コロナ禍で思うように外出できず、毎日がつまらないと感じていませんか?
見慣れた道でも、すこし立ち止まるだけで四季折々、いろいろな野草を見つけることができます。
思わずお出かけしたくなるような、身近な野草のニュースを紹介してまいります。
(植物の名前や特徴はライターが個人的に調べたものです。誤りがあればこっそり教えてください)
すみれ(菫)
見つけたエリア:蛎瀬川周辺
「名前はよく知っているが、花の姿をイメージできない」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。春先に小さいけれども鮮やかな紫色のお花を咲かせる野草です。
茎が細く可憐な印象を受けますが、コンクリートのひび割れから目を出すような力強さも持ち合わせています。
周囲が背の高い植物に覆われているとうまく生育できないそうで、実は自然がいっぱいなところより、定期的に手入れがされる公園や土手などでよく目にすることができます。
キツネノボタン
見つけたエリア:田んぼのあぜ道
田んぼのあぜ道など、湿り気のある場所に生えます。農作業をされる方には厄介な雑草であることが多いですが、春先には黄色いお花をたくさん咲かせます。
いちばんの特徴は果実の部分です。コンペイトウのように見えませんか?
かわいらしい見た目ですが、有毒植物なのだそうです。
草汁が肌につくとかぶれを起こすことがあります。観察の際は十分お気をつけください。
クサイチゴ
見つけたエリア:小祝港周辺
野いちごとも呼ばれます。
初夏には真っ赤で甘みの強い果実が成ります。子供の頃、秘密のおやつにしていた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
群生しているところを見つけると「教えたいけど教えたくない…!」と複雑な心境になる野草です。場所を覚えておいて、初夏にまた出かけてみましょう!
おいしい果実を守るためか、茎には鋭いトゲがありますので、こちらも観察の際は十分お気をつけください。
レンゲ(ゲンゲ)
見つけたエリア:田んぼ
王冠のような優雅なかたち、鮮やかな紫色のお花、思わず見とれてしまいますね。
ハチミツの蜜源植物としてもおなじみで、お花の付け根あたりをかじるとほんのり甘みを感じます。
根が肥料になるので昔は田んぼでよく見られていました(種を蒔いていたそうです!)が、最近は肥料が安価で手に入るため姿を減らしているようです。一面紫色な田んぼは今となっては珍しいものになってしまったのですね。
白いレンゲ
まれに真っ白なレンゲが見つかることがあります。凛としていて美しいですね。ぜひレンゲ畑に飛び込んで探してみてください。
内容は2024年04月14日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
はっぱ丸
くさタイプの社会人です。 見慣れた道でも、ちょっと立ち止まってみると、いろんな発見があります。 思わずお散歩に出かけたくなるような「地元の発見」を発信していきます!
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