容器包装プラスチック」

令和37月から新たな資源ごみの分別収集として「容器包装プラスチック」の分別収集を予定しています。「容器包装プラスチック」の分別収集により、資源化処理を行うことで、燃やすごみの減量や資源化の推進、さらには温室効果ガスの発生抑制にも繋がります。

アースデイ中津の取り組み

■アースデイ中津

アースデイ中津は、8人の子育て中のお母さん達でスタートしました。

発足したきっかけは、みなさんが子どもを持って、はじめて未来や将来を意識し始めた時に、今のこの環境のままだと大変なことになると思い、子ども達の為に何か活動ができないかと動き始めました。

■アースデイ中津が取り組む環境啓発事業

アースデイ中津

・フェスタディドルチェ

・町屋カフェ

■山望庵コミュニティカフェスペース

アースデイ中津のイベントを通じてたくさんの方と出会う中、アースデイ中津の拠点として、2017年に、「山望庵コミュニティカフェスペース」を設立しました。

環境コミュニケーション施設として、「健康に良い食」と「美」と、そして「環境のことを知る」場所として活動しています。

カフェスペースでは、地産地消をテーマに地元野菜をふんだんに使用し、調味料も手作りし、山望庵ランチやTEA HOUSEではオーガニックコーヒー、抹茶や自家製団子を提供しています。

調理で出た残菜や生ごみなどは、すべて たい肥化を行い、できるだけごみを出さない、そして訪れたお客様には身も心も健康になっていただけるようにお料理を提供しています。

■【アースデイマーケット】地球に感謝し行動しよう

毎月第3土曜日 11時~15時に、アースデイマーケットを山望庵コミュニティカフェスペースで開催しています。様々な手工芸品や有機のお野菜などおいしいものが集まり、環境を考えながら楽しめるマーケットです。

イベントでは資源になる容器やごみを減らす取り組みで様々な出店者が「地球に感謝し行動しよう」を合言葉にマーケットに参加しています。

また、マーケットの終了時には、みんなが身近にできる周辺の地域のごみ拾いを実施しています。

キャンドルナイト

中津市内の高校生を対象に次世代育成ボランティア研修を毎年開催しています。

現在起こっている環境問題を高校生に伝え、イベントや活動に参加してもらいながら、今何ができるのか?を一緒に考え、一緒に活動しようという取り組みです。

ごみを拾うこと、そして減らすこと。

啓発活動を通じて実践的な取組として「ごみ拾い」を主に行っています。「海ごみ」の原因になるのは「町ごみ」なのです。私たちが便利に使用しているプラスチックは、ごみとしても土にも還らずに燃やせばダイオキシンや温暖化にもつながります。そういったごみも資源として回収できるようになります。

■最新の家電製品で省エネを!

環境省の事業で、おうちのエコ度を診断し、その人に合ったエコへの取り組み方などをご紹介している「うちエコ診断士」の資格を持つ須賀 要子さん。今は買い換えないともったいない時代になってきているとのこと。

がまんして1つの物を長く使うのではなく、より効率の良いものを使うことがエコに繋がります。

家電製品を最新のものに買い替えることで、お財布にも環境にも良く、さらに「省エネ」や「エコ」に繋がって地球温暖化対策にもなります。

賢い選択 COOL CHOICE

温暖化がすごいスピードで私たちの生活に押し寄せてきています。

例えば災害です。水害や台風熱波というのは全て温暖化がもたらしているものです。

私たちが出来ることは「がまん」ではなく「新たな省エネ時代」です。

みなさんも、自分の子供や孫世代、そして未来の為に「賢い選択 COOL CHOICE」をし、省エネやエコに取り組みながら暮らしやすい環境を作り、温暖化対策をしていきましょう。

あとがき

様々な視点から環境問題についてお話をしていただきました。

ライフスタイル 3Rチョイスを通して、「今私たちができること」を一緒に考え、少しでも興味をもっていただき、環境問題について考えるきっかけになればと思います。

 

NOAS FMは、地球温暖化防止の啓蒙活動に取り組んでいます。

地球温暖化は現在進行形で起こっている深刻な問題です。 誰でもできる身近なことから、地球温暖化の原因となっている二酸化炭素の排出を減らしましょう。

内容は2024年04月19日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

アバター

ジモッシュ編集部

地元が嫌いとか好きとかじゃなく地元にしか興味がありません! 噂を聞きつければ現地に足を運び、文字通り「地元をダッシュ」して情報発信中。 思い立ったら即行動!普段から目を皿にして特ダネをさがしています。

コメントを残す



Instagram LINE あなたのお店を紹介しませんか?
あなたのお店を紹介しませんか?